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患者さんとの多くの出会いと別れは医者を少しずつ育ててくれるものである・・・。記憶に深く残っている患者さんのことは大学を離れ16年経とうとしている今でも脈々と自分の心に生きずいているなんてちょっと不思議な気持ちであります。コスモスが綺麗な季節になると、その幻影をダブらせてしまう少女がおります・・・。彼女はベレー帽が似合う16歳の可憐な少女でありました。やはり、リンパ性白血病(初回治療)に侵されており、緊急入院となった方のです。その後順調に治療を完了して、CRとなり外来通院となったのですが・・・。やはり再発して再入院となってしまいました。結局治療抵抗性となり、いよいよ臨終を迎えようしている時、家族が見守る中、「先生!諦めないで~!」「・・・・」最後の言葉が小生の耳に残っております。天使の声だったのかも知れないと・・・・!?そして「御臨終です!」と震える声で誰かが呟いた・・・。
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