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ようさん、なに考えてるの?
ん~、ぼ~っとテレビ観てたら突然、日本テレビのZEROっ
ていう報道番組のきょうの特集
に伊藤先生が素顔で出てたんだ。去年の3月25日にこの
事件が発覚してから、もう50回も任意の事情聴取を受け
たらしいんだ。その容疑は殺人とのことなんだ、その結論が
まもなく出るらしいんだ。そこで、この特集が組まれて、その
中で伊藤医師の単独インタビューに初めて成功したみたい。
凄いね。
うん、でもこの表現はちょっと違うよね。伊藤医師は去年の1
0月下旬から4週に渡って週刊ポストのノンフィクション・シ
リーズ第22弾の
の単独独占インタビューにも出てたし....................
やっぱり、脚色強いよな~、今度はどうやって医者を叩くんだ
ろうってうがった目で観てたら、これまでの事件?の経過や
なにが捜査の対象になってるのかを説明した後、メーンキャ
スターの村尾氏が伊藤医師にインタビューした内容が放映
されたんだ。どこでどんだけカットされたかはわかんないけ
ど、こんなやりとりでした。
できるだけ、忠実に再現してみるよ。
がんばれ、ようさん!
************************************
村尾氏 「殺人罪に問われるべきだという意見があることは
事実なんですが」
伊藤医師 「わたしの気持ちのなかでは一番いいものをひと
つ選択するのであるならば、という声の中で今
回の延命治療の中止なんてものもあったと。」
村尾氏 「そうしますと、患者さんのためにと伊藤さんは思
われてはずしたと、いうことですか。」
伊藤医師 「まあ、そのわたしの気持ちのなかではそれし
かないですから」
村尾氏 「殺人罪にあたるかあたらないかということについ
ては伊藤さんご自身はそれにあたらないと思って
ると?」
伊藤医師 「そりゃあもちろん、そう思ってますし患者さんを
自然の経過の中に戻してあげて自然に心停止
が来るっていうそういう状況をむかえるっていう、
そのための機械を外すってことですから、死亡さ
せるのとはちょっと次元の違う感覚ではないのか
なっと。その、救命医療と言うのは時として集中
治療のためにその人間性を時として否定するよう
なそういう処置がなされる場合もあるんです。家
族の方々もたまらずに呼吸器を外してもらいたい
っていうお話がでてくるわけなのでやすらかな人
として最後に死を迎えられる、まっ、自然の経過
の中にもどしてあげようということが機械を外すっ
ていう、大きな、まっ、どういいますかね、原動力
になるってゆうふうに思ってますのでね。」
ここで、伊藤先生が言った「自然の経過に戻す」ということ
を説明。伊藤先生が呼吸器を外した6人はいずれもがんなど
の末期患者でその患者さんたちの死へのプロセスをグラフ化
(横軸は時間、縦軸は心肺機能)して、自然死の場合の死に
向うの直線の急激な下降度が、人工呼吸器をつけることで
緩やかになるが、その下降度を人工呼吸器を外し元の下降
度に戻そうということを「自然の経過に戻す」という意味だと
説明。しかも、伊藤医師は2,3日前から数時間前までのあ
いだにおいてのみ取り外して「自然の経過に戻す」のだと。
外す場合には、瞳孔が開いているや刺激に対して反応がな
いなどのチェックをしたとのこと。
次に場面が変わり、家族の同意があったかどうかの問題
に。ここで、呼吸器を外して貰った患者さんの家族が電話イ
ンタビューに答える。
家族 「本人がチューブにつながれて生きたくないといっ
た。」
記者 「おとうさんは、その時どう思われましたか?」
家族 「尊重しようと思った、苦しい、チューブにつながれてる
のは嫌だと、それで外してくださいと伊藤医師に言っ
た。」
これに続き、呼吸器を外した6人の患者さんや家族を取材。
結果として3人が本人の同意であり、6人全員に家族の
同意があったと。
再び、伊藤医師へのインタビュー
伊藤医師 「機械を外してすぐに心停止が起こるわけではな
くて、呼吸が止まることによって心臓の脈が漸減
していって最終的にフラットにになってそこでご臨
終を宣告する、そこまでの時間というものが、ご
家族にとって最後の、ね、大切なお別れの時間
になるんですね。」
村尾氏 「患者さんと長年付き合われると情がうつってくるだ
ろうし、いろいろな意味で感情移入されると思うん
ですが、そういうかたの人工呼吸器を外すときの
気持ちとかどうですか?」
伊藤医師 「人工呼吸器を外しますよ、という一言を必ずか
けてから外させてもらうわけですけど、ご家族の
方は心臓のモニターをずっと見つめながら患者さ
んの手足を握っておられる、そこはご家族と患者
さんの間に私が割り込む余地はありませんので
ベットから少し離れたところで最後の時をずっと
一緒に待つ、というそういう状況ですね。まあ、と
にかくよく頑張ってくれましたと。」
人工呼吸器がついたままだと死が予期せず訪れ家族が間
に合わない場合もあるが、家族のいる前で人工呼吸器を外
すことで家族が納得行く形で看取ることが可能だと解説。
次に、この行動は伊藤医師だけの特異な行動なのか?
に焦点がうつる。二人の医師ががインタビューに登場。
埼玉医科大学 国際医療センター 佐藤 章医師
「300回は外しました。まったく問題と思ったことがないです
ね。問題になることのほうがちょっと。ただし脳死の場合で
すよ。」
中村内科医院 中村暁 医師も経験があると実名で登場。
その他にも数多くの医師が証言と説明。
その後、全国の医師にアンケートの円グラフが登場。
外したことがある医師 56%
外したことがない医師 35%
その他 10%
伊藤医師だけの問題ではなかったと結論。
ここで、人工呼吸器を外すことに批判するひとたちが登場。
安楽死・尊厳死法制化を阻止する会
事務局長 清水昭美さん
「患者は植物状態でも一生懸命生きているんですよ。死に
向かわせようとすることはダメで患者を見放す人間だと。」
日本ALS協会
事務局長 金沢公明さん
「呼吸器麻痺をもって終末期だとながされるとですね、今、
人工呼吸器をつけている患者さんが、えっ、おれって終末期
なのかバカ言うなと怒りの声が聞こえてきますね。」
ここからは、厚生労働省に焦点が。
現在のわが国にはガイドラインが無くこの事件を契機にガイ
ドラインづくりに乗り出したと。しかし、1年議論したのに延
命措置中止の具体的基準に踏み込めなかったと。
最後のインタビュー。
伊藤医師が弟と写った写真を村尾氏に見せる。弟は2年前
に骨肉腫で亡くなったと。彼も医師であったと。
村尾氏 「後ろが弟さんですか?」
弟の終末期に立ち会ったものとして発言をはじめた。
伊藤医師 「家族のその死に対してね、家族が患者さんにい
つまでも生きて貰いたいという気持ちは時として
家族のエゴだと。これは患者であった弟がです
ね、家族であった私に話した言葉でしたのでね
家族の方々はみなさん患者さんには長生きして
欲しいと願うものです。でも残念ながらその思い
は患者さんにとっては負担になるようなこともね、
起こりうると。」
写真を見ながら涙を一筋流す村尾氏。
伊藤医師はこの言葉がいつも終末期の患者さんを診るとき
に頭によぎると。
村尾氏「医療技術の進歩と法制度を変えるスピードの遅さの
ギャップにお医者さんを含めて患者さんも、ものすご
く苦しんでいるんじゃないのかなと。新しいルール、
血の通ったガイドラインといったものを含めてですね
われわれで話していかないとダメではなのかな~と
今、素直に思っているんですけど。」
伊藤医師 「もう、おっしゃる通りではないでしょうかね。」
最後の言葉。
伊藤医師 「やっぱり、それぞれが社会的な責任みたいなも
のを背負いながら生きていくわけですから今回の
こともまた自分の仕事というふうに思っておりま
す。え~また、ご批判にも耐えなければならない
とゆうふうにも思っていますので。ほんとに今日
こういう機会を作っていただいてありがとうござい
ました。」
村尾氏 「いえ、いえ」
お互いに「ありがとうございました。」
川原亜矢子キャスターが登場しコメント。
「国が、患者さんや家族が安らかな死を迎えるための選択が
できる最低限のガイドラインといった基準が必要だな、と思い
ます。」
再びスタジオから伊藤医師の人工呼吸器を外す判断基準を
提示。
瞳孔が開いている
刺激に対して反応がない
意識レベルが低く深いこん睡状態にある。
ここで、問題なのは伊藤医師が独断で判断したのかかど
うかということに。伊藤医師は医療はチームで行っており独
断は外せないと主張していると。
現在、厚労省のガイドラインが曖昧で各病院の独自の判断
に任せていると説明。しかし、罪に問われることに恐れ外せ
ない病院が増えていることも問題だと。。
最後に村尾氏が
「たとえ、息が早く止まることになろうとも、家族が安ら
かな死を迎えられるのであれば、このことに異を唱えら
れないと。」
と明確に発言して特集は終了。
**************************************
以上、できるだけ忠実に書いたけど.....。
ようさんは、この特集見てどう思ったの。
さっきも書いたけど、ここに書かれていることは昨年発売され
た週刊ポストのなかで、伊藤医師が言ったことのほんの一
部が取り上げられた感じでね、実際は週刊誌の方がもっと詳
しく書かれていたんだ。今回はその一部をテレビでダイジェ
ストにしたような感じなんだ。しかも、週刊誌の方が病院内で
の権力争いみたいな部分にまで踏み込んでいたと思うよ。
じゃあ、ようさん、退屈な番組だったの?
違うよ、逆だよ。インパクトはテレビの方が圧倒的さ。たぶん
この番組を見た人の半分以上の一般のひとは伊藤医師の
味方になったと思うよ。村尾氏の涙や支援する市民の姿や
それにもまして人工呼吸器に繋がれて呼吸が苦しそうな
患者さんの映像はどんな言葉にも勝るもの。やっぱり、目と
耳で受ける印象は強烈だよね。週刊誌では人工呼吸器に繋
がれて喘ぐ姿をそこまでかもし出せなかったもの。
じゃあ、ようさんは今回の事件はどう思ってるの。
この文章を書くの実は大変だった。ビデオを何回もまわして。
でも、それでも書こうと思った。週刊ポストに連載されたとき
も思いのたけを記事にした。でも、投稿しなかった。何が正し
いのかに迷ったから。だから、今回は番組の内容だけでも伝
えようと思った。
ぼくは....自分がしたんじゃなかったけど、目の前で人工呼
吸器を外す光景を見たことがある。
「OO先生、一緒に来なさい。勉強しよう。」
ぼくは、なにもわからないまま先輩医師についてある病室に
入った。先輩医師はいろいろと診察しながら、
「外しますよ。OOさんちょっと苦しくなるからね。奥さん、息子
さん、娘さんいいですか?」
と、静かな声で言った。
「はい、お願いします。」
そして、人工呼吸器が外された。家族の嗚咽が聞こえて
くる。新米医師のぼくは怒りに震えた。
『なんだこれは?人殺しじゃないか?』
頭の中が真っ白になった。家族は何も言わずただひたすら手
を握り続けた。先輩医師は
「家族だけの時間をおつくりしましょうか?」
と家族の承諾を得てぼくを連れて出て行った。どのくらいの
時間かは覚えていない。
「先生、ナースコールが鳴ってます。」
ナースセンターの全員が黙った。
『みんな、知ってたんだ!』
すごいショックだった。先輩医師は
「行こう。」
と言って、ぼくを連れて病室に入った。
「先生。今......」
妻がか細い声で話しかけた
「はい。」
淡々と先輩医師の死亡確認が続いた。
「OO時OO分死亡を確認させて頂きました。力になれなくて
すみません。」
その言葉が終わると同時に家族が今までの感情を爆発させ
るかのように大声で泣いた。ぼくは頭を垂れてじっとしている
先輩医師を凝視していた。数分後、妻が突然泣き笑いの表
情で先輩医師に言った。
「感謝してます。どんなにお礼を言っても....、本当にありが
とうございました。ほんとに...........................。」
ぼくは、それを聞いて再び頭の中が真っ白になった。
人を批判することは簡単だけど、自分の肌で感じなければわ
からないことはこの世に無限に存在する。
ようさん、らしくないね。
そっか、らしくないか。
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あれ?いつのまにか57位。ほんと癖になりそうな
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8:30に診療所に行くとすでに患者さん3人がベットで横になってました。それに内視鏡室のベットにもひとり。全員中学生。症状は全員インフルエンザ様で目の充血、腫れもひどくってね。ここで、いつも考えることが.................
ようさんが考え始めるとろくなことないから.........
ほっといて。で、こういうケースの場合、検査をしなくてもインフルエンザの可能性がほぼ確実だし患者さんのコスト負担もかかる。だから、検査をしないで
「インフルエンザですね。」
と、言いたくなるんだ。でも、そうなるとタミフルを投与するための根拠が乏しくなるんだ。ましてや錯乱があんなに取り上げられてると1200万に1~2人と言えども万一飛び降りでもされた日には
「どうして、検査もしないで危険なくすりを投与したのか?」
と、問い詰められるはずだし、格好のマスコミネタになっちゃうし。簡単にロシアン・ルーレットには参加できない。で、ぼくは10代はリレンザを使用してるんだけどこちらも気管支攣縮に関しては問題は残ってるし。
ようさん、じゃあクスリをださなきゃあいいじゃない。
んっ、でも、たぶんこれも同じ。万一クスリを出さないで脳炎らの合併症がでたら
「なんで、インフルエンザのクスリがあるのにださなかったんですか?」
で、問い詰められる。
で、今度は検査すればするで陽性がでればいいが陰性だとたちが悪い。
「先生、陰性なのにインフルエンザのくすりが必要なの?じゃあ最初から検査しなくていいじゃないですか~。」
返す言葉もないです、はい。でも、インフルエンザとほぼ確信してるのにクスリを出すタイミングが遅れれば患者さんにつらい思いを長くさせることになるし。しかも、出席停止基準の問題もあるんだ。休ませたい医者と休めさせたくない親の攻防なんだ。
「えっ?検査で陽性が出てないのに熱が下がって2日間もやすませなきゃあいけないの?試験も近いのに。陰性だからいいでしょう?」
ようさん、前門の狼に後門の虎じゃあない
逆のような気がするな~。でっ、気心知れた田舎の診療所の赤ひげさんはこう言うのである。
「おかあさん、でもほぼインフルエンザで間違いないし...........じゃあ、おかあさん、今度はぼくからの質問ね。もし、陰性だからってインフルエンザのクスリをださなくて、万一この子が脳炎でおかしくなってもぼくを恨まないの?」
「...............恨む.........と、思う。」
「じゃあ、インフルエンザのクスリを飲んで副作用でたらぼくを恨まない?」
「...............恨む.........と、思う。たぶん。」
「そっ!そうでしょう。どっちでも恨むでしょ!それが普通だとぼくも思うんだよね。だったら、恨まれるぼくの気持ちを考えてね。だから、この場合恨まれそうなぼくに全ての裁量権があると思うんだけど。ねっ!」
ようさん、なんかすごい論理のすり替え発言だね。
んっ。ほんとに気心知れてなかったら大変な発言だけどね。まっ、ここが田舎の診療所のいいところかな。
ようさん、意外と大変だね。
ん!この業界は結果論で言われるとつらいね。
しかも、この場合、厚労省の意図に沿うとなると検査せずにクスリはださずに医療費削減しながら、あとは布団に包まって天命を待たせるのが一番ってことになるよね。かなりつらいのにね。
おっ!なんか寒気が............インフルエンザか?検査せずに薬のまずに寝てなくっちゃ...............................現実問題として働き盛りには無理でしょ、厚労省さん。
おやすみなさい。
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どうしたの?ようさん。寒いの?
いいや、違うよ。
平凡な一日だったあの日の
http://blog.m3.com/yousan/20061023
夕方17:30に携帯電話が鳴ったんだ。でも、運転中でさ、出れなかったんだ。でっ、すぐかけ直そうとしたら非通知だったからかけ直せなかったんだ。それから、まっすぐ帰宅したんだ。18:10頃に自宅に到着。子供たちは車内で爆睡。先に荷物を降ろそうとしたんだけど、遠くから
「ピーポー、ピーポー。」
救急車の音が聞こえてきたんだ。嫌な予感がしたけど非通知。なんかすっきりしないけどしょうがないんで、荷物降ろして、子供起こして、お風呂に入れて就寝。
翌日の午前中、救急車の情報を看護師さんに聞こうと思ったけど忙しくて聞けなかった。
それで午後、外回りに行ってた看護師さんが帰院。
「先生、縁がなかったねってOOさんが言ってましたよ。」
「えっ?」
「奥さんの具合が悪くなって電話したけど不在通知だったって。なんかヘルパーさん呼んだんだけどチアノーゼになって慌てて先生に電話したんだって。で、救急車呼んだんだけど搬送先ですぐに亡くなったって。で、OOさん、疲れていつもの点滴に来てって行ってきました。」
『やっぱり!』
嫌な予感は的中。この、奥さんは慢性関節リュウマチで他の病院にかかってたんだけど最近、当院に時々転院されてきて薬を持っていってたんだ。だるいとのことで今年の7月に来院、採血したらすごい貧血。で、近くの病院に紹介したら、大腸がんで癌性腹膜炎も併発。とき、すでに遅し。そのまま入院してたけど、経過良好で最近退院してたんだ。
最初から全てがかみ合わなかった。医者と患者さんの波長が微妙にずれているんだ。ぼくは、「すれ違いの症例。」って呼んでるんだけど。この究極の状態が起こると医療裁判。医療ミスではないんだ。
「運がなかったね。」で片付けるのは簡単。でも、これって結構意識することで減らすことができるんだよ。でも、ほとんどのお医者さまにはわかって貰えないけどね。結構大事なのにね。
じゃあ、ようさんどうするの?
それは日常生活のなかで鍛えるしかないんだ。医学を勉強するのと同じでね。ほら、前に言ったじゃない。人間が知識を手に入れることで動物としての本能が失われている部分もあるのかもしれないって。その部分をできるだけ減らすんだ。でもね、すっごく大事な注意事項があるんだ。
なんなの?ようさん。
あんまりひとに言わないで鍛えること。
えっ?なんで。
馬鹿にされやすいからね。
本日、診察終了間際に解離性大動脈瘤疑いの女性が飛び込み。結局、お通夜にも大幅に遅れるありさま。すべてが悪循環。ん~。
OOさん、おつかれさま。ゆっくり休んでよ。
じいちゃんの心配ばっかりしてたね。
大丈夫。波長合ってるから。心配ないって。
合掌
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ようさん、どうしたの?
奈良の産婦人科医によるたらいまわし事件(正式名は?)あれ、急に報道の扱いが少なくなってない?
時間がたってるからね。
なんか違うような気が。あれ報道側がしっかり調べたら案外医療側が悪くなくって困ってるんじゃない?だって最初の話じゃあ、産婦人科医は誤診してるし、病院は十数件も拒否、しかも不幸に妊婦は死亡さらに検察も動いてるんだよ。話題性抜群だよ。しかも、その他のニュースの北朝鮮の核実験以外そんなに飛びぬけて大きなニュースはないんだよ。ワイドショーですらトーンダウンしてる気がするんだ。
じゃあ、良かったじゃない!意外と逆風が吹かなくて。
ちがう、ちがう。このまま話題に上らなくなると少し医療の現状に詳しい人は良いけど、ほとんどの人はたらいまわしのひどい事件として記憶に残るんだ。やっぱり、医者はひどいってね。
インターネット上でも
「断った医療機関を全部言え!」
「産婦人科医の名前を流せ!」
っ書いてる人いっぱいいるんだ。
ひどいのでは
「産婦人科医、お前は人間か?死ね!」
まで、書かれてる。この流れ報道機関はどう思ってるんだろう?最初にたらいまわしって書いた記者はどう思ってるんだろう?どうするの?
でもね...........。
あの報道で産婦人科医、病院、電話を受けて断らざる負えなかった病院のダメージはどうするの。それに一番問題なのは不幸にも家族を失った遺族にさらに余計な遺恨を背負わせた責任は?。ぼくは報道をみて同情という仮面を被りながら医療側との遺恨を煽ってるようにしか思えなかったんだ。嫌な言い方だけどこの構図が一番視聴率が稼げるから。インパクトあるし。でもね、このまま事件?が問題なく終わったらあの記事を書いた記者の責任は?報道関係者の責任は?数年後に実施される陪審員制度なら余計に影響力があるよね。医療関係者なら逮捕、有罪に匹敵するよね。
別に報道側を敵視するわけじゃあないんだよ。
じゃあ、なにが言いたいの?
あの報道からはなにも前向きなものは生まれてないんだ。ただ単なる医者の批判のみ。しかも、報道後の発展的な意見もないし。医者に問題ないとは言わないけど行政の不備にはどうして強く意見しないんだろう。絶対に繰り返される事件?なのに。その都度医者を叩き続けるんだろうか?たらいまわしなんて言葉は簡単に使うのに。なにかの圧力?「ペンは剣よりつよし」は死語なんだろうか?
ようさん、むずかしいね。
うん、みんな自分のことばかり。悲しいね、しんどいね。 これじゃ、だれも幸せになれない。
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ようさん、どうしたの?ついに人生神頼み?
ちがう、ちがう。すっごく恐ろしい体験をしたからね。その話
をするからよ~く耳を澄まして聞いてよ。
それは7/12の深夜2:00頃のこと........................。
なにかが体に起こったんだ。それが、なんだかわからない。
とにかく眠れない。右を向いても左を向いても。しかも、段々
からだが重くなるんだ。ちょっと変だなと思ってたら今度は足
の付け根が痛くなって.....................................。
だめだ!耐えれない!取り敢えずかみさんを起こしてみる。
ちがうでしょ、ようさん!
ごめん、ごめん。話を戻すね。でっ、かみさんを起こして相
談。ここで二人は閃いたんだ。
バカップルの結論でした。
早速、ふたりで診察室へ行ったんだ、真夜中の浣腸をする
ために。なんか、変態プレ............................
ようさん!!いい加減にしなさい!
はい。で、グリセリン浣腸を用意してまさに浣腸されようとし
た瞬間閃いたんだ。
バカップルは浣腸を止めて、検尿をすることに。トイレで排尿
し始めた瞬間、あ~あ。尿は真っ赤。バカップルは浣腸を
中止したのでした。でもバカップルのかたわれは、
「あ~あ、もったいない。どうせなら浣腸してから気づけばよ
かったのに。開けちゃったじゃない。」
と、のたまう始末。
でっ、朝までブスコパン、ボルタレンsuppoにて我慢。午前
中は激痛、吐き気を抑えながら診察して(こんなことでは絶
対休診はしないようさん!)、午後から薬の患者さんだけ受
付。そそくさと病院へ。泌尿器科でESWLをお願いして施行
してもらうことに。
「じゃあ、先生、今から約40分間 5000発しま~す。」
ここでバカップルの男はびっくり。そんな長いの?
「通常は背臥位ですが、痛がる人が多いので腹臥位でしま
す。痛かったら言って下さい。」と、担当医。
「絶対弱音は言いません。最強でお願いします。」と、強気の
バカップルの男。しかし、2500発あたりまで余裕だったが
なんと予定外の敵が出現。そう腰痛。うつ伏せにおなかを洗
面器みたいなところに入れるので徐々に腰が痛くなるのでし
た。完全なる二次災害。
「先生!」と、渡されていたブザーを鳴らすバカップルの男。
「どうしました、腰が痛い?あと2000発なんですけど、我慢
できませんか?」と、夏日には合わない涼しげな顔で言い放
つお医者様。
と、言いたかったが、自分でもびっくり発言。
えっ、え~。なんか変なこと言うたんちゃう?
「じゃあ、動かないでがんばりましょう。」
この後は、嫌な汗がでて、だんだん意識が...........。
そして、終了。
「ほら、もう石はわからないほどになりましたよ。」
この言葉に救われるバカップルの男。
でも、ようさん。よかったじゃん、すぐ治って。
ちがう!ここからが本題なの!
その後、会計したらなんと、67,000円。さすがに
『おっ』
としたが
『しょうがない、痛みもとれたんだから。でも、L3/L4のところ
だったから、まだ一箇所引っかかるんだよなあ』
と思いながら駐車場へ。ところがその途中、猛烈な吐き気と
ともに激痛が、病院に戻ってトイレに駆け込むと今まで以上
の真っ赤な尿が。
「なんじゃあ、こりゃ!」
ようさん!またまつだゆうさく。?
ちがう、今度は人相も本物に近かったと思うよ。危機迫る感
じもね。で、
『まっ、細かくなった石が尿管でもけづってるんだろうなあ』
って思ってしばし我慢して、車で帰宅。でもね、途中で痛み
が増すし冷や汗が止まらないし段々意識は遠くなるし。で
も、ちょうざいやっきょくに行って薬貰わなきゃいけないこと
を思い出してね。ドライブスルーにしようと思ったんだけどお
なか痛いから中でトイレを借りようと考えたんだ。幾つも病院
の回りにちょうざいやっきょくがあるんだけどはっきり言って
どこでもいいんだ。とにかくトイレが必要なんだ。やっと辿り
着いたちょうざいやっきょく。
「いらっしゃいませ!」
なんと、受け付けのお嬢様がほんとに美人。こんな娘がいる
のか、と思うほど........が、そんなこと今のぼくにはまったく
どうでもいいのです。
「こちらは、はじめてですか?じゃあ、こちらにご記入くださ
い。あっ、それと今日はプレゼントにティッシュペーパーが
あります。お持ち帰りくださいね。」
と、きれいな顔を傾けながら微笑む天使。でも、こっちも体が
傾いてるんですよ、痛くて痛くて。でも、こちらは苦笑いしか
できない堕天使。
「ご記入ありがとうございます。それでは少しお待ちくださ
いね。」
5分、10分、15分................
でも、やっぱりこんなこと言えません。で、じっと耐えました。
心の中でつぶやきながら、
『誰や、こんな制度にした奴は......。いんがいやっきょく。
しかも、こっちのほうが薬代が高い。ぼくの診療所は絶対
最後の最後までこんなことはせん。ひとつも患者さんのため
になってない。恨んでやる、恨んでやる...........。ここで、
ショックになったら誰がぼくを助けられるんかい、死んだら化
けて出てやる、化けて.......。』
と、OO番さん!と呼ぶ声。呼ぶ声のほうに行くと今度は妙に
愛想の良いやくざいしのお兄さん。
「こちらが......................。」
今度はやくざいしさんのご丁寧な説明のスタート。
でも、やっぱり耐えました。ぼくも、やくざ、いしですから。
で、ようやくお薬を貰って....。
もう、汗びっしょり。それなのに.....。
「お大事に。また、お越しください。」
ちがいます。
「お大事に。できるだけお目にかからないようにしましょ
う。」
が、正解。
で、リベンジのためそのちょうざいやっきょくのトイレに30分
閉じこもり。途中、1回お店の人がさすがに心配したのか、
「患者様、大丈夫ですか?」
との、問いかけ。
もっと早くその優しさに接したかったんだ、ぼくは。
もっとはやくしてちょうだいやっきょく!
ようさん!ダジャレ多すぎ!目茶苦茶つまんない!
すみません。で、結局ふらふらになりながらようやく帰還。
でも、一向に痛みは治まらず、嫌な予感。
『まさか、実は治療前とまったく変わってないんじゃあ....。
そう言えば、あの若いお医者様最後に少し視線をそらした
ぞ。』
で、その日も痛みで寝れず2Lの水がぶ飲みして飛び回って
朝を迎えることに。従業員が来るのを待ってKUB施行。衝撃
の結果。
「まったく、昨日と石の位置が変ってない!なんじゃあ、こり
ゃあ!」
そうです、ESWL失敗の症例です。急に力が抜けて......
結局その日も痛みに耐えながら診察。おしっこは昔よく歌っ
た安全地帯
♪ワインレッドの心
.............の色。安全地帯?武装地帯だぞ。
で、今日からやっとワインレッドが消えました。そうです、ロ
ゼになりました。痛み?まだあります。いま石さんは骨盤の
あたりみたいです。もうこんな恐怖体験は嫌です。
ようさん!
なに?
尿管結石の患者さんが来たらどうしてたの?
でっ、これからは?
なんて、言いません。
でも、また痛くなってきました。ブログ書きながらごまかして
たのに。ああ~意識が~。
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