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2007.12.04 08:10 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  医療事故  |  タッカ―  | 推薦数 : 0

疑惑!?胃検診の内部事情!

検診車 2年ほど前から、秋田県予防衛生協会に委託されて、MDLの読影を担当している。MDLの基本的撮影写真(レリーフ像・充影像・二重造影・圧迫像)の内、レリーフ像と圧迫像がしばしば省略されており、なおかつ食道二重造影がない写真がほとんどである。これはいかがなものか?担当者の技師に問い正したところ、集団検診なので時間がなく、実際やもおえない事情であるというのだ?小生は納得せず少なくても、つかえ感や胸やけ症状の症例では食道部を撮影するよう依頼したが、改善したのは最初の1ヶ月位でその後は元に戻っていようである。したがって、小生に振り分けられたMDL(間接)症例は予審表で食道部の自覚症状がある場合必ずGTFに回すようにしている。ちなみに予防衛生協会での癌発見率0.03%前後であり、年々低下傾向を示している現状である。MDL撮影の質的な評価はいいとしても、MDLの基本的撮影写真の欠落は問題である。また、結果的に胃癌発見率の低下は胃検診としてのMDLの限界(経済効率からも)かもしれない。これからの時代はGTF検診あるいはPET-CTに当然切り替わっていくべきであろう!最後に検診の最大の問題は定期的に受けている患者さんではなく、全然受けていない方である。その掘り起こしこそが、検診の最大課題であろう!ちなみに秋田県は胃癌死亡率日本一であります。

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