最近、オスモチンが注目されている。抗動脈効果のあるアディポネクチンに類似の構造(相同性)を有しており、これを摂取するとアデイポと同じような効果が期待されるらしい。この研究は密かに尊敬している東大医学研究部門の門脇孝教授が発見されたお仕事である。自分も臨床外来でDMやメタボ患者さんを診ていて、やはりその潜在的急速的な動脈硬化の進展を確認しているが、この進展悪化を阻止する重要な物質の一つはやはりアデイポと考えるようになった。その類似物質オスモチンは自然界の食材に結構多く含まれており、とくに植物や海草類に多いらしい。実際にはトマト・キウイ・ブドウ・りんごなどのフルーツやヒジキなどの海草類に多く含有されているらしい。また、大豆類や芋類もいいようだ。もともと進化の過程で植物が害虫から身を守るため、出きた物質(もの)らしく、その受容体活性は驚くことにアデイポの10~100倍に相当するとも言われている。したがって、食生活の重要性がさらに高まったと言える。最近ではこのサプリメントも発売されているようである。
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