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うちの病院は分娩を扱っていません。
が、近くの助産院に通っている妊婦のスクリーニング健診をしています。
異常があれば、分娩を扱う大きな病院に紹介します。
金曜日、助産院からスクリーニング健診依頼の妊婦さんが受診。
子宮頚管長17mmと短縮あり、子宮口は閉鎖していますが、切迫早産の所見です。
加えて、胎盤内に約5cm大のlow echoic partあり。
内部にはjet噴射しているような血流も見え、大きな病院で診てもらうべきと判断。
いつもお願いしている市内の周産期センターに連絡。
産科のDrに説明したところ、NICUに聞いてからまた連絡しますとのこと。
5分後電話が掛かってきます。
残念ながらNICU満床のため、もうひとつの市内のセンターにお願いしてほしいとのこと。
仕方がないので、もうひとつの病院に電話。
こちらも、確認してからまた電話しますと、いったん受話器を置きます。
そして5分後、これから出血の妊婦が搬送されてくるのと、学会出張で人員が少ないので、受けられないと・・・
初めに電話したところに断られたので、そちらに依頼したんですが、と食い下がるものの、
申し訳ないけれど、隣の市の周産期センターに頼んでほしいと言われます。
無い袖が振れないのはこちらも痛いほど分かるので、隣の市の病院に電話。
そこの病院には同じ大学医局のDrがいます。
市内の二つの病院に断られたことを話し、患者の状態を説明したところ、
いいよ~、との返事。
ありがとうございました!と礼をいい、早速紹介の準備です。
紹介先が決まるまで約30分。
3つ目で決まったので東京や大阪などの大都市圏よりは全然楽なほうだと思います。
でも、この地域にとっては、今まで市内の二つの病院のどちらかが受けてくれていたので、
ちょっとショッキングな出来事です。
周産期医療の崩壊はいまだ進行中です。
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