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2009.06.21 16:13 |  仕事 / 職場  |  ゆう  | 推薦数 : 2

外科系、向いてないよ

この時期、うちの病院では「育成面接」なるものが行われます。

副院長やら診療部長クラスのDrと、昨年度の振り返りと今年度の目標などを話すものです。

産婦人科は私一人だけなので、面接は外科の部長Drと設定されました。

面接といってもそれほど堅苦しいものではなく、日常でも時々症例について相談をしたりする先生なので、気楽に話をさせてもらいました。

 

面接の終盤、話が研修医のことに及びます。

うちにはなぜか産婦人科志望の初期研修医がいます。(常勤医は私一人なので、分娩も扱っていないし、大きな手術もしていないうちの病院に)

今は内科ローテートをしていますが、モチベーション維持も含めて、婦人科外来の見学に週1回入っています。

フツーは1年目の最初は内科ローテートのプログラムにしているのですが、産婦人科志望ということを初めから聞いていたため、気を利かせて、彼の場合外科ローテートから始まりました。

しかも、規定では3ヶ月のところを6ヶ月にして・・・

外科6ヶ月終わってから内科に移行したわけです。

 

外科部長「ところで、S君はどうですか?」

私「産婦人科の外来見学は順調に出来ています。内診もエコーもさせてますし。ただ、手先はあまり器用ではないみたいで、この前救急のDrに、簡単な縫合をさせたけど、もう少し練習させた方がいいね、と言われたばかりです・・・」

外科部長「そうか。外科も最初に半年間来てたんだけど、なかなか難しいね~。彼は外科系には向いてないと思うんだけどね~」

私「えっ?それって・・・ どうしたらいいんでしょう・・・?」

外科部長「そうだね~、難しいね~」

 

そんな~って感じです。

確かに不器用な人もいれば、器用な人もいるし、

でも、私は自分が不器用な方だったのであえて言わせてもらうならば、

やっぱり練習量ではないかな、と思うのです。

自分が不器用であれば、他の人の何十倍も練習すれば、出来るようになるんじゃないかと。

ある程度の差は仕方ないにしても、基準のラインまでは練習量を増やせばいけるハズだと思います。

S君は、貴重な産婦人科志望の「男性医師」です。

きっと、出来るようになるはず、いや、出来るようにさせなければ・・・と強く思ったのでした。

 

空いた時間に糸結びの練習をするように言い、外科の若いDrに縫合等の簡単な処置の時にはSを呼んでもらうよう、お願いしました。

向いているか、向いていないか、そんなことはやってみないと分からないと思うし、

ましてやそれは、自分が決めることであって、他人が決めることではないのかな、と思います。

S君、産婦人科がやりたいという、その意思さえ強ければ、やっていけるはず。

その意思がある限り、私は応援するよ。

絶滅危惧種である「産婦人科男性医師」ではあるものの、立派に成長することを願って止みません。

 

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