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昨日の外来。
妊娠23週 経産婦。
近くの助産院で健診を受けており、妊娠中期スクリーニング健診でうちを受診。
頚膣エコーをすると、内子宮口に胎胞がせり出しているのが見えます。
え?と思い、しばらくエコーをしていると徐々にそのせり出しが治まり、内子宮口が閉じていきます。
そ~っと膣鏡をかけ、子宮口を見てみると、
約2mm程開いた外子宮口が見え、その奥に胎胞が・・・
ヤバいです。
急いで腹部エコーをして胎児推定体重を出した後、診察台から下ろし、ベッドに寝てもらいます。
腹部緊満感の自覚は全く無く、典型的な頚管無力症です。
周産期センターに連絡すると、
「すぐ来てもらって。PICU(母体ICU)に入れるから。」
と、心強い返事を頂き、紹介状を急いで用意して救急車を呼びます。
うちの病院は消防署と歩いて数分の距離なので、電話をかけると、すぐに来てくれます。
外来の看護師を一人付き添いにつけて行かせました。
久しぶりにコワイ思いをしました。
まだ胎胞脱出までいっていなかったものの破水でもしたら大変です。
妊娠23週で胎児も500g無いぐらいなので、産まれたら超未熟児です。
新生児のDrのおかげで超未熟児の救命率も上がっているとはいえ、まだまだ厳しいものがあります。
たとえ救命できたとしても合併症が残る場合もあります。
少しでも長くお母さんの胎内に赤ちゃんがいられるよう、願うしかありません。
周産期の最前線でがんばっている産婦人科医、新生児科医の負担を少しでも減らせるよう、私のような末端の医者はスクリーニング健診をしっかりしていかないといけないと改めて思いました。
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