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ストレスの多い職種は何であろうか?我々医者もかなりのストレス環境に置かれているのは事実であろう。古今東西ストレスの嵐が吹き荒れている訳だが、かつて小生が20から30歳台の頃はダンパ/カラオケ/ディスコが定番で、夜遅くまで飲み歩き、ハシャギまくることで、ストレスを発散した覚えがあります。しかし最近ではストレス解消法が様変わりしているようです。かつての「のむ」「うつ」「かう」ではなく、「(薬を)のむ」「うつ(病)」「(宝くじを)かう」に変貌しているらしいのです。小生も開業15年になりますが、未だに借金が減らず、「3億円の宝くじ!当たらないかな!?」と時々魔がさしたようなうつ状態(発作)になることがあります・・・。人間の弱さや煩悩がある限り、この世から無くなる事のないであろう心の葛藤(うつ状態)から、抜け出せるのはいつのことであろうか!?
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小生が入局後半年で、医局内の派閥構成や人間関係の確執をうすうす感じ取れるようになった。そして、何より自分の現在置が何処にあるのか段々判ってくる。今後自分は如何したいのか?如何すべきなのか?を考えなければならない時期でもある・・・。小生の場合は癌研というプロ集団に所属している以上プロの端くれとしてのプライドを持ち、多くのDr.と何らかの接触を持ち、彼らの意識や知識を肌で感じたいとの一心であった。結果的に今考えると成功であったと思っている。とにかく、いい医者(名医)と言われている人は精神的にも肉体的にもタフであり、まずは見習うべき事であると痛感した・・・。その後、大学入局して改めて感じる問題もあったが、その基本的な対応は癌研研修時代に培われたもので、十分対応できたと考えている。研修医の諸君頑張ってください!!
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小生が癌研入局中に驚いたことがあります。それは特に早期胃癌患者の精査であります。当時癌研では精査目的の症例すべてに胃チューブを挿入し、胃液を完全に抜いてからMDLを開始いたします。また、通常胃蠕動を完全阻止のため、ブスコパンを2A使用しておりました。したがって、心臓病(特に心筋梗塞症例の除外)症例では最新の注意は必要であるが、当時の消化器診断部のスッタフは必ずしも循環系は得意としておらず、心配な面も多々あった・・・と思います。とにかく、ガッチリ前処置後、MDLの精査に入る訳ですが、その枚数は50~60枚に及ぶことがありまして、専門のDr.に「何故そこまでレントゲン写真を撮る必要があるのですか?」と質問したことがありましたが、「雑誌掲載に耐えられるレントゲン写真はこの内、せいぜい数枚であり、瞬間瞬間を一生懸命とるしかない!」との猛烈な熱い返答でした。MDLに賭ける熱い思いが伝わってきたように感じて身震いがしました。(これぞ!プロ!!)
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癌研入局後、2例目の造血器腫瘍の症例が、緊急で午後の外来に来院。先輩内科担当医が、急性白血病疑いということで、小生に緊急連絡があり、早速同症例を診察、緊急血液検査と骨髄穿刺(マルク)を施行し、骨髄像をカウントしたところ骨髄芽球/前骨髄球が70%以上あり、急性骨髄性白血病と診断しました。実は小生の義父が白血病の大家(Dr.宇塚)であり、電話連絡を取りながら、当時の最新化学療法(DCMP-2Step therapy)を開始し、1ヶ月半後にはCR(完全寛解)に達し、その後維持療法を継続しておりましたが、6ヵ月後には退院となった。これがきっかけで2年後、東北大学(第3内科)入局後は造血器腫瘍学を専攻することになりました。やはり小生にとっては当時、癌治療で最も進んでいた造血器の化学療法/骨髄移植が魅力的でありまして、「外科医の手を借りることなく、内科医が診断し、内科医が治療して、CRに達することができる専門分野である!」と確信しておりました。しかし、実際には他科の多くの専門医の指導を仰がなければならない訳でありますが・・・。
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小生は癌研時代にゴルフのラウンドを始めて経験いたしました。癌研の故黒川名誉医院長がお好きで、年1回ゴルフコンペがございましたが、小生も下手くそながら、参加させていただきました。先輩ゴルファー(ゴルフ歴20年)からゴルフマナーの手解きを受けまして、ゴルフは結構紳士のスポーツなのだな!と思っておりました。ラウンド当日、その先輩Dr.の車に同乗させて頂き、一緒にラウンドした訳ですが・・・。たまたま調子が悪かったんでしょう?池越えの120ヤードのショートホールで池に連続5個ほど入れてしまい、呆然とした先輩Dr.に声をかけれなかった事を思い出しました。とにかく、ゴルフは奥が深く、性格が出るものだ?と痛感しました。今では結構、小生も上手になり、ハンディが現在14になっております。しかし、いまだに池越えになると異常に力んでしまうのは、過去の記憶がトラウマになっているからでしょうか!?
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夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、われわれ夫婦は結構よく喧嘩をしました。もちろん口喧嘩ですけれど・・・。よく考えてみると、小生が申年で妻が戌年でありまして、まさに”犬猿の仲”であります。前回”減点パパ”のコーナーで申し上げた通り小生には持ち点が無く、0からのスタートですから・・・。たまには小生も怒りたくなるのは当然でしょう!?妻は「絶対に嘘はいけない。誠実に答えて頂戴!」と陪審員のような口調で問いただし、「すべての結果責任は小生のみにあり、彼女には全く非はない」という立場なのです。小生としては「100%私が悪いということは非現実的であり、彼女にも数%の過失は在り得るはずだ!」という主張なのですが・・・。とにかく、夫婦円満のためには”非勝三原則”を遵守して正しい夫婦マナーをキープすることが肝要です!?
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先輩内科医師が”奇妙な胃”を発見したと医局に走り込んできたことがありました。さっそく医局内でそのMDLの症例検討会が始まり、検査医の報告とその画像を拝見させていただきましたが、確かに奇妙は胃の形態を示しておりまして、本来の胃の他にその大湾サイドに、もうひとつ三ヶ月型の胃がくっ付いているように見えます・・・?これは一体何なのでしょうか?ガストログラフィンを使った再検やGTFおよびC-Tスキャンなどで漸くその全貌がわかりました!!何と本症は胃癌(スキルス型)で、一部大湾側が穿孔して造影剤がリークしており、それを大網が覆い被さって、三ヶ月型の死腔を形成、一見胃袋が2つあるように見えるという訳です。その後、同患者さんは小生が主治医となり、化学療法(UFT400㎎経口)を継続して、2年ほど生存いたしました。癌性腹膜炎のよる腹水の合併は最後の最後にみられ、比較的全身状態は良好でありました。(左上の進行胃癌Ⅳ型に相当します。)
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前回癌研Dr.2人が同時期に急性肝炎になった事例を報告致しましたが、簡単に解説いたします。その内科医は検査に命をかけた猛烈Dr.であり、とにかく遅くまで医局で仕事をし、帰宅せず飲み会に直行し、朝まで飲み明かすタイプ。一方、外科医は真面目で几帳面であり、もちろん、オペ後(最近擦過傷既往あり)は当直して待機し、結果的になかなか帰宅できないタイプ。いずれも元来健康で投薬などはいっさい受けていない医師でありました・・・。回答は選択肢Aが正解で内科医がA型で、外科医がB型でした。なんとなく理解できるような気がするのは小生だけでしょうか!?今となっては、急性肝炎B型罹患の外科医の先輩が心配です。もしかして慢性肝炎(C型)の重複感染をしていないか?ということです。その当時はまだC型肝炎ウイルスは同定されておらず、non-A non-Bと言われておりました。
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癌研の医師2人が相い次いで急性肝炎に罹患し、入院したことがありました。どちらも小生が非常にお世話になっている先輩Dr.でありまして、当然お見舞いにあがりましたが、思ったほど以上にお元気で、お忙しい先生方にとっては良い休養になったかも知れません。さて、ここで問題ですが、2人の肝炎罹患Dr.の専門は内科消化器科と外科呼吸器科でありましたが、さてそれぞれのDr.が罹患した急性肝炎の種類(型)はどれであったでしょうか?(選択肢A):内科Aで外科B、(選択肢B):内科Bで外科がA、(選択肢C):内科も外科もB、(選択肢D):いずれでもない。の4択ですが、いかかでしょうか!?国家試験にはでない問題ですが、実際にあったことですので、当然答えはあります。本回答&解説は次回とさせて頂きますので御了承ください。是非考えてみてください!!
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