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 昨日大学病院研修医不足の煽りで、某地方病院の内科消化器部門の撤退のため、やむなく当院紹介となった患者さんが来院しました。その紹介状にはC型慢性肝炎・脂質代謝異常・胃炎と記されておりました。実は同病院や他の病院からもC型肝炎の患者さんがすでに3人程紹介となっており、ペグ・インターフェロン&リバビリン療法を継続している症例が2人おります。皆さん御存知かとは思いますが、この治療適応には年齢・慢性肝炎Stage(肝繊維化)・ウイルスのセロタイプとウイルス量および造血障害(貧血&血小板)などなどクリアーしなければならない医学的なハードルがあります。また治療費が高額であるため、その負担を強いられる患者側のハードルもあります。したがって、これをまず超えなければスタートできません。たとえ治療開始できたとしても造血障害は必死であり、薬剤の減量や中止の判断を毎週しなければならず、忙しい一般内科医にとってはかなりのストレスなるのは必定でありましょう。当院はすでに本療法の使用経験があり、2年前に研究会で発表したこともありまして、専門的にやっている?のではとの対外的な評価もあってか?紹介患者が増えているものと思いますが・・・。今年の4月からC型慢性肝炎治療症例(完全排除目的)に対し、助成制度が開始されることになっており、一般開業医でも避けて通れない問題でありましょう。実は最大の問題は患者の高齢化であり、平均年齢がすでに65歳を越している現状でありまして、5年以内に治療を開始しないと手遅れになる差し迫った状況であるということであります。

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