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先週出席した高血圧学術講演会では各臓器別に専門的立場から高血圧治療の講演があった。特に個人的興味はRA拮抗薬とACE阻害薬の併用について良好なエビデンスがあるのか?臨床的適応や認容性の問題は無いのか?などいくつかの疑問があり、明快な回答がほしかったのである。結局2剤併用することでさらなる降圧は計れるが臓器保護的な観点や副作用の問題から必ずしも全面OKではないように感じた。すなわち症例によっては強力は降圧は必ずしも良好な臓器保護にはならないケースがあり、特に両側腎動脈狭窄や心不全例およびCKD進行例では注意が必要!!であるようである。急激な過度の降圧は各臓器の虚血を促進して、むしろ臓器障害を悪化させる危険があるという訳である。高血圧を有するDM症例では結構好まれる組み合わせのようであるが、既に重篤な血管病変や臓器障害を有する場合は慎重であるべきであろう。結局ARB/ACE併用の有用性についてはグレイであると思った。むしろACEとCa拮抗薬や利尿薬(少量)の併用の方が降圧効果も高く、認容性も高いと考えられる。またアルドステロンブレイクスルー現象の回避のためにも選択的アルドステロン拮抗薬(SAB)の併用も有用であろう。
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