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< 3日続きの妊婦健診未受診 | メイン | 研修医ではないんだけど・・・ >
2009.06.06 05:02 |  診療  |  ゆう  | 推薦数 : 2

再度コンジローマ

18歳 女性

主訴 外陰部のできもの

 

聞けば、3ヶ月前に近医でコンジローマ焼却術をしたとのこと。

その後、また同じようなブツブツが出来たので診て欲しい、と。

診察台に上がってもらい、見ると、外陰部にいっぱい腫瘤が・・・

見るからにコンジローマの病変です。

肛門周囲にも、膣内にもありました。

 

カレも症状があるんじゃない?と聞くと、

そうみたい、と答えます。

カレも泌尿器科にかかっているようです。

3月に自分が治療したとき、カレも一緒に治療したのよね?と聞けば、

そのときは病院に行っていなかった、と・・・

自分だけ治しても、ダメだよ~

カレの方もそのとき小さいいぼが出来ていたようですが、大丈夫だろうとタカをくくっていたようでした。

 

子宮がん検診をして、念のためクラミジア、淋菌の検査も追加しておきます。

病変が広いため、日を改めて腰椎麻酔下で焼却することにしました。

 

そして、昨日。

大学派遣のDrと一緒に処置します。

朝、Drに、「今日、午後からコンジローマ焼却が入っています」と伝えます。

Drが「え、またあの人?」と言われます。

そう、今年3月にもコンジローマ多発の患者の焼却術をしたのでした。

いえ、別の人です・・・

 

腰椎麻酔下で電気メスで腫瘤を焼却していきます。

ちなみに、前回外来で施行したクラミジア、淋菌検査は両方とも陽性でした・・・

見事なSTD(性行為感染症)複合感染です。

HIV検査もした方がいいかもしれません。

 

手術は無事終わりました。

しばらくは外来に膣洗浄に通院してもらう予定です。

もちろん、クラミジア、淋菌の治療薬も処方します。

 

痛い目に遭わないと分からないのは、ちょっとかわいそうな気がします。

やっぱり、性教育が大事・・・ってことでしょうか?

再発防止するために、目の前の患者にはしっかり教育するつもりですが、

STDに罹らないための予防教育が一番大事で、一番難しいところだと思います。

自分ができる範囲で、やっていくしかないとは思いますが、時々自分の無力を感じて虚しくなるときもあります。

 

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コメント

コメント一覧

ゆう先生。


コンジローマはたいてい小さな病変で、20個以下の比較的少数の症例のほうが多いと思いますので、早期発見と早期治療で確実に治せると思います。

でも、問題は多発性コンジローマですね。症例はむしろ少ないと思いますが、治療が大変ですね。

教育の中で、STDの知識を教えるのは大切だと思います。教育は、もっと「当たり前の知識」に目を向けるべきかもしれませんね。

避妊、出産、STDetc。。。

男女共学ではやりにくいかしらん。そーゆー意味では、別々の教育が部分的にあってもいいと思います。

別々の方がいいこと。。。恋の仕方?ローンの仕組み?婚活の仕方?分かれ方?

   うふふふ。


男の子見てないんでしょ?ここ。


   ***ゆめみ


written by 夢見る掃除人 / 2009.06.06 12:29
ゆめみ先生

小学校5年生のときだったと思います。
学年の女子だけ集められて、女の先生から月経(生理)について説明された覚えがあります。
今となっては、内容はさっぱり覚えていませんが・・・
あの時、男の子たちは何をしていたんでしょう?
男子たちも集められて、何か話があったのか、集まりも話も無くて自由時間になってたのか・・・
分かりません。

男女の違いって、みんな知っているようで、実は知らないことも多いですよね。
数年前に、男女の脳の違いからその性格、考え方、行動が違うことを書いた
「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が流行りましたが、
最近も、分子生物学から見た性の違いを書いた「できそこないの男たち」(福岡伸一著)や
元医師、今は作家の渡辺淳一著の「欲情の作法」も男女の違いを書いてます。
どれも、ふ~ん、と改めて性の違いを認識できて面白いです。

まず、男女は「違う」ということから教育していかないといけないのかもしれません。
「男女雇用機会均等法」ができて、男も女も一緒という教育をされてきている今の人たちには、
「男女は違う」ということは、ビックリすることなのかもしれませんね。
written by ゆう / 2009.06.07 11:27
ゆう先生

女の子の「通り一遍の性教育」が行われている間、のけ者にされた?男の子たちは、そーゆーことだと知らされもせず、きっと、騎馬戦とか、校庭の一斉ゴミ拾いかなんか、やらされていたかもしれないな~なんて、思いません?

「どなの?男の子?ここ見ていたらなんとかおっしゃい。」

「まともに性教育を受けた記憶のある男の子。手を挙げなさい」


      シ~ン

 
 
「男女平等」「男女機会均等」「男女共学」「男女斉唱」「男女一律」。。。

男の子も女の子も、「同じ」という現代教育の迷信が、今も脈々と続いています。

男の子はきっと違う海から来たんです。クジラに乗って。
女の子はきっと違う星から来たんです。宇宙船で。
だから、部分的に別々の教育があってもいいはずです。

だって、

     「作りが違います。」

     「感性が違います。」
     
もちろん、「作るものが違います。」

     「夢が違います。」

でしょ?

あ~。いつから、人類はこの美しい違いを捨ててしまったのでしょう。


  ***ゆめみ
written by 夢見る掃除人 / 2009.06.07 18:44
ゆめみ先生

>男の子はきっと違う海から来たんです。クジラに乗って。
女の子はきっと違う星から来たんです。宇宙船で。

素敵!
そう、違うところから来て、出会い、一緒に生きていく。。。
違うもの同士が一緒に生きていく上では、我慢しないといけないこともあるだろうし、逆にどうしても譲れないこともあるでしょう。

そういったことを教えていくのはムズカシイことなのかしら?
当たり前のことなのに・・・
でも、「当たり前」すぎて、見えないことって意外と多いですよね。
written by ゆう / 2009.06.08 06:01

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