年明け早々黄色いオジサンが来院しました。65歳,男性。3ヶ月ほど前から脂質代謝異常(中程度)の診断にて、リバロ(2)1Tを内服中のクランケでありましたが、「明日出稼ぎに行くので薬を多くください!」との希望であった。何気なく顔を診ると何やら黄色っぽく、ミカンの食いすぎか?飲みすぎ?の性であろうが、黄疸では!?と感じだ。全身を拝見したが、やはり黄色っぽく「間違いなく黄疸ですね!」「新年は飲み過ぎでしたか?」「・・・。結構飲みました!」「風邪気味だとか?体調が悪いとかありますか?」「・・・。特にありません。」「それでは最近誰かに黄色っぽいと言われたことは?」「・・・ありません!先生!明日出稼ぎに行く予定でキップを買っているのですが・・・」「それは残念ですが、黄疸の原因がはっきりしませんので、とても危険ですよ。東京で倒れるかもしれませんよ。とにかく、緊急血液生化学検査とエコーを致しましょう!」「・・・」てな訳で緊急の検査をしたところ、総胆管の著明な拡張を認め、”黄疸”の原因は閉塞性であり、膵臓癌が最も疑われました。入院させ精査・治療予定です。臨床的に無症候性の黄疸は悪性が多々あると思っております!
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