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ある日の朝!某出張病院に交代で小生が行った初日のことである。いつも通り、連絡日誌に目を通すと、気になるクランケの記載がありました。さっそく、常勤内科医を呼んで病歴&病状経過を詳細に聴いたところ、次のような説明であった。45歳の男性で10日間前より微熱があり、風邪症候群の診断で、風邪薬を投与されていた。3~4日前より38℃を越える熱型を示し、血尿を伴うようになり、全身状態が悪化してきているとのこと。白血球は一時減少(1800)したが、その後は増加して昨日は7800で正常値に復しているが、軽度貧血(360万)と血小板減少(84000)が認められた。その他の生化学検査では肝障害(軽度)以外大きな問題ななさそうとのことであった。常勤医の話では腎盂腎炎を併発したのであろうとの見解であったが・・・!?小生は造血障害の変動(特に白血球)に疑問を感じ、末梢血標本と尿沈さを再顕視したところ、何と!どちらにも白血病細胞が大量に観察され、大型でアズール顆粒が豊富で脳回転様の大型の核と核小体が明瞭な細胞の出現,つまり急性前骨髄性白血病(APL)(M3)と診断した。DIC必須の病態でもあり、即大学病院第3内科に連絡して、翌日緊急入院となりました。その後、クランケは強力な化学療法と抗DIC療法(ヘパリン)で一時CRに達し、急死を免れた症例であります。非常に幸運!としか言いようがありません。連絡日誌よ!今日も有難う!
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