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2007.12.11 05:49 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  タッカ―  | 推薦数 : 1

変調!患者様!神様!?

 自分は開業して16年目になるが、どうもここ数年患者の質が変わってきたような気がする!先日も感染性胃腸炎(ノロ?)と考えられる中年男性患者さんが午前中来院し、点滴と投薬を受けて一時帰宅したが、下痢症状が全然改善しないと夕方終了ギリギリに血相を変えて来院。「何故点滴をしたのに下痢が治らないのか?」「お薬は飲みましたか?」「腹が痛くて、食事が出来ないので、飲んでいない!」「それでは下痢は改善しませんよ!ですから飲んでください!」「点滴に下痢止めは入ってなかったのか?てっきり入っているものと思っていたが!?」「そもそも点滴の下痢止めはありませんよ。下痢による脱水改善効果と栄養補給が目的で点滴したのですよ!」「そんな説明は聞いていない。説明責任を果たしていない。とにかく下痢を早く直してくれ!」「・・・!?」と延々30分押し合い問答を繰り返し、”ブツブツ”言いながら返っていった。その3日後その患者は再度夕方来院「さっぱり下痢が良くならない。病院に来たら急にもよおしたのでトイレに入ったら、ガスしかでなかった。」「下痢便がでないということは改善してきているのではありませんか!」「・・・」「実は今日会社に行ったのだが、下痢症状が治るまで来るなと言われた。」「・・・」「ここ3~4日風呂に入ってないのでぽかぽか温泉(近所の公衆浴場)にこれから行っていいか?」「・・・」などなど延々30分。自分は呆れて「どうでもいいや!好きにして!」と言おうと思ったが踏み止(とど)まった。そして襟を正して言及したが、「医師の指示に従ってください。それが嫌なら他の厳しい名医を紹介いたしますよ。よろしいですか?」「・・・」最近の患者は”患者さん”ではなく、”患者様”に昇格しており、基本的にわがままで、医者に対し敬意など微塵も無く、神様(気分)にとめどなく近い存在になりつつあるのかも知れない。自分としてはやはり”医者を信用して頂かないと良い医療はできない”と考えます。ですから「患者さん」までは我慢できますが、「患者様」は論外であります。ちなみにこの患者さんは食品加工業にお勤めの方でありました(どんだけ!)。

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