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心に残った患者さんシリーズパート3である。その患者さんは60歳台のダンディな男性で難治性の貧血と易出血で精査入院になった方である。精査の結果、再生不良性貧血と診断され、ステロイド療法を開始していた。ある日の朝、小生の回診時に左頬部の発赤に気ずき、皮膚細菌感染(軽度)であろうと考え、抗生剤を投与しましたが、あまり効果なく、みるみる顔面全体が腫れあがった。かなりの疼痛を訴えたたため、三叉神経ブロック(ペイン治療)を施行した。痛みは軽減したが腫れが治まらず、しばらくして敗血症性ショックおよび脾梗塞を併発して亡くなった。後で、付き添いの奥様に聞いた話だが、鼻毛を抜く習慣があり、その時の傷が原因であったろうと推測された。特に再生不良性貧血症例では鼻毛に細心の注意が必要であろう・・・!
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