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18歳 女性
1週間前に近医でコンジローマ焼却術をしてもらったけれども、まだ完治していないとのことで、受診。
確かに、外陰にコンジローマ腫瘤が多数あり。
膣入口の粘膜にも明らかな腫瘤があるし、膣内にも結構たくさんある・・・
いつからあるの?と聞くと、
11月ぐらいにおかしいなと思って、近くの産婦人科に行ったけれど、大丈夫と言われたので様子を見ていた、
それでもどんどん増えるので、2月になって別の産婦人科に行って、コンジローマと言われ、焼いてもらったけれど、まだブツブツがあるから、うちを受診した、とのこと。
11月ってもう4ヶ月も前じゃん・・・
そりゃあ、病変広がります・・・
4月から大学生活が始まるので、それまでにとにかくしっかり治したいとのこと。
病変が広いので、いつもは局所麻酔でしていますが、腰椎麻酔ですることにしました。
大学派遣のDrと一緒に、手術開始です。
電気メスで次々焼いていきます。
膣内のコンジローマを見て、大学のDrも
これ、全部焼ききれるかな・・・と言われます。
それでも30分ぐらいかかって、とりあえず見える範囲のものはすべて焼却しました。
膣内全周に病変があって焼いたので、術後も感染、癒着防止のため膣洗浄を1-2日おきにしたほうがよさそうです。
聞いたところ、パートナーもやはりコンジローマで、泌尿器科で治療したそうです。
もう、別れたそうですが・・・
こんなに広範囲のコンジローマは初めて見ました。
もしかすると、病変が残っていたり、再発する可能性もあります。
1-2ヶ月はフォローが必要でしょう。
せっかく、4月から楽しい大学生活が始まる予定だったのに、残念です。
STD(性行為感染症)を甘く見てはいけない・・・と、身にしみて分かったことでしょう・・・
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コメント一覧
術後は、抗生剤軟膏塗布・消炎剤、抗生剤内服投与して、皮膚・粘膜が落ち着く1週目から、週2-3回ベセルナクリーム塗布・翌日洗浄を、再発がないのが確認できるまで、数週(max16週)繰り返すのがいいかしら。ベセルナは、皮膚が赤くなったりただれたり、痒みが出たりする副作用もあるので要注意。
扁平上皮を皮下ぎりぎりに薄層切除すると、翌日には入浴・かけ流しの洗浄ができます。肛門部や外陰部も同様。
再発例は、根気よく治療を繰り返すこと。
***姉さん気取りの「ゆめみ」
ご教示ありがとうございます。
術後1日おきに洗浄に来てもらっていますが、この前来たとき、外陰にも膣内にも再発なのか取り残しかわかりませんが、病変を見つけました。
再度手術予定にしています。
以前別の患者にベセルナクリームを使用しましたが、確かに翌日しっかり洗浄しないとただれますね。
まだ1回しか使用経験がないので、分かりませんが、結構「強い」薬だな~という印象です。
外陰には使用できるけれど、膣内の粘膜には使用できないですものね・・・
また症例があれば使ってみようと思ってます。
膣内・子宮頚部の再発は根気よく切除または焼却ですね。
膣内・子宮頚部にも使える、副作用が低くかつ効果のある刺激性のないクリームの開発が待たれますね。
クリームが一回ごと使い切りになっているのがもったいないですね。少量ずつでいいのにと思います。
たくさん塗ると他の所にクリームが付着して、その部分がただれる例があります。
クリームの効能は「抗ウイルス作用」がウリですが、じつは、扁平上皮を薄く傷害する作用が主体なのではないかと思います。皮膚のピーリングのような感じでしょうか。
軽い発赤があるくらいがよく効いているといえるかもしれません。
はじめに少量で効き具合を一度試してから、使うのがいいです。一気に3回分(1週間分)処方して、大変ただれてから受診ではその後のコンセンサスがうまくいかなくなることもあります。
それに、塗ってから6時間後の洗浄。これがじつは意外とむずかしいかも。洗浄しないと、皮膚障害が進みます。洗浄の意味を十分理解させないといけないクリームですね。
現在使われているピーリング液の薄層剥離作用がもう少し強いものを研究すると、今後もっと安価なクリームがそのあたりから見つかるかもしれませんね。
***ゆめみ
なるほど、皮膚のピーリングですか・・・
視点を変えれば、また新しい治療薬が出るかも知れませんね。
今のクリームは、確かに使い勝手があまりよくないので、しっかり説明しないとトラブルの元になる可能性もあり、気をつけたいと思います。
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