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某Y病院に夜間当直した時のことである。秋も深まり紅葉(もみじ)で敷き詰められた舗道を車でその病院へ・・・。到着すると院長が直接出迎えてくださって、気分よく病院入りしたのですが・・・。夕食を済ませ、病棟ナース室へ出向いて、重症クランケの状態の説明を受け、急変の場合はすぐに連絡する様話して当直室に戻った。その部屋は病院の奥まったところにあり、節電のためか?辿り着までの廊下が真っ暗であり、4階の部屋まで階段を登らなければならなかった。部屋で医学関連書を読みあさっていると、何やら?階段を登る足音が「スタ~・スタ~」とするではないか?気にせず無関心でいると・・・。暫らくして、さらに「スタスタ・・スタタ」とやはり階段に足音が・・・。少し薄気味悪く思いましたが、自分は無関心を装っておりました。するとすると今度は「スタスタスタタ・スタスタスタタタ・タタタタタ」と足音が激しく鳴り響き・・・。やはり此方に向かって来るようなム~とした気配を感じたかと思ったら、「コンコン・コンコン」と部屋のドアをノックする音がしまして、心臓の鼓動が激しくなる中、「誰(どなた)ですか?」と答えたが、返事がありません。そしてまたまた「コンコンコン・コココココン」と激しくノック音が・・・・!?暫らくの空白の時間(とき)を破って「誰だ!」と言うなりドアを開けましたが、誰もいませんでした・・・。翌日ナースにその話をしたところ、当直室はかつて特室であったらしく時々そのクランケがうろうろしているらしい・・・との事。・・・・・。
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