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2009.01.18 13:17 |  仕事 / 職場  |  ゆう  | 推薦数 : 4

研修医は奴隷だからね

私が入局した10年ちょっと前、うちの医局は、独自の研修システムを持っていました。

1年目の秋に比較的大きな病院へ出され、産科、婦人科全般を叩き込まれ、

2年目の秋に別の病院へ出て、さらに鍛えられ、

3年目の秋に大学に戻り、仕上げをする・・・というものです。

4年目以降は二人体制の病院に出たり、大学院に進んだりとやや道が分かれ、

5年目には専門医試験を受けます。

 

1年目、私は母子周産期センターで研修しました。

ほぼ県全域の母体搬送を一手に引き受けていました。

産婦人科医10名(うち研修医2名)、新生児科医10名(うち研修医2名)の大所帯です。

1年目研修医は上級医と当直します。

研修医は2人で、交代で当直に入ります。

つまり、2日に1回の当直です。

朝8時からの勉強会を皮切りに、カンファレンス後、1日のdutyが始まります。

午前中は病棟で分娩管理をするか、外来でひたすらエコーをし、

午後は手術に入るか、引き続き分娩管理と入院中の妊婦のエコー検査・・・

年間1000件以上の分娩があったため、1日に5-6件分娩が入ることもありました。

加えて、母体搬送もあり、毎日が忙しく過ぎていきました。

大変だったけれど、楽しかったのも本当です。

たくさん症例に当たったし、体力もあったし、なによりやりがいがありました。

もちろん1年目なので、知識も技術もまだまだでしたが、少しずつでも自分ができることが増えていくのが楽しかったです。

それでも、時にしんどくて、看護婦さんの休憩室で休ませてもらっているとき、センター長が休んでいる私を見て、

「大丈夫か?まあ、研修医は奴隷だからね」

と、笑って去っていきました。

分かってるよ~と思いましたが・・・

 

今の研修医には信じられない勤務でしょうが、実際私たちより上の世代の先生たちはこうして鍛えられてきました。

これがいいとは言いません。

でも、若いうちに、多くの経験ができたことは、今の私にとって大きな財産になっています。

 

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