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2日前 草薙くんの復帰会見をTVでやっていました。
タイホされた時は、どのTV番組もこれでもか!っていうぐらい草薙くんのやつれた姿を映し出し、
どれだけ大事件なの?っていうぐらい大々的に報道していましたが、
2日前の復帰会見でのマスコミの態度は、なんだかえらく”自分たちは見方だよ”的な、
タイホの時のあの報道はなんだったんだ?と誰もが突っ込みかけたのではないかと思います。
それにしても、約1ヶ月間言葉通りの”自宅謹慎”をして、その割にはしっかりココロとカラダを鍛えていたようで、
TVに映る姿は、すがすがしく、健康的で、
すごいなあ~、と感心しました。
会見の中で、”一人じゃないんだということがよく分かった”と言っていましたが、
そうだよね、自分が失敗したときやつらいときに声を掛けてくれることがどんなにありがたいか、
自分が大切に思われている、必要と思われていると思うことで、人は強くなれるんだよね、と思ったのでした。
学生の頃、私はテニス部に入っていましたが、いろんなことが重なって、精神的にぐちゃぐちゃになってしまい、勢いで”部活も辞める”と言って行かなくなった時期がありました。
それでも、同じ部の友達は、学校で会ったときや電話でいろいろと話を聞いてくれました。
そんななか、同じ部の同級生の男の子が、
”1日でも1時間でも1分でも1秒でも、はやく戻ってこいよ”
と、学校で会ったときに言ってくれました。
素直にうれしかったです。
それから、2ヶ月ほどして、私は部活に戻りました。
戻ったとき、迷惑をかけた先輩、同級生、後輩にも暖かく迎えてもらい、
結局、次の年は副キャプテンをやっていました。
一人じゃないんだ、と実感することは、つまりは自分の弱さを認めて、周りのたくさんの人に支えられている、ということでもあると思いますが、
自分の弱さが分かることで、逆に強くもなれるんじゃないかな、と思います。
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3週間前に流産手術をした患者さん。
妊娠9週相当で胎児は認めるものの、胎児心拍が確認できず、稽留流産と診断し、流産手術をしました。
その後も出血が続き、エコーで子宮内の遺残が疑われるもののとりあえずは子宮収縮剤内服で1週間ごとに経過を見ていました。
そして、術後3週間経過しての診察。
前回の診察より1週間、夜用ナプキンから漏れるぐらいの出血があるとの事。
診察したところ、エコーでもまだ子宮内に遺残が疑われる像が見えます。
明日再手術しましょう、と予定を組み、いったん診察を終えて、1時間ほどして、また外来に来られました。
診察の後から出血が増えて、院内のトイレにいたけれど、止まらないので診て欲しいと。
もう一度診察台に上がってもらい、膣鏡をかけると、確かに大量に出血しています。
膜様排出物もあり、溜まっていたものが出たかな、と思い、再度エコーをすると、最初に見たややhigh echoicな部分はなくなっています。
しかし、それにしても出血が多い・・・
子宮内に溜まっていたものが出切れば、出血も治まるかと思いましたが、一向に止まる気配がありません。
それどころか子宮口内から吹くように出血しています。
ヤバイ・・・
点滴を取って、子宮収縮剤と止血剤を混注し、膣内にはガーゼを充填して圧迫止血を試みます。
それでも、止まりません・・・
患者さんの意識はしっかりしており、バイタルもかろうじて大丈夫なものの、出血量は500ml超えてます。
うちでは対処できないと判断し、つい2日前に胎胞脱出寸前の妊婦を依頼した周産期センターに連絡します。(婦人科救急も診てくれます)
「それは大変。すぐ来てもらって。」
と、これまたありがたいお言葉を頂き、涙が出そうになりました。
紹介状を書いてる暇はないと思い、あとでFaxさせてもらうことにして、すぐ消防に連絡します。
2-3分後には救急車のサイレンが聞こえ始め、救急隊が担架を持って外来に上がってきました。
私が同乗して行くことにしたので、外来はストップです。
看護師に、待ってもらっていた患者さんへの説明をお願いして、救急隊とセンターに向かいます。
センターで救急の入り口まで出てきてくれた産婦人科のDrに口頭で状況を伝え、私はタクシーに乗って自分の病院に帰ります。
紹介状と血液検査データをFaxして、やっと一息付きました。
外来で500ml以上出血し、それまでトイレでも出血しているのを加えると合計1000ml出ている可能性もあります。
原因はまだはっきりしませんが、搬送した後にセンターのDrから電話があり、
子宮頚管に血流があるようだけれど、頚管妊娠ではなかったですよね?
と聞かれ、それはないです、と答えたものの、
診察のときに傷つけた?
いや、普段通りの診察しかしてないし、そんなはずはない、
と思いつつ、悶々としたものが頭をぐるぐる回っています。
状況が落ち着いたらまた連絡します、とセンターのDrも言ってくれたので、待つしかありません。
とにかく、出血さえ止まってくれたら・・・と思います。
外来で大量出血はほんとにコワイです。
今回の症例も何が出血の原因だったのか、しっかり検討したいと思います。
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昨日の午後、お休みをもらって美容院に行ってきました。
週末に同僚の結婚式があるため、ど~しても行っておかないといけないぐらいに、髪がボサボサになっていました。
今年初めに引越してから、美容院も替わったので、今回行くのは2回目になります。
以前行っていた美容院と同グループのお店なので、前に切ってもらっていた美容師さんも知っていて、共通の話題になります。
今日はカットとカラーをお願いしました。
前回切ってもらった美容師さんに今日もしてもらいます。
話好きの人で(美容師さんってよく話す人多いけど)今回も車の話から映画、ドラマ、漫画の話などいろいろとおしゃべりしました。
途中からアシスタントの子も加わって、3人でとりとめない話をず~っとしてました。
カラーの色付けして待ってる間もずっと・・・
美容師さんもアシスタントさんも私より若くて、若い人と久しぶりにフツーの話ししたな~って感じです。
いつも病院で研修医とは話すけど、たいていはもちろん患者についての話が多くて、たまにくだけた話をするものの、時間がそうあるわけでもなく、一言二言で終わることが多いし、
患者の中には10代、20代の子もいるけどそれはもう病気についての話しかしない訳で、
ほんと、久しぶりに若い子とフツーの話したな~と・・・
髪もスッキリして、若い子と話してリフレッシュ出来ました。
歳取っちゃたのよね・・・と思いそうになるのをグッと抑えて、
スッキリした気分をしばらく味わいたい、と思います。
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昨日の外来。
妊娠23週 経産婦。
近くの助産院で健診を受けており、妊娠中期スクリーニング健診でうちを受診。
頚膣エコーをすると、内子宮口に胎胞がせり出しているのが見えます。
え?と思い、しばらくエコーをしていると徐々にそのせり出しが治まり、内子宮口が閉じていきます。
そ~っと膣鏡をかけ、子宮口を見てみると、
約2mm程開いた外子宮口が見え、その奥に胎胞が・・・
ヤバいです。
急いで腹部エコーをして胎児推定体重を出した後、診察台から下ろし、ベッドに寝てもらいます。
腹部緊満感の自覚は全く無く、典型的な頚管無力症です。
周産期センターに連絡すると、
「すぐ来てもらって。PICU(母体ICU)に入れるから。」
と、心強い返事を頂き、紹介状を急いで用意して救急車を呼びます。
うちの病院は消防署と歩いて数分の距離なので、電話をかけると、すぐに来てくれます。
外来の看護師を一人付き添いにつけて行かせました。
久しぶりにコワイ思いをしました。
まだ胎胞脱出までいっていなかったものの破水でもしたら大変です。
妊娠23週で胎児も500g無いぐらいなので、産まれたら超未熟児です。
新生児のDrのおかげで超未熟児の救命率も上がっているとはいえ、まだまだ厳しいものがあります。
たとえ救命できたとしても合併症が残る場合もあります。
少しでも長くお母さんの胎内に赤ちゃんがいられるよう、願うしかありません。
周産期の最前線でがんばっている産婦人科医、新生児科医の負担を少しでも減らせるよう、私のような末端の医者はスクリーニング健診をしっかりしていかないといけないと改めて思いました。
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前々回の記事で書いた、丸坊主にした研修医の話の続きです。
「プライベートでのけじめ」として、丸坊主にしてしまった彼ですが、
その後、看護師情報によると、ホントにそうだったらしく・・・
つまりは、同じ職場の看護師(夫、子供あり)に手を出して(出されて?)ドロドロになっての、成れの果てでの「ケジメ」だったようで・・・
バカだね~って感じです。
相手の看護師は、結婚して子持ちとはいえ、まだまだ若いらしく、実習に来る男子看護学生にも「熱心」な指導をすることで同僚の間では有名らしく・・・
まあ、お勉強料・・・ってことでしょうか。
本来の仕事、がんばろうね~
それにしても、看護師さんって何でも知っています。
(なかには根も葉もないウワサもありますが・・・)
味方にすると心強いけれど、敵にするとコワイです。
(もちろん仕事の上でも・・・)
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土曜日、今年から1年生になった娘の小学校で運動会がありました。
新型インフルエンザの流行で、運動会も予定通り開催されるのか不安でしたが、
金曜日の時点でまだうちの県での発症報告は無く、無事土曜日の開催となりました。
お天気もかなりイイです。
暑いぐらい・・・
金曜日に流産手術が3件も入っていたため、土曜日の朝8時ごろに病院に出かけ、術後の診察をして、家に戻り、出かける前に用意していた弁当を持って小学校へ行きます。
(うちの病院では流産手術は1泊2日入院にしています)
開会式の途中に間に合いました。
1年生は一番最後の入場だったので、ちょうど娘が入場してくるところを見ることができました。
上級生に比べると、とっても初々しい1年生たちです。
開会式の後は全校生徒での大玉ころがしがあり、赤白二つに分かれての対抗戦です。
娘の小学校ではクラス対抗ではなく、1年生~6年生までが赤組、白組と二つに分かれて競い合うみたいです。
玉入れもリレーも騎馬戦も応援合戦も、赤白対抗です。
1年生はかけっこ、ダンス、玉入れをしていました。
4月に入学してからまだ2ヶ月ですが、ダンスもみんなきちんと覚えて、上手に出来ていました。
夫はPTA競技の「大人の綱引き」に出て、本気を出したみたいで、手の皮が剥けてました・・・
午前中で1年生は全部出番が終わり、娘が疲れた、と言うので家に帰ってから弁当を食べました。
私は朝からの弁当作りと炎天下での観覧で疲れてしまい、お昼寝・・・
運動会、また娘の成長が見ることが出来ました。
疲れましたが、いい一日でした。
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研修医3年目のDr。
うちの病院で2年間の初期研修を終え、そのまま後期研修もうちの病院で内科専攻医として研修しています。
今まで茶髪だったのに、今日見ると、丸坊主・・・!
一瞬我が目を疑います。
どうしちゃったの?
他のDrや研修医に聞いてみると、さあ?という答え。
コレは、聞いてみなきゃ、と思い立ち、
昼休み、自分の席でパンを頬張っているところを掴まえました。
私「髪、どうしちゃったの?」
研修医「まあ、諸事情がありまして・・・」
私「なに?なに?なんで~?」
研修医「ケジメです・・・」
私「何のケジメ?仕事上の?」
研修医「プライベートの・・・」
プライベートでのケジメで丸坊主にするってどういうことなんでしょう???
分かりません・・・
とりあえず、意外と正面からしっかり見ると、似合ってそうなので、
まあまあ、似合ってるじゃん、と褒めておきました。
研修医は苦笑していましたが・・・
人生いろいろあるのね・・・
でも、受け持ちの患者さんはビックリするんじゃないかなあ・・・
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17歳 女性
今年1月末腹痛、帯下の異常を主訴に受診。
所見上特徴的なものは無かったものの、性病検査もしておく?と聞くと、はい、と言うので、クラミジア・淋菌検査施行したところ、両方とも陽性・・・
それぞれの抗生剤を内服させ、再検査にて両方とも陰性を確認しました。
そして、3月にまた受診。やはり腹痛、帯下異常です。
同じように性病検査を施行すると、今度はクラミジアのみ陽性。
パートナーはきちんと治療したの?と聞くと、知らな~い、と答えます。
そして、「私、デリヘルしてるから」とカミングアウト・・・
デリヘルって・・・
一瞬何のことか分かりませんでしたが、カルテを確認すると、「17歳」です。
ダメでしょう・・・
私「親は知ってるの?」
患者「知らない。」
私「捕まるよ」
患者「さあ・・・」
私「雇い主は未成年って知ってるの?」
患者「さあ・・・」
どうしたものか・・・
とりあえずまた抗生剤を処方し、1週間後再検査して、陰性を確認しました。
コンドームをきちんと使うことと、できたらピルを内服したほうがよいと付け加えましたが、お金が無いから、と言うので、ピルの処方はしませんでした。
そして、5月の連休明け。
主訴は前回と同じで、また受診。でも今回は月経遅延もあるようです。
尿妊娠検査薬を施行したところ陰性だったので、一安心。
同じように性病検査を施行しました。
それから、1週間後。
クラミジア陽性です。3回目・・・
5ヶ月の間に3回もクラミジア感染を繰り返しています。
またクラミジアになってますよ、と告げると、え~、また~、と妙に明るく返ってきます。
ちゃんと、避妊と性病予防しないとだめだよ、と説明するものの、は~い、と聞いているのかいないのか・・・
また同じように抗生剤を処方しました。
どういった性教育をしていけばいいのか、悩みます。
受診してくれるだけ、まだいい方かも、とも思いますが、これからも長い付き合いになりそうです・・・
受診のときに少しずつでも話を聞いて、こちらも大事な情報(避妊や性病予防など)を伝えていくしかないのかなあ・・・
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土曜日も隔週で午前中だけ外来をしています。
昨日も病院に行くと、医局の朝礼で院長から
「故障のため今日はCTが使えません」
と報告がありました。
ふ~ん、と思いましたが、
ちょうど放射線技師科長も医局に来ていたので、聞いてみると、
昨日の夕方5時ごろ、ひとつのパーツが故障のため、CTが動かなくなった、
部品が山形にあるようなので、業者が今日の午前中に取り寄せて、修理できたら、今日の夕方からは動くはず、ということです。
うちの病院のCTはもう10年以上前に購入したものだそうで、それだけの年数が経つと、故障も出てくるそうです。
今までも、それぞれのパーツを取替えながら、稼動させていたよう・・・
精密機械だから、仕方ないのね・・・と納得しました。
が、午前中の外来を終えて、医局に戻り、秘書さんや他のDrと雑談していると、放射線技師科長がまた現れます。
技師科長「大変なことになりました」
私「どうしたの?」
技師科長「山形からの部品はうちのCTに合わないことが分かりました」
???
業者が山形から取り寄せた部品は、どうも違っていたようです。
で、日本にはなさそうなので、現在世界レベルで部品を探している、とのこと・・・
世界レベルって・・・
そんな手に入りにくい、たいそうな部品なの・・・?
したがって、技師科長が言うには、明日日曜日もCTは使えそうに無いとのこと・・・
月曜日もビミョウかも・・・と。
すでに、月曜日の予約枠の患者には連絡して、別の日に変えてもらっていると言います。
うちの病院は、小さいながら救急も受けています。
CTが使えないとなると、頭の救急は受けられないかも・・・ということで、一緒にいた内科日直のDrが、消防に連絡しています。
CTが使えないので、場合によってはお断りする例があるかもしれない、と。
連休前から新型インフルエンザの対応に右往左往させられ(今もまだ対応ははっきりと定まっていないようですが)、
連休明けても次はCTの故障で、バタバタしそうな感じです・・・(土日は何とかなっても、月曜日の平常業務が始まると大変そう・・・)
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連休明け、久しぶりの外来です。
予想通り、混みました・・・
その中の一人の妊婦さん。
里帰り出産予定の方で、それまで当院で妊婦健診をしています。
看護師の記入した問診を見ると、
”連休中に空き巣に入られて、ショックで食事があまり摂れていない”とあります。
空き巣って・・・ それは、怖い・・・
診察室に呼びます。
確かに、見た目、やや憔悴したような感じがあります。
連休中に実家に10日ほど帰っていて、その間に入られたらしい、
家にあった現金数万円と婚約指輪、夫のパソコンが盗まれていた、とのこと。
大変だったね、と声を掛けます。
ショックで、お腹が張ってるような気もするし、食事もあまり喉を通らない、と言います。
母子手帳を見ると、4週間前の前回健診時の体重より約2kgも増加していますが、
実家に帰っているときは、おいしいものをいっぱい食べて、4kgも増えていたんだけど、
家に帰って、空き巣に遭ったのが分かってから、食欲が無くなり、2kgやせた、とのこと・・・
やせてよかった・・・とは、もちろん言える訳もなく、
ただただ、大変だったね、泥棒と鉢合わせにならなかっただけ、よかったのかなあ、とお話しました。
診察上は切迫兆候も無く、胎児発育も順調で、産科的な異常はありませんでした。
ショックが早く癒えるといいな、と思いますが、
なかなか難しいかもしれません。
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