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ようさん、うふっ。
ごめんね、君のことじゃあないよ。以前にブログで書いた記事の患者さんが亡くなったんだ。
飲みに行った次の日はもうぼろぼろでかみさんと子供たちの冷たい視線を浴びながら一日中布団のなか。食べることもできなかったんだけど......。
ようさん、自業自得だね。
そう、返す言葉もありません。でも、15:00頃にその患者さんのことが気になって往診にいったんだ。そしたら、完全に努力呼吸で無呼吸も頻回になってて、血圧も40台。尿も昨日からでていないし、もうすぐかな?って家族にも伝え帰宅。で、少し動いたせいか猛烈な吐き気が出現、すぐに布団へ。
「お願い、もう少し寝かせて。」
で、夕食もとれず爆睡。深夜の3:20頃携帯がなってでると
すぐに往診。凍てつくような寒さに雨。
『こんな日のお葬式、家族は大変だな。』
と思いながら患者さんちへ。
「先生、こんな真夜中にごめんなさい。さっき電気点けたらもう息してなかったわ。」
「そっか。」
で、3:40分に死亡確認。病院から帰ってきたときは8月までもてば良い方だと言われていたため家族の覚悟ができてたので泣きじゃくっているけど乱れてはいなかった。しかも一週間前までは疼痛も無く元気よく食べれてたし、買い物にも少し行けてたんだ。家族と少し話して帰宅。
患者さんちを出るとさらに寒くなって雨も叩きつけるように降ってたんだ。
『明日は大変だな~。』
帰って、死亡診断書書いてたら5:00。で、少し仮眠して起床。やっぱり大雨、OOさんの別れの涙かな。で、翌日の土曜日も朝から寒くて雨。でも、最後まで信頼してくれた患者さんと家族のために絶対お通夜には行くつもり。例え嵐でもね。午前中の診察を終え子供をピアノに連れて行き4:00に帰宅、まだ雨。で、お通夜の準備のためシャワーを浴びて着替え。やっぱり外は雨。で、6:00頃自宅を出たんだ。不思議にも雨が止んだ。お通夜の行われるお寺に向かうも駐車場が無く誘導されて遠くの場所に車を置くことになったんだ。でも、患者さんのこと考えながら歩くにはちょうどいいか、って思って歩き始めたんだ。いろいろ思い出しながらお寺に行くと患者さんの妻と長男夫婦が涙で迎えてくれたんだ。
「先生、本当にありがとうございました。最後に本人の希望通り家で看取れたんで家族は喜んでます、もちろん本人もきっと........最後まで痛みはなかったみたいだし。」
でっ、ようさん、なんて言ったの?
こういうときは返す言葉なんて思い浮かばないんだ。でも、駐車場から歩いてたとき思ったことがあったんで家族にいったんだ。
「OOさん、お通夜が始まる1時間前に雨が止んで、今は空いっぱいに星空が見えてますよ。OOさんらしい演出ですね。こんな席でなんだけど.....OOさん喜んでるみたいですね。」
家族も頷いてた。そのまま帰宅。で、次の日はお葬式の時間に合わせて雨が降り出し火葬場では本格的に大雨。結局この数日間で晴れたのはお通夜の日だけだったんだ。ほんとに最後まで段取りがきちんとしてた。OOさんらしかった。
OOさん、ほんとに、ラスト1週間お疲れ様でした。見事なお通夜でしたよ。さすが総代ですね。ゆっくり休んでくださいね。あっ、そうそう向こうでも水泳に登山いっぱい楽しんでくださいね。それと、往診してから12時間も十分な時間くれて.....寝れたよ。待っててくれたの?ありがとうね。
合掌