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最近DM治療の新薬としてDPPⅣ阻害薬(ジャヌビア)が認可された。この薬剤はおPPⅣを阻害し、小腸由来のGLP-Ⅰ作用を増強することでグルコース依存的にインスリン分泌を促し、血糖を改善する作用があるが、さらに注目すべきことは同時に膵グルカゴン分泌を抑制することにある。実際DM症例ではグルコース負荷によるインスリン増加に平行してグルカゴンの分泌抑制が起こらず、むしろ増加する現象(奇異性上昇)が認められ、これが食後高血糖あるいは遅延型血糖低下と関連しているのではとの知見がある。したがってインクレチン投与によりグルカゴン分泌の抑制が期待でき、DM症例での食後高血糖改善が期待できる。また低血糖や体重増加を起こしにくいとの特徴もあり、臨床医にとって使用しやすい薬剤であろう。しかもジェヌビア(50mg)は1日1回投与であり、患者さんとっても良好なコンプライアンスが期待できる。当院ではまだ使用しておりませんが、来年早々からSU剤抵抗症例に是非使用してみたいと思っております。個人的にはSU剤の変わりに使える薬剤ではないかと思っております。
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