昨日、初めての裁判員裁判が東京地裁でスタートした。その前に「裁判員選任手続き」が行なわれ、地裁が呼び出し状を送った73人の中から、事前に辞退が認められた候補を除く47人が集席。手続中に2人の辞退が認められ、結局残りの45人からくじ引きなどで裁判員6人と補充裁判員3人が決定されたらしい。したがって倍率は5倍であり、選ばれるだけで国立難関大学受験のそれとほぼ同じである。できれば選任されたくないと思う方も多いと思うが、一方で名誉なことでもあると考える方もあると思う。今回裁判員6人の顔がTVで放映されたが、一般に公開されることで「厳格な守秘義務」が守れるのか?と先ず疑問を感じた。また、事件の関係者(特に被告側)の安易なターゲットになる可能性もあり、「完全な安全性」を図れるのかかなり疑問も感じた。審理に裁判員が参加することで国民の司法参加(開かれて民意)を反映させることには賛成であるが、まだまだ総論や各論で問題が残存するように思う。選ばれることの自由と選ばれないことの自由は相反するようで同権であろう(思想信条の自由)。また裁判員裁判は被告が公正な裁判を受ける権利を侵害するなど違憲論に相当する可能性もある。など裁判員の裁量には重いものを感じざるを得ない。裁判員制度が我々国民に浸透するようになるにはやはり十分な時間が必要であろう!
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