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むずかしい~。
自分で難しくしてるんじゃないの、ようさん。
.......今日往診に行ったおばさんのことだけど。
2年ほど前からよく転ぶようになったんだ、まだ70歳前
なのにね。神経疾患かなあと思って病院に紹介したら
異常ないって、でその先生が親切に整形外科に対診
出してくれたんだけど、陳旧性の圧迫骨折のみでこの
骨折は数年前に入院した時のもので今回とは関係なし。
でこの神経内科の先生はさらに考えてくれて心療内科
に対診してくれた。でおそらくがつくけど
単一恐怖症
と診断され心療内科で経過を診ていくことになったんだ。
ようさん、その病院っていうかその先生まじめだね。
んっ、「神経的には大丈夫。」で済ませなかったんだから
ね。でもここから彼女に悲劇が.......。
2回目の受診日にその病院の玄関で転倒して、急遽整形
外科で診察ってことになったんだ。で、詳細に検査して大丈
夫となった。
よかったね、無事で。
......無事じゃあなかった。翌日から腰痛で歩けなくなって
知人に勧められて隣の隣町の診療所の整形外科に出かけ
て行っちゃった。で、そこの先生とスタッフに
「こんなになるまでほったらかしにされて可愛そうだったね。」
と言われ胸きゅん。
ふ~ん、で診断は?
圧迫骨折....これが原因で歩けないって。だからうちにか
かれば治るって。藁をもすがる気持ちの彼女には天使の
声だった。でもぼくには何でも話してくれるんで
「せんせい、原因がわかったんや。だから心療内科には
もういかんわ、あそこの整形もやぶやし。」
と電話があったんだ。そこでそこの先生に連絡して経過を
詳細に話したんだけど
「わたしは整形外科のことしかわからん。でも彼女が歩け
ないのは圧迫骨折のせいでこれからうちに通院してもらえば
歩けるようになりますよ。」
の返事。
もう、ようさんの出るまくはないね。
うん、患者さんも信者になっちゃったし。
で、どうなったの?
少し歩けるようになったよ。
やっぱり、圧迫骨折が原因だったんだ。
んにゃ、まえの状態に戻っただけ。痛みが取れた分
「なんで歩けんのやろ。この先生は歩けるって言ってたの
に。」
って思うようになっちゃった。
あら、まあ。
で、その先生思うどおりいかずに面倒になったんか抗不安
薬をだしちゃった。しかも、前の病院の倍量。
あれ、まあ
で、フラフラになってまた転んじゃった。
それでまたうちの診療所に電話がきたんだ。
「せんせい、あかんのや。へんなんや、脳梗塞かな?」
結局、家族にも説明してようやく納得してもとの心療内科
のお薬に戻しているんだ。
病診連携とかいろいろ騒がれてるけどこんな身近なとこに
も問題があるよ。
大変だね~、ようさん。
ん、愚痴ってる暇はない。医療側がやり残してることは
まだまだあるんだ。自浄もしていかないとね。
コメント
コメント一覧
おばあちゃんの患者さん、お大変でしたね。Makoには専門的なことはなんにも分からないんですけど、それでも、年を取ると、どなたでもさまざまな程度で具合が悪くなるものですよね。そしてそれがさらに難しいのは、具合の悪さの原因を「これ」って、ひとつの原因に決めにくくなることじゃないかな、って思うんです。
そんなとき、それぞれのお医者さまがご自分の専門領域でできる最大限の方法で治療してくださっても、なお、どこかに「ミッシング・リング」、つまりちぎれた鎖のひとつの輪、みたいな部分が残るかも知れませんよね。
その場合、取り残されたその輪をどの先生が拾い上げるのか…いや、それとも、その輪は患者さんご自身が自分で拾える部分なのかも知れませんし…、ほんとに難しいですよね。
あ、ごめんなさいね。Makoの素人考えで、ズレたことをつぶやいてしまっているかも知れません。そのときはどうぞ許してやってくださいませね。
いやいや、全くもってズレてないです。
いま、患者さんと医者のズレが取りざたされてるけど
(もちろん大事な部分なんですけど)
医者同士の連携にも大きな問題が残されているんです。
なにか事件が起きたときはひとつになるけどそれ以外
は元々自分の目で見たことしか信じられないという職
人気質と基本的に自分ひとりで努力してそこそこ優秀
な成績をあげてきたというプライドを持ったひとたち
なので非常に個性が強い(ソーリみたいに非常
識なひとが多いとは思いませんが。)ことだけは間違
いありません。
でもそこはお互いプライドを捨て患者さんのために真
摯に連携をとる必要があると考えているんです。
でも、現実はさっき書いたようになかなか困難です。
プライドなんて つみきのいえ みたいなもんでいく
ら積んでもほとんどが水面下にしずんでいくのにね。
あっ、これ次の記事の宣伝です(笑)
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