小生は研修医直後より入院ベッドを持っていた。もちろんオーベン(指導教官)付ではあったが、治療方針について、時々看護婦長や看護主任と衝突した。看護サイドから言わせると”研修医の分在で何がわかる!?”と言わんばかりでした。小生も医師としてのプライドが少しずつ育ってきておりまして、ある日、某患者さんの治療内容について、”高齢者であり、脂漏性皮膚炎も併発しており、基礎疾患についてはまだはっきりしていないが、全身管理をまず優先すべく、10%イントラファット250mLの点滴をオーダーしたいのですが・・・・!”主任看護婦は”こんなもの点滴しても皮膚病変は良くなりはしないと・・・”吐きすててるように言った。しかし、その3日後より、皮膚の脂漏病変はみるみる改善し、1週間後にはきれいな皮膚になった。結果的にはやはり慢性の栄養不良に起因する必須脂肪酸の欠乏が原因であったのだろう!!そんなことがあってから、看護婦サイドからの受けもよくなり、良好な医療関係および人間関係を構築することができるようになったようである。
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