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看護師さんがニヤッと笑った。
昨日、熊と闘った夢を見た。熊の張り手をかわしたようさん、右腕を熊の腰に回して投げた。下手出し投げでの勝ち。完璧に勝った。でっ、今日患者さんから電話。
50歳代の女性からの電話。で、往診にでかけました。
指すはあの山際の家です。あっ!昔、熊が出たって言ってたとこだ~。
なんだ、なんだ山が迫ってるぞ。
んなんだよ~、ご丁寧に熊の好物育ててるよ~。あぶないぞ。
でっ、家に入ろうとしたら全ての窓は全開。心地よいはずの風がなんかぞわっ~と感じられるのは気のせいでしょうか?で、一番奥の部屋に彼女は寝てました。めまいなので慎重にことを運ばなくてはいけません。が、頭の中は
でも、慎重に診察。問題なし。問診とあわせると疲れかな。で、帰り際に少々雑談。
「この辺は熊はでないの?」
「でる、でる。いっぱいでる。」
そんな、呑気な。しかも、あなた庭で餌(柿)つくっとるでしょうが。切りなはれ。
「でも、窓全開ですね。」
と、聞くと
「閉めてても出るときは出るからね~。」
そりゃ、ごもっとも。で、続けて
「熊より猪の方が嫌や。畑のもん全部食べてくからね~。せっかく作ったのに。」
確かに猪もやばい。でも、比較すべき対象では無いような気がするのはわたしだけだろうか?で、恐る恐る部屋から出たわたしに今度はおおばあちゃんが一言。
「先生、足場が悪いから気をつけてな。途中までついていこうか?」
熊に出会って勝つ確立が1%はあるのに、0%になっちゃいますから。で、ず~と後ろ見ながら車に。車に乗ったとたん急いで立ち去りました。クワバラクワバラ。
ようさん、よかったね。鍋にならなくて。
えっ?何言ってるの?さっぱりわかんない。えっ?ぼくが負けたら鍋になるの?ほんと?熊が食うの?えっ?
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