| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 |
この時期、うちの病院では「育成面接」なるものが行われます。
副院長やら診療部長クラスのDrと、昨年度の振り返りと今年度の目標などを話すものです。
産婦人科は私一人だけなので、面接は外科の部長Drと設定されました。
面接といってもそれほど堅苦しいものではなく、日常でも時々症例について相談をしたりする先生なので、気楽に話をさせてもらいました。
面接の終盤、話が研修医のことに及びます。
うちにはなぜか産婦人科志望の初期研修医がいます。(常勤医は私一人なので、分娩も扱っていないし、大きな手術もしていないうちの病院に)
今は内科ローテートをしていますが、モチベーション維持も含めて、婦人科外来の見学に週1回入っています。
フツーは1年目の最初は内科ローテートのプログラムにしているのですが、産婦人科志望ということを初めから聞いていたため、気を利かせて、彼の場合外科ローテートから始まりました。
しかも、規定では3ヶ月のところを6ヶ月にして・・・
外科6ヶ月終わってから内科に移行したわけです。
外科部長「ところで、S君はどうですか?」
私「産婦人科の外来見学は順調に出来ています。内診もエコーもさせてますし。ただ、手先はあまり器用ではないみたいで、この前救急のDrに、簡単な縫合をさせたけど、もう少し練習させた方がいいね、と言われたばかりです・・・」
外科部長「そうか。外科も最初に半年間来てたんだけど、なかなか難しいね~。彼は外科系には向いてないと思うんだけどね~」
私「えっ?それって・・・ どうしたらいいんでしょう・・・?」
外科部長「そうだね~、難しいね~」
そんな~って感じです。
確かに不器用な人もいれば、器用な人もいるし、
でも、私は自分が不器用な方だったのであえて言わせてもらうならば、
やっぱり練習量ではないかな、と思うのです。
自分が不器用であれば、他の人の何十倍も練習すれば、出来るようになるんじゃないかと。
ある程度の差は仕方ないにしても、基準のラインまでは練習量を増やせばいけるハズだと思います。
S君は、貴重な産婦人科志望の「男性医師」です。
きっと、出来るようになるはず、いや、出来るようにさせなければ・・・と強く思ったのでした。
空いた時間に糸結びの練習をするように言い、外科の若いDrに縫合等の簡単な処置の時にはSを呼んでもらうよう、お願いしました。
向いているか、向いていないか、そんなことはやってみないと分からないと思うし、
ましてやそれは、自分が決めることであって、他人が決めることではないのかな、と思います。
S君、産婦人科がやりたいという、その意思さえ強ければ、やっていけるはず。
その意思がある限り、私は応援するよ。
絶滅危惧種である「産婦人科男性医師」ではあるものの、立派に成長することを願って止みません。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)