先週よりHP陽性の難治性胃潰瘍症例に対し、新HP除菌療法を開始したが、ランサップ(800)投与2日目に全身性の蕁麻疹が出現。臨床的にはPc(アモキシリン)アレルギーが考えられたが、中等度と判断して患者さんと相談上、抗アレルギー剤およびグリチルリチン注射剤併用にて悪化することなく、何とか1週間投与を完了した。この患者さんは慢性的な蕁麻疹体質の方でもあり、非常に心配したが何とかHP除菌が完結することができた。実はHP感染と自己免疫疾患との関連が示唆されており、ITP(特発性血小板減少性紫斑病)や慢性蕁麻疹などの疾病が上げられるが、まさに今回の症例もこれに該当すると思われます。1~2ヵ月後のHP除菌効果判定(尿素呼気試験)を待って、その効果(一石二鳥)が出ることを期待しております。
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