厚生労働省と文部科学省合同会議において、地方の医師不足に対応するため、現行の研修医制度を見直し、希望すれば1年に短縮でき、必須科目も内科・救急・地域医療に縮小する方針を固めた。個人的にはもともとマニュアル化した研修医制度には反対であったが、そういう意味では良くなるかもしれない。そもそも医師国家試験をパスした以上、プロであり学生気分は払拭すべきであると思う。見習い医師(研修医)は実地診療では何も出来ない事あるいは医療行為の恐怖感や不安感を痛感することから始めるべきである。自分の無力さを認めることで、初めて患者さんや先輩医師と真摯向き合うことが可能になると考えている。見習い時期はせいぜい1~2年で十分。それなりに一生懸命医療を経験すれば自信も自ずと付いてくる。後は良い先輩を範として自分なりの診療や研究に没頭することであろう。ある見習い医師が「私の臨床力が付かないのは先輩医師の指導が悪いからだ!」と言ったことを聞いた事があるが、そんなことは言語道断!医師である以上、まず学生気分を払拭することが立派な医師になる第一歩であると思っている。新制度の実施は来年4月からであるらしい。
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