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|---|---|---|---|---|---|---|
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| 28 | 29 | 30 | 31 |
ようさん、何がわからないの?
時々、かぜの処方に疑問を感じるんだ。
どういうこと?
かぜにもいろいろあるからね。ここで言うかぜは急性気管支
炎のことなんだ。
その.....急性気管支炎がどうしたの?
うん、時々他の病院に急性気管支炎で罹ってて、治らない
からって薬剤情報をもってくるんだ。そこで、わからないこと
があるんだ。痰が出てるのに
中枢性鎮咳剤のみならず去痰剤まで処方されてる。
と、いうこと。
痰を出す作用として咳が出るわけだから、咳を抑えてはいけ
ないはずなのに抑えてるし、一方では痰を出させようとしてる
んだ。
ようさん、それ、もぐらたたきの穴にふたをして、出れなくし
てるようなもんじゃない。ゲームになんないね。
うん、その通り。フスコデ・ムコソルバンとかアストミン・ムコダ
インとか一番凄かったのが整形外科の先生の処方で、フス
コデ・アスベリン・ムコダイン・アストミンの組み合わせ。たぶ
ん患者さんが診察時も、しきりに痰の絡んだ咳をしてたんだ
ろうけどこの薬で余計息苦しくなって来院してきたんだ。
最初から気管支炎に中枢性鎮咳剤を使用することはいい
のかな?よっぽどの場合を除けばこの処方は避けるべきじゃ
あないのかな?上気道炎ならわかるけど・・・・・・・
ようさん、例外的な処方じゃないの。
そっか~、でも結構見かけるけどね。勉強不足かも知れな
いから、何かこういう処方をする理由を知ってるひとがいたら
教えて欲しいんだ。
あっ、空咳だ。中枢性鎮咳剤飲んで寝ようっと。おやすみな
さい。
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どうしたの、ようさん。
ん、驚いた。
何に?
麻疹が東方面で流行ってるんで、真ん中に位置する我が県
がいつ流行ってもおかしくないから、ここは事業主の責任で
職員全員の抗体の検査をしました。そしたら、昨日結果がで
ました。若い順に抗体がしっかりありました。なのに.......
わたしは、8未満。要するに陰性。
結局、わたしと婦長さん(師長さん)のふたりがマイナス。
還暦の婦長さんに抗体ができなかったのはウイルスが婦
長さんに恐れをなして逃げ出したからに違いない。でも、
やさしいわたしに抗体が無いとは。しかも、わたしは、高度成
長期の環境衛生が無視されてた時代に育ったのに。その後
の清潔な時代に産まれた職員たちが、128やら64やらとい
っぱい抗体を持ってるとは。
で、どうするの?
もう麻疹単独ワクチンはないし....MRワクチン(麻疹と風
疹の混合ワクチン)を接種する予定。でも.....
でも?
妊娠してたらどうしよう。
ようさん、もう寝たら?
うん.....バイバイ。
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どうしたの?ようさん。
前の記事を読み返してたら、なんか人工呼吸器を否定して
るみたいになってるなって思ってね。
ようさん、そうじゃないの?
ちがうよ。ぼくは、癌などの末期の患者さんの人工呼吸器
装着を否定はしてないし、できないんだ。こころからケース
バイケースだと思ってるんだ。
どうして?
数年前にぼくの友人がある癌に罹患したんだ。ほんと、元
気な奴でね学年で一番やんちゃだった。でも、癌になった、
30歳そこそこだった。何回か手術して2年半くらい闘病生活
を続けていたんだ。ぼくは、その間に田舎に帰ってたから、こ
こからは最後に立ち会った友人から聞いた話だけどね。2年
半たつ頃から肺に転移して、若いから進行が早くてすぐに
呼吸苦が出現したんだ。でも、彼はぎりぎりまで頑張ったん
だ、でも、最後に耐えられないほど苦しくなって彼は自分から
って、叫んだんだって。彼も医者だったんだ。だから、人工
呼吸器を着ける意味は誰よりもわかってたんだ。二度と話せ
ないし、次に人工呼吸器を外す時は確実に
こともね。だから、人工呼吸器を着けるときが家族とのお
別れだということもね。でも、彼はあまりの辛さから人工呼
吸器を着けることを選んだんだ。
主治医が
「OOさん、いいですか、呼吸器着けますよ。」
彼はその時、妻の手を握り最後にこう言ったそうだ。
「さようなら。」
それから数日して彼は逝った。
数ヵ月後、彼の妻からはがきが届いたんだ。
「最後は、苦しまずに逝きました。楽そうでそれまでの
苦痛がうそのような顔をしてました。」
と。彼は若いし、医者だから彼なりの最高の選択ができたけ
ど、一般の人で、意識のない人には何が最高かはわからな
いと思うんだ。だから、医師が相当の覚悟で、
「自分の親ならこの手段を選びます。」
と選択肢を選んで話す事が大事かもしれないと思うことがあ
るんだ。
ようさん、患者さんや家族が選ぶんじゃなくて?
患者さんや家族は選べないと思う。医療従事者やそれに近
い職業の人なら別だけど。だって、経験が少ないから。だか
ら、きちんと(ある程度ではなくて)
「自分の親ならこうする。」
って指南する事が大事で、その結果、患者さんや家族がそ
の選択肢を選ぶ形が理想だと思うんだ。ここは患者さんや家
族に気を使っちゃいけないと思うんだ。気を使う場面じゃない
んだ。ここで気を使うと、残された家族がのちのち後悔するこ
とが起きてくる場合があるよ。
ようさん、人工呼吸器の装着ってひとくくりに出来ないんだ
ね。
そう、すごくバランス感覚が必要なんだ。賛成派も反対派も
感情的に自分の意見を押し通す問題ではないと思うんだ。
装着することで不幸になる人も、幸せになる人もいる。病気
の種類やその時の状況で違うんだ。
難しいね、ようさん。
うん。でも、何事も
「他人でも誠実なこころは通じる。」
って、思って行動すれば大丈夫....な、ような気もするけど。
おやすみなさい。
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ようさん、なに考えてるの?
ん~、ぼ~っとテレビ観てたら突然、日本テレビのZEROっ
ていう報道番組のきょうの特集
に伊藤先生が素顔で出てたんだ。去年の3月25日にこの
事件が発覚してから、もう50回も任意の事情聴取を受け
たらしいんだ。その容疑は殺人とのことなんだ、その結論が
まもなく出るらしいんだ。そこで、この特集が組まれて、その
中で伊藤医師の単独インタビューに初めて成功したみたい。
凄いね。
うん、でもこの表現はちょっと違うよね。伊藤医師は去年の1
0月下旬から4週に渡って週刊ポストのノンフィクション・シ
リーズ第22弾の
の単独独占インタビューにも出てたし....................
やっぱり、脚色強いよな~、今度はどうやって医者を叩くんだ
ろうってうがった目で観てたら、これまでの事件?の経過や
なにが捜査の対象になってるのかを説明した後、メーンキャ
スターの村尾氏が伊藤医師にインタビューした内容が放映
されたんだ。どこでどんだけカットされたかはわかんないけ
ど、こんなやりとりでした。
できるだけ、忠実に再現してみるよ。
がんばれ、ようさん!
************************************
村尾氏 「殺人罪に問われるべきだという意見があることは
事実なんですが」
伊藤医師 「わたしの気持ちのなかでは一番いいものをひと
つ選択するのであるならば、という声の中で今
回の延命治療の中止なんてものもあったと。」
村尾氏 「そうしますと、患者さんのためにと伊藤さんは思
われてはずしたと、いうことですか。」
伊藤医師 「まあ、そのわたしの気持ちのなかではそれし
かないですから」
村尾氏 「殺人罪にあたるかあたらないかということについ
ては伊藤さんご自身はそれにあたらないと思って
ると?」
伊藤医師 「そりゃあもちろん、そう思ってますし患者さんを
自然の経過の中に戻してあげて自然に心停止
が来るっていうそういう状況をむかえるっていう、
そのための機械を外すってことですから、死亡さ
せるのとはちょっと次元の違う感覚ではないのか
なっと。その、救命医療と言うのは時として集中
治療のためにその人間性を時として否定するよう
なそういう処置がなされる場合もあるんです。家
族の方々もたまらずに呼吸器を外してもらいたい
っていうお話がでてくるわけなのでやすらかな人
として最後に死を迎えられる、まっ、自然の経過
の中にもどしてあげようということが機械を外すっ
ていう、大きな、まっ、どういいますかね、原動力
になるってゆうふうに思ってますのでね。」
ここで、伊藤先生が言った「自然の経過に戻す」ということ
を説明。伊藤先生が呼吸器を外した6人はいずれもがんなど
の末期患者でその患者さんたちの死へのプロセスをグラフ化
(横軸は時間、縦軸は心肺機能)して、自然死の場合の死に
向うの直線の急激な下降度が、人工呼吸器をつけることで
緩やかになるが、その下降度を人工呼吸器を外し元の下降
度に戻そうということを「自然の経過に戻す」という意味だと
説明。しかも、伊藤医師は2,3日前から数時間前までのあ
いだにおいてのみ取り外して「自然の経過に戻す」のだと。
外す場合には、瞳孔が開いているや刺激に対して反応がな
いなどのチェックをしたとのこと。
次に場面が変わり、家族の同意があったかどうかの問題
に。ここで、呼吸器を外して貰った患者さんの家族が電話イ
ンタビューに答える。
家族 「本人がチューブにつながれて生きたくないといっ
た。」
記者 「おとうさんは、その時どう思われましたか?」
家族 「尊重しようと思った、苦しい、チューブにつながれてる
のは嫌だと、それで外してくださいと伊藤医師に言っ
た。」
これに続き、呼吸器を外した6人の患者さんや家族を取材。
結果として3人が本人の同意であり、6人全員に家族の
同意があったと。
再び、伊藤医師へのインタビュー
伊藤医師 「機械を外してすぐに心停止が起こるわけではな
くて、呼吸が止まることによって心臓の脈が漸減
していって最終的にフラットにになってそこでご臨
終を宣告する、そこまでの時間というものが、ご
家族にとって最後の、ね、大切なお別れの時間
になるんですね。」
村尾氏 「患者さんと長年付き合われると情がうつってくるだ
ろうし、いろいろな意味で感情移入されると思うん
ですが、そういうかたの人工呼吸器を外すときの
気持ちとかどうですか?」
伊藤医師 「人工呼吸器を外しますよ、という一言を必ずか
けてから外させてもらうわけですけど、ご家族の
方は心臓のモニターをずっと見つめながら患者さ
んの手足を握っておられる、そこはご家族と患者
さんの間に私が割り込む余地はありませんので
ベットから少し離れたところで最後の時をずっと
一緒に待つ、というそういう状況ですね。まあ、と
にかくよく頑張ってくれましたと。」
人工呼吸器がついたままだと死が予期せず訪れ家族が間
に合わない場合もあるが、家族のいる前で人工呼吸器を外
すことで家族が納得行く形で看取ることが可能だと解説。
次に、この行動は伊藤医師だけの特異な行動なのか?
に焦点がうつる。二人の医師ががインタビューに登場。
埼玉医科大学 国際医療センター 佐藤 章医師
「300回は外しました。まったく問題と思ったことがないです
ね。問題になることのほうがちょっと。ただし脳死の場合で
すよ。」
中村内科医院 中村暁 医師も経験があると実名で登場。
その他にも数多くの医師が証言と説明。
その後、全国の医師にアンケートの円グラフが登場。
外したことがある医師 56%
外したことがない医師 35%
その他 10%
伊藤医師だけの問題ではなかったと結論。
ここで、人工呼吸器を外すことに批判するひとたちが登場。
安楽死・尊厳死法制化を阻止する会
事務局長 清水昭美さん
「患者は植物状態でも一生懸命生きているんですよ。死に
向かわせようとすることはダメで患者を見放す人間だと。」
日本ALS協会
事務局長 金沢公明さん
「呼吸器麻痺をもって終末期だとながされるとですね、今、
人工呼吸器をつけている患者さんが、えっ、おれって終末期
なのかバカ言うなと怒りの声が聞こえてきますね。」
ここからは、厚生労働省に焦点が。
現在のわが国にはガイドラインが無くこの事件を契機にガイ
ドラインづくりに乗り出したと。しかし、1年議論したのに延
命措置中止の具体的基準に踏み込めなかったと。
最後のインタビュー。
伊藤医師が弟と写った写真を村尾氏に見せる。弟は2年前
に骨肉腫で亡くなったと。彼も医師であったと。
村尾氏 「後ろが弟さんですか?」
弟の終末期に立ち会ったものとして発言をはじめた。
伊藤医師 「家族のその死に対してね、家族が患者さんにい
つまでも生きて貰いたいという気持ちは時として
家族のエゴだと。これは患者であった弟がです
ね、家族であった私に話した言葉でしたのでね
家族の方々はみなさん患者さんには長生きして
欲しいと願うものです。でも残念ながらその思い
は患者さんにとっては負担になるようなこともね、
起こりうると。」
写真を見ながら涙を一筋流す村尾氏。
伊藤医師はこの言葉がいつも終末期の患者さんを診るとき
に頭によぎると。
村尾氏「医療技術の進歩と法制度を変えるスピードの遅さの
ギャップにお医者さんを含めて患者さんも、ものすご
く苦しんでいるんじゃないのかなと。新しいルール、
血の通ったガイドラインといったものを含めてですね
われわれで話していかないとダメではなのかな~と
今、素直に思っているんですけど。」
伊藤医師 「もう、おっしゃる通りではないでしょうかね。」
最後の言葉。
伊藤医師 「やっぱり、それぞれが社会的な責任みたいなも
のを背負いながら生きていくわけですから今回の
こともまた自分の仕事というふうに思っておりま
す。え~また、ご批判にも耐えなければならない
とゆうふうにも思っていますので。ほんとに今日
こういう機会を作っていただいてありがとうござい
ました。」
村尾氏 「いえ、いえ」
お互いに「ありがとうございました。」
川原亜矢子キャスターが登場しコメント。
「国が、患者さんや家族が安らかな死を迎えるための選択が
できる最低限のガイドラインといった基準が必要だな、と思い
ます。」
再びスタジオから伊藤医師の人工呼吸器を外す判断基準を
提示。
瞳孔が開いている
刺激に対して反応がない
意識レベルが低く深いこん睡状態にある。
ここで、問題なのは伊藤医師が独断で判断したのかかど
うかということに。伊藤医師は医療はチームで行っており独
断は外せないと主張していると。
現在、厚労省のガイドラインが曖昧で各病院の独自の判断
に任せていると説明。しかし、罪に問われることに恐れ外せ
ない病院が増えていることも問題だと。。
最後に村尾氏が
「たとえ、息が早く止まることになろうとも、家族が安ら
かな死を迎えられるのであれば、このことに異を唱えら
れないと。」
と明確に発言して特集は終了。
**************************************
以上、できるだけ忠実に書いたけど.....。
ようさんは、この特集見てどう思ったの。
さっきも書いたけど、ここに書かれていることは昨年発売され
た週刊ポストのなかで、伊藤医師が言ったことのほんの一
部が取り上げられた感じでね、実際は週刊誌の方がもっと詳
しく書かれていたんだ。今回はその一部をテレビでダイジェ
ストにしたような感じなんだ。しかも、週刊誌の方が病院内で
の権力争いみたいな部分にまで踏み込んでいたと思うよ。
じゃあ、ようさん、退屈な番組だったの?
違うよ、逆だよ。インパクトはテレビの方が圧倒的さ。たぶん
この番組を見た人の半分以上の一般のひとは伊藤医師の
味方になったと思うよ。村尾氏の涙や支援する市民の姿や
それにもまして人工呼吸器に繋がれて呼吸が苦しそうな
患者さんの映像はどんな言葉にも勝るもの。やっぱり、目と
耳で受ける印象は強烈だよね。週刊誌では人工呼吸器に繋
がれて喘ぐ姿をそこまでかもし出せなかったもの。
じゃあ、ようさんは今回の事件はどう思ってるの。
この文章を書くの実は大変だった。ビデオを何回もまわして。
でも、それでも書こうと思った。週刊ポストに連載されたとき
も思いのたけを記事にした。でも、投稿しなかった。何が正し
いのかに迷ったから。だから、今回は番組の内容だけでも伝
えようと思った。
ぼくは....自分がしたんじゃなかったけど、目の前で人工呼
吸器を外す光景を見たことがある。
「OO先生、一緒に来なさい。勉強しよう。」
ぼくは、なにもわからないまま先輩医師についてある病室に
入った。先輩医師はいろいろと診察しながら、
「外しますよ。OOさんちょっと苦しくなるからね。奥さん、息子
さん、娘さんいいですか?」
と、静かな声で言った。
「はい、お願いします。」
そして、人工呼吸器が外された。家族の嗚咽が聞こえて
くる。新米医師のぼくは怒りに震えた。
『なんだこれは?人殺しじゃないか?』
頭の中が真っ白になった。家族は何も言わずただひたすら手
を握り続けた。先輩医師は
「家族だけの時間をおつくりしましょうか?」
と家族の承諾を得てぼくを連れて出て行った。どのくらいの
時間かは覚えていない。
「先生、ナースコールが鳴ってます。」
ナースセンターの全員が黙った。
『みんな、知ってたんだ!』
すごいショックだった。先輩医師は
「行こう。」
と言って、ぼくを連れて病室に入った。
「先生。今......」
妻がか細い声で話しかけた
「はい。」
淡々と先輩医師の死亡確認が続いた。
「OO時OO分死亡を確認させて頂きました。力になれなくて
すみません。」
その言葉が終わると同時に家族が今までの感情を爆発させ
るかのように大声で泣いた。ぼくは頭を垂れてじっとしている
先輩医師を凝視していた。数分後、妻が突然泣き笑いの表
情で先輩医師に言った。
「感謝してます。どんなにお礼を言っても....、本当にありが
とうございました。ほんとに...........................。」
ぼくは、それを聞いて再び頭の中が真っ白になった。
人を批判することは簡単だけど、自分の肌で感じなければわ
からないことはこの世に無限に存在する。
ようさん、らしくないね。
そっか、らしくないか。
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どうしたの、ようさん。
この記事読んでね、今、話題の赤ちゃんポストだよ。
ようさん、こんなのみんな知ってるし...................
でも、凄いよね。
そうね、このお父さんも.............................
違う、違う。凄いのは
誰が情報を出すの?
この病院が出してるの?
職員がリークしてるの?
それとも、警察とマスコミの阿吽の呼吸?
でも、ようさん、赤ちゃんポストに3歳児を置くなんて酷くな
い?
だって、父親がどういう状況だったか?なんてわかんないも
の。じゃあ、聞くけど、父親がやむなく自殺(そうでないことを
祈ります。)してたとしても、
っていう感じの報道を続けるの?この父親、どうしていいか
わかんなくって、役所といってもどこに行けばいいのかわか
んないし敷居も高そうだし。そんな時、たまたま世間で騒い
でいた赤ちゃんポストを見て、これを使おうって思っただけ
かも知れないし。しかも、ここを使えばこの子供は助かるしっ
てね。だから、わかんない。でも、こんな事で詳細が報道さ
れてしまうと、預けに行ったら写真週刊誌に撮られるんじゃな
いかとか、自分の名前がでるんじゃないかと心配になって、
とてもじゃあないけど
ってなるよね。
そうだね、最初の赤ちゃんポストの狙いと違っちゃうよ......
確か、赤ちゃんポストって国は渋々認めた?んだっけ。
わざとリークして、
って喧伝を狙ってるのかな?その為のリークなの?
てっ、ことはリーク先は.........考えすぎ、考えすぎ.........
さっ寝よっと。
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ようさん、どうしたの?
ちょっと驚いた。今日、午前中の診察に36歳の男性が来院
したんだ。理由は鼻血が止まらないんで、高血圧と関係が
あんじゃないかと。話を聞くと、15歳で高血圧を指摘されて
からずっと放置してたんだけど、昨年秋に会社の健診でも指
摘されて専門病院で精査したんだって。結果は正常で本態
性高血圧とのことで、クスリを勧められたんだけど、痛くも痒
くもないんで拒否して帰ってきたんだって。でも、3日前から
鼻血がでて止まらないんで心配になって来院したんだ。来
院時の血圧は180/130mmHg p66(NSR)で聴診音も硬
い感じの拍動音でね、鼻鏡で左の鼻粘膜に傷があって出血
源はそこ。鼻血は軟膏で止められそうだけど、小太りだし、
喫煙者だしメタボな彼は要注意。そこで、家族歴も聞いた
んだ。
「家族に誰か高血圧の人いますか?」
「両親が高血圧です。」
「ふむふむ。じゃあ、脳梗塞とかの頭の病気にかかった人い
ますか?」
「姉が.......なんとか出血に.....」
「んっ?脳内出血?くも膜下出血?」
「で、お姉さんは................................」
「えっ?............OOさん36歳だよね。お姉さん幾つで亡く
なられたの?」
ようさん、これに驚いたんだね。
うん、ここから、その時の状況を彼が詳細に教えてくれたん
だ。要約すると..................................
仕事から帰った彼女は気分が悪いと病院に行った。感冒疑
いと診断され「何か変わったことがあればすぐに連絡するよ
うに言われて帰宅。でも、今度は激しい頭痛が出現したんで
再び病院に行き頭部CTを施行される。そこで、くも膜下出
血と診断され頭からその血を抜く管を挿入。しかし、その後、
再び激しい頭痛が出現して暴れはじめ、臥床していたベット
の鉄柵に頭を強く4回打ちつけ、その4回目後からまったく動
かずそのまま息をひきとったとのこと。
ようさん、なんかすごいね。
ん?そうだね。でもこの話をよく考えると...................
SAHが起きました。そこで入院して開頭して動脈瘤をクリッ
プして、ドレナージ(水頭症あり?)して経過をみてたら再出
血してそれが原因で痙攣発作を起こした、って筋道をたてる
んだけど....................................................
これは、医療関係者の考えであって、
「ベットの柵に激しく打ちつけて亡くなった。」
て普通のひとが聞くと、
って、考えてしまうよね。ぼくも一瞬そう思いかけたもの。
ようさん、患者さん側がそう考えるのも無理ないんじゃない
の?
実際、この患者さんも家族会議で
と、なったらしいんだけど「死んだ人は帰らないって」考えて
諦めたそうなんだ。やめたんじゃなくって諦めたんだって。
ようさん、この医者と患者の間にあるのは埋められない溝な
のかな?
そうだね、無理だよね。だって、患者さんは安らかに亡くなら
れてないもの。ただでさえ38歳で亡くなること自体が衝撃的
なことだし、ましてや病院にいるのに患者さん側にとっては
想像してもいなかった亡くなりかたをしたわけだからね。こう
いうことがあり得ると説明されてても、そういう範囲を越えち
ゃってるもの。
ようさん、悲しいね。
ん、でもこの時強く感じたことがあるんだ。当たり前のことだ
けど...................
第3者の医療関係者が遺族の話に簡単に頷いてはいけ
ないってこと。
おさまりかけた火をおこしちゃうから。どちらも不幸になっちゃ
うからね。
ぼくは、この患者さんと信頼関係が築けたら、この時の事を
時間をかけて少しづつ説明するつもりなんだ。とにかく時間
が必要だよね。
そうだね。
医療不信を嘆いているだけじゃ、なんにも生まれないから
ね。これも大事なかかりつけ医の仕事だと思うんだ。
時間がかかるね。
当たり前だよ、なんかみんな焦ってなんかしようとしすぎ
だよ。政治家もマスコミも厚労省も医者もね。もっとみんな自
分自身に自信を持てばいいのにね。
おやすみなさい。
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ようさん、なに唸ってるの?
昨日の記事の患者さんのことでね..........................。
あっ、そうか。結果はどうだったの?
右視床出血だったんだ。簡単にいうと大脳の実質に視床と
言う場所があって知覚繊維がいっぱい通ってるんだ。だから
どうちらかというと知覚障害が主に出るんだ。ふらふらしてて
左に傾いて歩いてたんで、それにばっかり目がいっちゃって
ね、それと早く病院に行くべきだとばかり考えてて知覚障害
は全く調べなかった。
ようさん、でも一晩様子見ずに病院に連れてったんだから問
題ないじゃない。かかりつけの医者としての嗅覚は合ってた
んだから。
そうも思うんだ。でもね~、相手が以前書いた曰くつきの脳
外の医者(暇ならこの長文の過去の記事を読んでね)でね
~。
FAXで教育的指導的な返書が来ました。
高血圧の管理が悪いための脳内出血らしい、しかも対側の
放線冠にも古い脳梗塞があるとのこと。でも、ぼくが紹介状
に書いた
はどこにもありませんよ、とのことです。
...........................................................
コラコラ、あなたまた紹介状をきちんと読んでませんよ~。
この方、初診ですよ~。10年ぶりに来た患者ですよ~。
高血圧の管理は誰がするんですか~。しかも、疑いなんだ
からいいでしょう、そのくらい寛大でも。あんたも、随時の血
糖値が169mg/dlwをみて
って、返書にしゃーしゃーと書いてたでしょうが~。
ようさん、もうホントに抗議したら?
いや、でも、その前にすることがあるんだ。
なに?
なんなの、ようさん。
角さんはもちろん田中角栄元首相のこと。あの人の政治家
としての業績の良し悪しはよくわかんないけど、ひとつだけ
彼の腹心がいってた作戦をぼくはいつも実践してるんだ。
どういう作戦?
簡単なんだ。彼は出身が新潟県だからね。
んだ。しかも、一番の敵にね。たとえば、選挙で一番の敵に
なりそうな候補者の家族や親戚に不幸があったらかならず
一番に行くか電報を送ったりするんだって。単純なことなんだ
けどこれが意外と効果抜群で相手は段々悪口を言わなくな
っちゃうんだって。
ほんと?
んっ!ぼくも働きはじめてから一番嫌いな先輩にはこうしてき
たんだ。そしたらいつも最後は目をかけてもらえてたよ。
こころは絶対売らなかったけどね。
無駄な戦いはイライラするし時間がもったいないからね。だか
ら、これらも、これでもかって患者さんを送り続けるんだ。
でも、ようさん、もしそれでもだめだったら?
そしたら、もう
だよ。チャゲ&飛鳥のね。この覚悟があるから敵に塩を送
れるってもんだい、て~い。
ようさん、江戸っ子になってるよ。でも、ようさんなら相手が誰
でも
かもね。
...............................................................
体型みて適当なこと言わないでよ。YAH!YAH!YAH!の
歌詞読み見直してよ、たく............寝よ。
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ようさん、どうしたの。
めんどくさいから自分で運んでった。
なにを運んだの?
患者さん。
ようさん、話が見えないよ。
診察が終わって、お風呂に入って一息つこうとしたところに電
話が鳴ったんだ。
「すみません、主人がふらつくって言うんで見てもらえな
いでしょうか?」
との、すがる声。
「いいですよ。」
と、受けることに。10分後、来院した患者さんは70歳の男
性。玄関でスリッパを履いて歩いてきたんだけど左側のスリ
ッパが脱げるみたいなんだ。しかも、よく見ると左側によろ
めいてるんだ。
『わっ、脳梗塞か~』
横になってもらいまず問診。初診なのでしゃべり方がいつも
とちがうのかはわからない、奥さんに聞いてもなんかはっきり
しないし。血圧は186/120mmHg P90 、左手に物を
持たせると落としそうになるし、指ー鼻や指ー指試験も怪し
げ。いずれにしても診療所レベルの患者さんじゃなさそうなん
だ。
そこで、近くの公立病院にお願いしたんだ。そしたら、いつも
お世話になってる先生が快く引き受けてくれたんだ。
「じゃあ、紹介状書くから病院に行こうね。」
で、聞いたら子供は出張に出かけていていない。しかも、
この夫婦は運転が出来ないとのこと。
「えっ、じゃあここにどうやってきたの?」
おいおい...。そこで、公立病院まで救急車で行くことを提
案。すると、
そのセリフはこっちのセリフでしょうが。で、ここで押し問答し
ても始まらないし、ここで、症状が完成されても困ります。し
かも、救急車呼んだら呼んだで救急隊に
って言われるんだ。結局行くんだよ。色々考えてたら面倒くさ
くなって言っちゃったんだ。
ようさん、馬鹿だね~。
でも、こう見えても短気だし、面倒くさいの意外と嫌いだし。
でも、途中でなんかあったらどうするの?
公立病院に行くまでに2箇所消防署の前を通るし、個人病
院 の前も3箇所通るんだ。いよいよになったら、心マして救
急車の到着を待つか個人病院に飛び込む予定。奥さんにも
了解もらったし。
ようさん、勇気あるね~。
まったくないよ。でも、重体の患者さんじゃなきゃ、こんな場
合(患者さんに足がない場合)は自分で行ったほうが救急車
をまつよりも夜間は間違いなく早いんだ。都会のひとには無
謀にうつるんだろうけどね。
で、結局20分で到着。受付に行って
「さっき電話した患者さん連れてきました!」
「.................あっ!先生がご自分で連れてこられたんで
すか?」
「はい、めんどくさいん........。よろしくね。」
と、患者さんを引き渡し21時30分に帰宅したんだ。
ようさん、変なかかりつけ医できそうじゃない?
変なは余計。でも、緊張した~、汗もでた~。
ようさん、やっぱりなんだかんだ言っても怖かったんだ。
そっ!ぼくね.....数日後に免許更新予定でね...ここまで3
年間、無事故・無違反でね。ここで、飛ばしてつかまったら
になっちゃうんだよ。しかも、5年間の更新までの期間が3年
間に短縮なんだよ。
ようさん、感覚ずれてない?
でも、前回も免許更新の6日前につかまってすっごくブルー
になったんだ。もう、あんなことは嫌だもの....ね...。
ようさん、やっぱ平和だね。
...............................おやすみなさい。
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ようさん、なにしたの?
この瓦版を読んで見てね。
あらら、中日新聞も思い切った記事をのっけたもんだね。
うん、こんな記事、反発食らうの小学生でもわかるのにね。
でも、この記事のお陰でわかったことがあるよね。
愛煙家を禁煙に持ち込むのは一筋縄ではいかない
ってこと。
この記事を書いた人の言ってることが愛煙家の本音だよね。
それと、ささやかなる抵抗だよね。それは、元ヘビースモーカ
ーのぼくにはわかるんだ。人間誰しも頭ごなしにだめって言
われたらすねたくなるからね~。だから、ここの気持ちはくみ
ながら大人の対応をすべきです。
「この野郎、とんでもね~こと言いやがって」
なんて、責めるのは簡単だけど、こんな発言がどうして出る
のかを考えないとね。批判は簡単だし誰にでもできることだ
からね、いま、お医者様たちも同じことされて嫌な思いしてる
からね。
じゃあ、ようさんはこの発言を許すの?
だめ、許せない。これを、居酒屋レベルで言うならまだしも、
ほぼ公共物に匹敵するものに発表しちゃったから問題だよ
ね。明らかに害なんだからタバコは!ってみんな言ってるか
らね。
ようさん、なんか少し医療ネタっぽい...ん、中日新聞社?
まさか、野球がらみでは.................................。
あ~あ、この記事で罰則で10敗くらい竜につかなかな~。
そうすれば最下位脱出できるのにな~。
瓦版って読売ともいうんだよね。潰しあってるのかな~。チャ
ンス到来かも。
ここで、最後に問題です。
80歳のおじいちゃんがいます。かれは16歳からタバコを
吸っています。でも、このおじいちゃんは他人に優しいので外
でしかタバコを吸いません。だから、だれも副流煙の影響は
受けません。さて、あなたはこのおじいちゃんに
って言うのでしょうか?
ようさん、この問題の意図は?
複雑に絡んでる「いと」ですよ...きっと....おやすみなさい。
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どうしたの、ようさん。
あのね、どうやら高脂血症の病名が消えるらしいんだ。
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2007年04月25日19時51分
日本動脈硬化学会は25日、心筋梗塞(こうそく)の引き
金になるとされるコレステロール・中性脂肪値の異常を診断
する新しい指針を公表した。総コレステロール値を診断の基
準にするのはやめ、「悪玉」とされるLDLコレステロール値
などで診断するのが柱。病名は「高脂血症」から「脂質異常
症」に変更する。
指針の改定は5年ぶり。従来の指針では、総コレステロー
ル、LDLコレステロール、中性脂肪のいずれかが基準より高
いか、「善玉」とされるHDLコレステロール値が基準より低い
場合を総称して「高脂血症」と呼んできた。しかし、善玉コレ
ステロール値が低い場合も「高脂血症」と呼ぶのは適当
でないとして、病名を変えた。
また、総コレステロール値は血清1デシリットルあたり220
ミリグラム以上を「異常」としてきたが、これだと善玉コレステ
ロールだけが多い人も治療対象になってしまう可能性がある
ため、診断基準から除いた。
新指針では、LDLコレステロールが140ミリグラム以
上、中性脂肪が150ミリグラム以上、HDLコレステロー
ルが40ミリグラム未満の場合を「脂質異常症」と診断す
る。
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ようさん、わかりやすくなったね。
うん、でも........。
でも?
この病名、使いにくいよね。
しょうがないじゃない、初めは。
ん~、でも高脂血症の患者さんって多いんだよね。
だって、現代病だから多くて当たり前でしょ。
だから、この病名は困るんだ。大病院はいいだろうけど。
なんで、困るの?ようさん。
...................字画が増える......36画からなんと
電子カルテならぴぴぴで済むけど、弱小診療所はこの増加
は痛いんだ。かなり、手が疲れるんだ。しかも、病名記入に
時間がかかる。
ようさん....それだけのこと?
うん。
ようさん、根本的に医者としての自覚が足りないんじゃない
の?しかも、字画も。
えっ?
56画じゃなくて、
わっ!また増えた。今日は上腕筋の強化しようっと。
P.S
昨日のサウナスーツは大当たりでした。
すごい汗かきました。トレーニング終了時には2kg近く落ち
てました。
K-1恐るべし。
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