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自分は15年程準看護学院の非常勤講師として教鞭を執っております。始めは病理学(総論)を担当しておりましたが、後半は内分泌・代謝を教えております。初回講義には必ずホルモンの重要性と環境ホルモンの恐怖について生徒に話をしております。特に環境ホルモンの影響で精神活動に障害が発生することを強調しております。つまり環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)は超微量で生体に作用し、標的臓器のレセプターと競合してホルモンの活性を阻害し、生殖器ホルモンを撹乱するでけでなく、胎児期から脳神経にも作用して、赤ちゃんの知能指数や精神遅滞あるいはその後の精神障害や運動機能低下に深く関係していると言う事である。代表的な環境ホルモンとしてはダイオキシン・PCB.ビスフェノール・トリブチルスズなどがあるが、最近「多動症」「切れやすい」など子供の社会問題(事件)との関連が注目されている。この問題についてはまさに10年前『奪われし未来』というタイトルで米動物学者ジョン・ピーターソンらが出版しているが、全米で評判となり、全世界で翻訳・出版されるに至っている。これらの物質は農薬や食品添加物に混在しており、知らず知らずの内に私たちの体や脳を蝕んでいる・・・ということである。
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