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以前仙台の北沿岸にある某S病院に当直に行った時のことである。その病院は最近新築したらしく、「さぞ!新しい病院であろう!」と弾む気持ちを抑えて出向いたのですが、病院内を一通り案内された後、「先生の当直室は離れになりまス!」との冷たい言葉。な!何と!当直室は隣接する旧病院の中に存在していたのである。かなり老朽化しており、昭和初期の匂いがモ~っと立ち込めておりました。玄関ドアも引き戸で錆び付いているためか!ガタガタ悲鳴を上げなからやっと開く状態でありました。「こちらが先生の当直室になります・・・。食事は出前になりますので、6時頃までに事務までお電話ください・・・」と言うなり足早に事務員(?)は去っていった。「なんか薄気味悪いな・・」と思いながら、当直室で暫らく休憩していたが・・・。出前注文の時間になり、チャーハンに野菜炒めと餃子を注文してその到着を待つことになった。30分経ったでしょうか・・・。ガタガタ引き戸を開ける音がしたので、「出前がきたな~」と思い、待っていましたが、5分経っても10分経っても、なかなか当直室まで出前が着(き)ません。”おかしいな?”と思い事務に電話して「出前はまだですか?」と確認した所、「申し訳ありません。もう着くころだと思いますが・・・。暫らくお待ちください!」との冷たい返事であった。それから30分程経ってようやく出前が届いた訳であるが、なにやらラップ包装の料理がかなり冷たくなっていて泥が付着しており、作ってから相当時間が経っているように感じた・・・。翌日ナースに「出前屋は遠いの?」と何気なく聴いてみたら、「すぐ近くですよ!その店は出前が早くておいしと評判であったんすよ!」と笑顔で答えた。「あ・そうそう・そういえば1週間程前にその店主が配達中に不慮の事故で亡くなっているんですヨ・・・!」「・・・・・・・・!?」
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