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2011.03.15 12:08 |  診療  |  生活 / くらし  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

震災被害者の方々へ

震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。同時に被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

私も学生時代に阪神大震災に遭遇しました。

幸い、自宅も無事でライフラインも保たれていたのですが多くの知人が避難生活をしたいたことを思い出しました。

被災地では多くのけが人がいて医療機関は緊急を要する患者さんに対応せざる終えない状況となります。

そうすると、抗がん剤治療中のがん患者さんたちの優先度は落ちます。

震災に伴うがん難民が発生する可能性が高いのです。

もちろん、今はそれどころでないと思いますが。

食事などの心配がなくなった時点でがん治療についての不安が出てくるだろうと思います。

そんな中、がん薬物療法専門医達がメーリングリストを用いて被災地での治療継続が難しくなった患者さんを受け入れる病院を公表しています。

http://oncology.umin.jp/jisinenjo.html

もうすぐ、臨床腫瘍学会HPでもアップされるそうです。

北は、北海道から九州までの様々な医療機関が名乗りを上げています。

被災者の方は親戚のいるところであったり自分の行きやすいところでいいと思います。

同じ病院に大勢の患者さんが集中しなければ対応は可能だと思います。

透析が必要であったり、酸素吸入が必要であったりすればすぐに対応しなければならないことは誰でもわかります。

しかし、がん患者さんの多くは外見からがん治療中ということが判らない方もたくさんいますし、緊急度からしたらどうしても優先度は低くなりがちです。

ですので情報だけで結構です。

多くの方に、被災地以外でもがん治療が続けられることをひろめてください。

お願いします。

長いですが転載させていただきます。

3月11日の「東北地方太平洋沖地震」におきまして、 被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、 犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
被災地におかれましては、一日も早く普段の生活に戻れますよう皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

日本臨床腫瘍学会専門医会におきましては、抗がん剤治療の継続、あるいは新規治療が必要な患者さんで、被災地をはなれ親戚や知人を頼られる方、自治体等の公営住宅緊急施設に移られた方に適切ながん化学療法(抗がん剤治療)を提供すべく、多くの専門医が受け入れを申し出ています。

被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される患者さんがおられましたら、担当される医師は、受け入れ先の検討に下記リストを参考にしていただければと存じます。

 また被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される方は、現在の主治医に相談し、希望される受け入れ病院に連絡・連携を手配してもらってください。受け入れに際しては、可能な限り紹介状・レントゲンなどの資料をお持ちいただいたほうが、より適切な治療が可能となります。なお、かかりつけ病院自体が被災し、資料が失われている場合は、この限りではありませんので、受け入れ先にお尋ねください。

 ここで申し出ている専門医は、がん専門医としての責任感と医療者としてのプロ意識に基づいて3月14日時点で意思表示した医師を掲載しています。

受け入れ可能状況は、刻々と変化しておりますので、問い合わせいただいた時点で病床満床等の理由により御希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

平成23年3月14日

日本臨床腫瘍学会専門医会

●○●○●MLで対応可能の連絡を頂いた病院のリスト●○●○●

国立病院機構東名古屋病院血液・腫瘍内科,神谷悦功 先生,血液疾患と固形癌の薬物療法

聖隷浜松病院・化学療法科, 金容壱 先生,固形がんの外来化学療法

大阪府立成人病センター,井岡達也 先生、外来化学療法および短期入院

新潟県立がんセンター 内科(血液腫瘍担当),張 高明 先生,造血幹細胞移植その他

東海大学医学部付属病院,齋藤 雄紀 (サイトウ ユウキ)先生,乳癌外来化学療法

産業医科大学 化学療法センター・血液科,塚田 順一 先生,外来化学療法

自治医科大学臨床腫瘍科,長瀬通? 先生,消化器癌(その他も対応)

大阪府八尾市立病院 化学療法科,烏野隆博 先生,血液疾患・固形癌

兵庫県立がんセンター腫瘍内科,松本光史 先生,乳癌・婦人科癌・消化器癌その他固形癌

大垣市民病院,亀井桂太郎 先生,外来化学療法

北海道大学病院第三内科,結城敏志 先生,全ての癌腫

順天堂大学 乳腺内分泌外科,三浦弘善 先生,外来・入院での薬物療法

聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学,中島貴子 先生,固形癌

日赤医療センター化学療法科,宮本信吾 先生,固形癌外来および入院

昭和大学,佐藤 温 先生,固形癌の外来化学療法

三重県JA鈴鹿中央総合病院 血液・腫瘍内科,川上恵基 先生,血液疾患および固形癌の化学療法、緩和も

国立がん研究センター中央病院,田村研治 先生,外来化学療法

国立病院機構 南岡山医療センター血液内科,竹内 誠 先生,血液腫瘍、固形腫瘍(肺癌、消化器癌など)の化学療法

金沢大学病院,矢野聖二 先生,外来化学療法や入院

国立病院機構 山口宇部医療センター腫瘍内科,青江 啓介 先生,肺癌

島根大学医学部附属病院腫瘍センター,鈴宮淳司 先生,外来および入院

高知医療センター 腫瘍内科,辻 晃仁 先生,固形腫瘍(消化器癌、肺癌など)血液腫瘍の化学療法

国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター内科,川口 知哉 先生,肺癌の化学療法

横浜市立大学附属病院 臨床腫瘍科・乳腺外科,市川靖史 先生,消化器および乳癌

江戸川病院,大澤 浩 先生,外来化学療法

信州大学附属病院がん総合医療センター 臨床腫瘍部,小泉知展 先生,入院および外来

富山県立中央病院 外来化学療法科 / 内科(消化器),堀田洋介,奥村寛和,固形がん・血液化学療法 入院および外来

金田病院 内科, 海野正俊, 血液(移植を除く)/固形腫瘍全般(小児腫瘍・一部の婦人科腫瘍を除く), 入院および外来

KKR札幌医療センター斗南病院腫瘍内科,辻靖,固形がん全般,入院及び外来化学療法,PCUはありませんが,症状緩和の入院も可です

鳥取県立中央病院内科,陶山久司,固形癌,血液悪性腫瘍も対応可能

国立病院機構刀根山病院呼吸器腫瘍科,灘波良信,肺癌など呼吸器腫瘍

奈良県立医科大学附属病院腫瘍センター,神野正敏,血液・固形腫瘍全般の化学療法,入院および外来

九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司,消化器癌,外来および入院

佐賀県立病院好生館腫瘍内科,嬉野紀夫,成人固形腫瘍,外来入院化学療法可

群馬大学医学部附属病院腫瘍センター,塚本憲史,外来化学療法

名古屋第一赤十字病院化学療法科,河田健司,全がん腫,入院および外来

慈泉会相澤病院 がん集学治療センター,中村将人,固形癌化学療法,入院および外来

浜松医科大学附属病院腫瘍センター,大西一功,竹下明裕,入院および外来化学療法

京都医療センター腫瘍内科,安井久晃,固形腫瘍全般・緩和ケア

千葉大学附属病院臨床腫瘍部,滝口裕一,全がん種,通院(場合によっては入院も検討)

岡山赤十字病院総合内科,藤井総一郎,血液疾患,各種がん患者さんの受け入れ可能

九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司, 竹中克斗,消化器癌, 外来および入院

杏雲堂病院(お茶の水)腫瘍内科, 河野 勤, 固形がん化学療法 緩和ケア入院および外来

富山赤十字病院血液内科, 黒川敏郎, 小児癌を除く全ての癌腫, 外来および入院

旭川医科大学 血液・腫瘍内科,生田 克哉,進藤 基博,鳥本 悦宏,血液腫瘍および消化器癌,入院および外来

北九州市立医療センター 外来化学療法センター,若松 信一,固形腫瘍,入院および外来

静岡がんセンター,釼持広知,外来・入院でのがん治療

静岡県立総合病院 腫瘍内科,多久佳成,入院および外来

久留米大学 呼吸器内科,山田一彦,東公一,成人固形がん、入院および外来

国立国際医療研究センター病院(東京・新宿),平野聡,固形腫瘍全般・血液疾患,入院および外来

岩手県立中央病院 がん化学療法科(固形腫瘍全般),加藤誠之,血液内科(血液腫瘍)和野雅治,外来化学療法も入院も受け入れ可能

恵佑会札幌病院 腫瘍内科,奥田博介,消化器がん,外来・入院とも受け入れ可能

岡山大学病院 血液・腫瘍・呼吸器内科,堀田勝幸・瀧川奈義夫・前田嘉信,固形がん・血液腫瘍の化学療法(外来、入院も検討)

神戸大学 腫瘍・血液内科,藤原豊,固形がん:入院および外来、血液腫瘍:骨髄幹細胞移植、骨髄採取

武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科,中根実,成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)

国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院

慶應義塾大学病院 腫瘍センター,猶木克彦,高石 官均,呼吸器腫瘍および消化器腫瘍 その他応相談,外来化学療法可,入院は応相談

国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院

国立病院機構九州医療センター 腫瘍内科,内野慶太,固形腫瘍・血液腫瘍,外来化学療法

県立広島病院 臨床腫瘍科,篠崎勝則,固形がん化学療法など 外来・入院

岐阜県総合医療センター 化学療法部,國枝副院長,高橋義人,山田俊樹,血液疾患と固形癌の薬物療法

佐賀大学医学部附属病院 産科婦人科,相原 聡美,固形腫瘍および血液腫瘍,外来および入院

九州大学病院 消化器・総合外科, 掛地吉弘,消化器癌,外来および入院

和歌山県立医科大学附属病院 腫瘍センター化学療法部門,上田弘樹,外来化学療法

愛知医科大学 呼吸器・アレルギー内科,久保昭仁,呼吸器腫瘍の薬物療法

神戸赤十字病院 呼吸器内科,藤井昌学・杉本啓介,肺癌,入院・外来(応相談)

名古屋記念病院, 化学療法内科, 伊奈 研次, 消化器がん(胃癌・大腸癌)および泌尿器系悪性腫瘍, 入院および外来化学療法

昭和大学横浜市北部病院内科,伊東友弘,消化器癌,乳がん,入院および外来化学療法

京都桂病院 呼吸器センター呼吸器内科,市川靖子,呼吸器腫瘍 消化器腫瘍 血液腫瘍 小児癌 泌尿器癌その他相談,外来及び入院

京都府立医科大学 消化器内科,吉田直久,消化器癌,外来および入院化学療法

札幌医科大学付属病院第4内科腫瘍診療センター化学療法管理室(外来化学療法部門),瀧本理修,加藤淳二,外来化学療法,入院加療ともに,消化器癌(固形癌),造血器腫瘍(移植を含む)のがん薬物療法

九州がんセンター 消化管・腫瘍内科,江崎泰斗,消化器癌,肺癌受け入れ可能(入院、外来とも可)

金沢大学附属病院 呼吸器内科,笠原寿郎,呼吸器腫瘍 血液腫瘍も調整いたします,外来化学療法可,入院何とかしたいと思います

淀川キリスト教病院化学療法科, 重岡靖, 固形腫瘍・造血器腫瘍の化学療法と緩和医療(小児がんを除く), 外来・入院とも可

久留米大学 血液・腫瘍内科,長藤宏司,血液疾患、入院および外来可能

大分大学医学部腫瘍内科学講座,平島詳典,消化器がん、呼吸器がん患者に対し、可能な限り受け入れ

岡山労災病院 呼吸器内科,藤本伸一,固形腫瘍 血液腫瘍,外来 入院とも可

国立病院機構九州がんセンター 消化管・腫瘍内科 江崎泰斗, 消化器癌、肺癌、原発不明癌, 入院および外来での化学療法

NTT東日本関東病院 呼吸器科,棚井千春,肺癌・婦人科癌,外来入院とも可

国立病院機構 金沢医療センター呼吸器科,北 俊之,肺癌,外来 入院とも可

長岡赤十字病院 呼吸器内科,佐藤和弘,肺癌などの固形腫瘍を中心に患者様の受け入れが可能

藤沢市民病院 呼吸器科,西川正憲 草野暢子,肺癌,他癌腫も相談いただければ可

大阪市立総合医療センター 臨床腫瘍科,武田晃司, 固形腫瘍の化学療法,外来および入院

愛知県がんセンター中央病院,堀尾芳嗣,血液腫瘍、消化器がん、乳がん、婦人科がん、肺がん、その他も含め可能な限り対応

香川労災病院 滝本秀隆 血液腫瘍 固形腫瘍,外来 入院とも可

市立札幌病院消化器内科,中村路夫,消化器癌その他の癌腫もなんとかします

大阪府立 呼吸器・アレルギー医療センター 肺腫瘍内科,平島智徳

国立病院機構名古屋医療センター 名古屋がんセンター臨床腫瘍科・呼吸器科,坂 英雄,全ての腫瘍の受け入れ可能

群馬県立がんセンター 呼吸器内科,湊 浩一,肺癌を中心に外来・入院ともに対応可能,他の癌腫も可能なかぎり対応

大阪府立病院機構大阪府立成人病センター 臨床腫瘍科 消化管内科,杉本 直俊,成人消化管がん(食道、胃、大腸)の対応は入院、外来とも可能、乳癌、肺癌、血液(要確認)など主要な癌に対しては化学療法の対応可能

神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科,加藤晃史,肺癌の入院・外来に対応

厚生連高岡病院 腫瘍内科,柴田 和彦,固形腫瘍・血液腫瘍とも外来・入院とも対応可

徳島大学病院 消化器内科,岡本耕一 木村哲夫 高山哲治,消化器癌に関して入院外来

市立豊中病院 内科(呼吸器),滝本 宜之 (たきもと たかゆき),肺癌は外来・入院ともに対応可能 他の癌腫も当該科に相談可能

長崎市立市民病院,福田実,がん化学療法

福井大学 血液・腫瘍内科,山内高弘,専門医の常駐している福井大学附属病院、福井県立病院 福井県済生会病院の3病院合同で受け入れ可能

市立泉佐野病院耳鼻科,硲田,固形癌

四国がんセンター, 野上尚之 仁科智裕 原 文堅 吉田 功,呼吸器、血液、乳腺、その他対応可(入院、外来とも)

国立がん研究センター東病院 呼吸器腫瘍科,葉 清隆,呼吸器・消化器・乳癌の外来化学療法(計画停電などのため少数の受け入れが可能)

北海道大学 腫瘍内科,清水 康 竹内 啓,固形癌 外来入院可

福山市民病院 腫瘍内科, 遠藤 久之, 消化器、呼吸器、乳癌、血液(要確認)などの化学療法、外来および入院とも可

倉敷中央病院,吉岡弘鎮 上田恭典,肺癌 血液腫瘍(移殖を含む),外来入院可

武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科、中根実、成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)

岐阜市民病院 呼吸器科・腫瘍内科 澤 祥幸、吉田勉、石黒崇 肺癌化学療法(短期入院も可)

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2010.01.31 23:36 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

こんな雑誌が

いつものように、ネットをだらだらと見ていたときのことキャリアブレインニュースにとあるタイトルが飛び込んできました。

『死を意識して、今を豊かに…「生き方」問う雑誌を創刊』

mocという雑誌です。

>「メディアなど世の中には『どう生きるか』というテーマがあふれているのに、『死』はきちんととらえられていないと思った」。
>同人の中心人物、飯島ツトムさん(59)は、こう話す。医療の発達で寿命が伸び、核家族化が進んで身近な人の死に触れる機会は減っている現代。
>「生きることの先に、必ず死ぬことがある。死をきちんと意識すれば、今をもっと豊かに生きられるのではないか」との考えを、雑誌に結実させたという。

これは、まさに私が多くの患者さんやその家族をみてきて、実感したものです。

>創刊号は、これから形作っていくという意味を込めて「0号」とした。月末に都内の主な書店に並ぶ予定で税込み1000円。
>飯島さんは「読者から寄せられる意見などと一緒に、双方向で雑誌を作っていきたい」と話しており、テーマに関連したイベントなども計画している。

ぜひ、読んでみたいものです。

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ついでといっては何ですが、最近下火のインフルネタを。

『新型インフル感染死亡率は予想よりも低い、イングランドの調査』

>推定死亡率は、全体で0.026%、子どもが0.011%、高齢者は0.98%

>全体の推定死亡率は10万人当たり26(11~66)人であり、当初の予想よりも低かった。年齢別の解析では、5~14歳の子どもが最も低く[11(3~36)/10万人]、65歳以上の高齢者が最も高かった[980(300~3,200)/10万人]。子どもは高感染/低死亡率で、高齢者は低感染/高死亡率という傾向が見られた。

>死亡原因が新型インフルエンザ感染と確定されたのは138人で、年齢中央値は39歳であった。その2/3(92人、67%)が、現在であればイギリスのワクチン接種基準を満たしていた。50人(36%)は既存疾患がないか、あってもごく軽度であった。多くの患者(108人、78%)が抗ウイルス薬を処方されていたが、そのうち82例(76%)は発症後48時間以内の投与を受けていなかった。

>これらの知見を踏まえ、著者は「統計学的には、今回の新型インフルエンザのパンデミックは20世紀に起きた爆発的感染拡大に匹敵するものである。今回の方が感染者数は少ないが、これは対策を講じないことを正当化するものではない」としている。

>また、「高リスク例には優先的にワクチン接種を行うべきである。本研究には対照群がないため外挿するには限界があるが、死亡例の多くは抗ウイルス薬の投与が遅れていることから、適切な時期に投与すれば死亡率は低減できることが示唆される」「既存疾患のない健常者が感染した場合は実質的に死亡数が少なかったことから、ワクチン接種プログラムを拡大し、早期の抗ウイルス薬治療を広範に実施すべきと考えられる」と考察している。

もうひとつ
岩田先生ブログから
『インフルエンザ まとめ』
mocを、紹介したかったのでエントリーしました。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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2009.12.12 14:46 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

TMN分類

久しぶりにがんの話題です。

多くのがん種にTMN分類が用いられています。

がん診療で大切なことは、診断です。

診断にもいろいろありまして、まずがんかそうでないかを判断しないといけません。

がんと判断できたら確定診断がついたといいます。

肺がんをはじめ多くのがん種では、組織や細胞をとってきて染色をして顕微鏡でみて悪性細胞であればがんと診断されます。

確定診断がついてもすぐに治療にはいるわけではありません。

どこにあるのかや、どこまで広がっているのか、遠隔転移はあるのかなどを考慮しなければ最適な治療方針はたちません。

ある程度経験を積んだ医者なら、同じ状態の患者さんなら同じような治療方針をたてたれる必要があります。

その為にTMN分類があります。

その分類に従うことによって、日本のどこでも同じような治療が可能になるのです。

Tは、腫瘍(原発巣)のひろがり

Nは、リンパ節へのひろがり

Mは、遠隔転移

を表してそれらを組み合わせることによって病期分類がなされます。

1期の肺がんとか3期とか4期とかに分類されるわけです。

肺がんなら2期までが手術、3期は抗がん剤と放射線を組み合わせた治療、4期は抗がん剤治療が標準的な治療です。

もちろん、分類が微妙なケースや施設によって若干の方針が異なる場合もありますが、多くの場合は同じです。

その分類が来年からかわります。

詳しくは『肺癌取り扱い規約』なるものがありそれに詳細が書いてあります。

ちなみに第6版は200頁を超える厚さです。

来年からは第7版ということになります。

どう変わるかというと大きさでの分類が細かくなります。

今までは、T因子(腫瘍本体)の大きさが3cm未満と3cm以上で分類していたのが2cm未満、2cmから3cm未満、3cmから5cm未満、5cmから7cm未満、7cm以上と従来、2ランクに分類されていたのが5ランクに分けられるようになるのです。

この変更によって今まで1期だったものが2期になったり、2期だったものが3期になったりします。

もちろん、多くは今までと同じ分類なのですが。。。

また、今までは悪性細胞を伴う胸水を認めても遠隔転移がなければ3期だったのですが、4期に分類されるようになりました。

それと大きな違いがリンパ節の番号が変わることです。

今までよく3番とか7番リンパ節がといっていたのですが、3番リンパ節がなくなりました。(正確には3pとかで残っているのですが頻度が非常に低くなります。)

今まで3番だったところは4番になって4Rとか4Lとか(RLは右、左という意味です)になってしまいます。

ややこしいんですけど、世界で統一されたのでいいことなのでしょうね。

今までよりもかなり細かく分類されるようになるように感じます。

どうしてこのような変更が行われるのかおわかりですか?

これは、今の病期分類でのデータを解析して同じような予後の見通しがもてるグループに分類しなおしたのです。

もちろん、今までも同じような予後のグループとして病期分類が行われていたのですがそれがさらに的確にするために細かく分類されたと理解するのが正しいでしょうか。

ちなみに、日本を含む19カ国、10万人の患者さんのデータをもとに作られたそうです。

どうです。

良さそうに感じるでしょう。

でも、実際に新しい分類で診断して、治療をしてみてそれで新しい分類が優れているかどうかの評価をしなければなりません。

そうしているうちに新しい事実が判明してもっと優れた分類法がみつかったりすることもあります。

そうすれば、第8版が作られるでしょう。

ただ、あまりに細かくまた、先進的すぎる分類だと困ることがあります。

基本的には、世界共通ですので医療資源が豊富にある地域は分類が簡単に行えるけれども、そうでない地域では正確な病期分類が難しくなる可能性があります。

そうすれば、各国同士の比較が困難になるのです。

もちろん、好ましいことではありません。

それと、もう一点。

このブログでも分子標的薬について何度か説明しています。

分子標的薬は、効果のない患者さんと効果のある患者さんが特定の検査でわかることがあります。

非小細胞肺がんのEGFR遺伝子変異や乳癌のハーセプテストなどのバイオマーカーといいます。

それがわかることにより治療方針が変わることがあるので今後は、そのような情報が病期分類に取り入れられていくでしょう。

さらに進んでいけば、病気のひろがりよりもバイオマーカーが病期分類の中心となってくる可能性さえあります。

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いやー、こんな話題も久しぶりでしたね。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。





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2009.11.19 12:34 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

肺がん学会ー50th

先週末は、肺がん学会は50回目の記念大会でした。

今年は、アリムタ(ペメトレキセド)という抗がん剤が肺がんでも使えるようになりました。

また、今月11月からアバスチン(ベバシズマブ)も肺がんで使えるようになりました。

また、アプレピタント(エメンド)という今まで日本で使えなかったタイプの吐き気止めも今年度中には使えるようになりそうです。

肺がんの治療も進化してきています。

また、来年から肺がんの癌取扱い規約も変更になります。

肺癌取扱い規約とは、簡単にいうと肺がんをどのように診断して、広がりやある場所でどのような治療を行えって行けばよいのかを示したものです。

腫瘍の大きさの分類などが細かくなること、それと胸水があれば遠隔転移とみなすなど今までの分類とはずいぶんかわった印象を持ちます。

まあ、そんなこんなで肺がんの治療は今年から来年にかけてずいぶんとかわると思います。

そんな中、学会に参加してきました。

新宿の京王プラザホテルでありました。

会場は43階にもありましたのでそこからの景色はすばらしいものがありました。

丁度、晴れの日と雨が降っていて煙っている日との東京の景色が見れました。

目の前に東京都庁があり、雨で煙った中に浮き上がる都庁はきれいでした。

その学会の中で出会いが二つほどありました。

ひとつは、43階から降りるエレベーターの中です。

エレベーターに乗り込むと異様に背の高いジャージを着た女性たちがいました。

日本人でないことはすぐにわかりました。

ジャージの胸にDOMと書いてありました。

明らかにスポーツ選手だとわかりましたが、何のスポーツか、どこの国かがわかりません。

彼女たちが降りるときに背中が見えました。

背番号の上にDOMINICAと書いてあったので国はわかりました。

よくよく、考えてみると女子バレーの大会をやっていたことを思い出してようやくスッキリしました。

あとひとつは、このブログでも時々紹介させていただいている『緩和ケア医の日々所感』の管理人であるaruga先生と少しの時間ですがお話しさせていただきました。

blogなどでは、コメントをいただいたりしていたのですが、初めてリアルにお話させていただき非常に嬉しく思いました。

(実は、2年ほど前講演をリアルに聴いたことがあったのですが、緩和医療学会でありその学会では非常に有名な先生であり直接お声をかけることが出来なかったのでした。)

そんなこんなで、肺がん治療に関しても非常に変化していく年の50回という節目の学会でした。

また、個人的にも思い出深い学会となりました。

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そう言えば最近、肺がんの話題も少ないですね。

インフルネタが多すぎるんですね。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。





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先日、『若者よ、インフルエンザに大いにかかれ〜21世紀型医療は「自分で治す」〜手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう』

の記事を紹介させていただきました。

新潟大学の安保先生はこの記事を読んでもまだ、自分の説を声高に主張するのでしょうか。

『カナダとメキシコでICUに入院した新型患者の多くは若年成人
急速に呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行』

いずれの論文も、2009 H1N1感染によりICUに収容される人々の多くが、ワクチン接種方針において優先順位が最も低い60歳までの比較的健康な成人であることに触れ、「呼吸不全が急速に悪化し、通常の機械的人工換気では低酸素血症がなかなか改善せず、人工換気を12日程度必要としたことに注意しなければならない」と述べている。さらに、極めて重症な患者が死を回避できるかどうかは、担当医の、呼吸管理と補助的な治療の能力に依存する可能性がある、という。

まずは、カナダの報告から

研究期間に極めて重症になった患者は、2009 H1N1確定例162人と可能性例6人の計168人(平均年齢は32.3歳、67.3%が女性)。うち50人(29.8%)が小児患者で、60歳超はわずかだった。成人患者のAPACHE IIスコアの平均は19.7、小児ではPRISM IIIスコアの平均は9.1だった。

受診時に98.2%(165人)の患者が何らかの併存疾患を持っていたが、主要な併存疾患を有していたのは51人(30.4%)。最も多く見られた併存疾患は慢性肺疾患(41.1%)、肥満(BMI 30超、33.3%)、高血圧(24.4%)、喫煙歴(22.6%)、糖尿病(20.8%)、免疫抑制状態にある(19.6%)、神経疾患(15.5%)、心疾患(14.9%)、妊婦(7.7%)など。

受診時に多く見られた症状は、発熱(90.5%)、呼吸器症状(94.6%)、虚弱感(55.9%)、筋痛(40.1%)など。
さらに、受診時に両側の肺炎の疑いがあった患者が54人(32.1%)、昇圧薬が必要な低血圧だった患者が23人(13.7%)、喘息または慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪を示していた患者が23人(13.7%)、意識レベルの変化が認められた患者が17人(10.1%)いた。また、急性腎障害が12 人(7.1%)、虚血性胸痛は5人(3.0%)に見られた。

これらの患者は発症から中央値4日で受診していた。しかし病状はその後速やかに悪化し、中央値1日後(0〜2日)にはICUでの治療が必要になった。
極めて重症になった時点で、70.8%の患者の両側肺野に浸潤影が見られ、72.6%は急性肺損傷と診断された。

136人(81.0%)が機械的換気を必要とした。ICU収容当日に機械的換気が必要となった患者が136人(81.0%)で、うち81人に当初から侵襲的な換気が用いられた。当初は非侵襲的な換気を適用された患者が55人いたが、うち47人はその後侵襲的換気を必要とした。

薬物療法はほとんどの患者に行われており、ノイラミニダーゼ阻害薬は90.5%、抗菌薬は98.8%、ステロイドは50.6%の患者に投与されていた。

ICU入院後に2次性の細菌性肺炎を起こした患者は41人(24.4%)いた。

28日死亡率は14.3%(24人)だった。最初の14日間に10.7%(18人)が死亡していた。90日死亡率は17.3%(29人)。死亡者の 72.4%(21人)が女性で、男性は8人(27.6%)のみ。極めて重症となった50人の小児のうち死亡は4人(8.0%)に留まった。

ICU入院期間の平均は12日(5〜20日)。生存者のICU入院期間は平均12日、死者では10日だった。
機械的人工換気を必要とした期間の平均も12日(6〜20日)で、生存退院者と死者の間に差は無かった。

死亡者29人(平均年齢42歳)と生存者(139人、30歳)のベースラインの特性を比較したところ、有意な差が見られたのは、年齢(p=0.007)、 APACHE IIスコア(26と18、p<0.001)、1日目のSOFAスコア(8.4と6.4、p=0.01)などだった。性別、BMI、発症から入院までの期間などは、死亡/生存というアウトカムに有意な影響を与えていなかった。
ほぼすべての患者に対して抗ウイルス薬の投与が早期に開始されていたため、抗ウイルス薬使用の有無や投与開始時期とアウトカムの関係を評価することはできなかった。

次にメキシコから58人(6.5%)の報告

58人のうち確定例が29人、可能性例が14人、疑い例は15人。年齢の中央値は44.0歳(10歳から83歳、53.4%が女性)。成人患者の APACHE IIスコアの平均は20.1だった。小児患者は2人のみ(10歳と14歳)で、PRISM IIIスコアの平均は6.5だった。

何らかの併存疾患を1つ以上持っていた患者は49人(84.5%)。最も多く見られたのは肥満で、BMI 30超が21人(36.2%)いた。続いて喫煙歴ありが20人(34.5%)、高血圧が15人(25.9%)、糖尿病が10人(17.2%)など。呼吸器系の併存疾患を有していた患者はわずかで、COPDが2人、喘息も2人だった。

58人全員が発熱を示し、57人(98%)に呼吸器症状(咳、呼吸困難、喘鳴)があった。全身虚弱感が41人(71%)、筋痛が35人(60%)、頭痛が33人(57%)、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)が18人(30%)に見られた。
症状発現から入院までの日数の中央値は6日、入院からICU収容までの日数の中央値は1日だった。

54人が、重症の呼吸窮迫症候群と難治性の低酸素血症により機械的人工換気を必要とした。32人が侵襲的換気、6人が非侵襲的換気、16人がこれら両方の適用を受けた。

95%の患者が抗菌薬、78%がノイラミニダーゼ阻害薬、69%がステロイド投与を受けていた。

60日間の死亡率は41.4%(24人)。小児2人はいずれも生存した。多くは極めて重症になってから2週間以内に死亡していた。4人が救急部門での死亡で、うち3人は到着から8時間以内、1人が24時間以内の死亡だった。

28日間では23人が死亡。主な死因は呼吸不全だった。それ以降60日までの死亡は1人だけで、死因は多臓器不全だった。
生存者のICU入院期間は13.5日、死亡者のICU入院は7.0日だった。機械的人工換気の適用期間は生存者が15日(8〜26日)、死亡者が7.5日(3〜13.5日)だった。

死亡者(中央値39歳)と生存者(45歳)を比較すると、死亡者は、受診時により重症(APACHE IIとSOFAスコアが高い)で、動脈圧が低く、腎不全と肝不全が認められ、低酸素血症が進んでおり、クレアチニンキナーゼレベルとクレアチンレベルが高く、臓器不全が進行中だった。

メキシコでは、ノイラミニダーゼ阻害薬は生存の可能性を有意に高めていた(オッズ比7.4、1.8-31.0、p=0.006)。

カナダとメキシコでは、極めて重症と判定された患者の多くが、比較的健康な若い成人だった。ほぼすべての患者が発熱と呼吸器症状を示して入院し、その後急速に極めて重症な状態まで呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行した。多くの患者に10日以上にわたって機械的人工換気を適用されたが、低酸素血症は難治性を示した。


だんだんと新しいことがわかってきた状態です。

ほとんどの方(90%ほど)が併存疾患を持っていたのですが、併存疾患の中には肥満、喫煙歴、高血圧なども含まれています。

カナダの報告で主要な併存疾患は30%とあります。

ということは、新型インフルエンザで非常に悪くなった人の7割はごく普通に日常生活を送っていたであろう人です。

しかも、90%タミフルが使用されています。

それでも悪くなるときは悪くなるのです。

もう一度考えてみてください。

>安保教授は言う。「これだけ流行し始めた新型インフルエンザで毎日、何人が亡くなっているか。その数字を見ただけでも、毒性が弱いことははっきりしています。ここは効果がほとんど期待できないワクチンに頼るのではなく、自分の力で解決すべきです」。

安保先生の主張を信じますか?

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良心のある新潟大学の先生方、本当にこのままでいいんですか?


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2009.11.11 11:54 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

インフルエンザに大いにかかれ!?

『若者よ、新型インフルエンザに大いにかかれ』
21世紀型医療は「自分で治す」〜手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう

http://s02.megalodon.jp/2009-1104-2145-35/jbpress.ismedia.jp/articles/-/1989

耳を疑う主張ですね。

しかも、ワクチンが無駄だとのこと。

でも、医療関係者でなければ信じてしまう可能性は十分にありますよね。

しかも、新潟大学の教授なんですから。

実は、がんの世界でも有名な先生です。

それで、私も知っているんですけど。

『現代医療はがん患者を助けられるのか?』

http://s02.megalodon.jp/2009-1026-1755-03/toenn.hp.infoseek.co.jp/medical_tr/doctor_9.html

安保

次に、放射線治療法ですが、これもう受けないほうがいいでしょう。
最近では、ピンポイントに狙い撃ちができるようになってより安全になった、という医者もいます。しかし、つい最近も放射線の過線量照射事故が問題になったように、医者側のミスも見逃せません。
放射線療法を行うと、乳ガンのような皮膚表面への照射の場合、赤く軽い火傷のような症状になります。同じように、肺ガンや胃ガンなど、内臓への照射でも体内で火傷が起きているわけです。その火傷がひどい場合、癒着や出血をともなう場合もあります。
また、そのとき体内ではクラッシュシンドロ−ム(破壊症候群)が発生しています。これは、例えば事故で大怪我をしたり大火傷をして、ある部分の組織がダメ−ジを受けたとします。すると、交感神経が刺激されて体内に顆粒球が急増し活性酸素が大量に湧き、人はショウック状態に陥ります。放射線治療法でも同じことが引起されます。免疫力も低下し、何のための治療だか分からなくなります。
最後に化学療法と言われる抗がん剤は毒ガスの研究から生まれました。これまで、ガンそのもので亡くなったのか、抗がん剤の副作用で亡くなったのか、実際には分からない人がどれだけ大勢いることでしょう。それほど、抗がん剤の副作用は激しいのです。最近では、ガン細胞だけ消滅させる分子標的薬などが開発されたと話題を集まっていますが、すでに肺がん用の薬で亡くなる人が続出しました。抗がん剤は、最も刺激の強い薬品であり、その成分そのものが人体にとってのストレスとなるのです。
冒頭の私の経験は何十年も前のことですが、今でも同じことが繰り返されているのです。抗がん剤の副作用で死にたくなければ、抗がん剤を使う治療を拒否する以外に道はありません。
上野

抗ガン剤を使った患者さんすべてが亡くなったという安保先生のご経験は、本当に衝撃的でしたね。


あの、私受け持った患者さんだけでも抗がん剤治療をして5年以上再発がなく治ったと考えられる患者さんは何人もいてるんですけどね。

つっこみどころ満載でNATROM先生のブログで詳しく解説されていますのでご覧下さい。

『癌性疼痛の除痛すら否定する安保徹と上野紘郁』

ここまで読んでいただくと、信じられないんじゃないんでしょうか。

パーキンソン病も薬を飲まなくても治るというも書いているようです。

しかもその本を読んで悩んでいる患者さんもたくさんいるようです。

『安保徹教授が書いた本について』

本当に、ただでさえ病気で悩んでいる患者さんたちを悩まさないで欲しいものです。

それにしても、新潟大学の教授会はどうしたんでしょうか?

こんな方を教授という地位においたままでなんとも思わないのでしょうか?

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がんに対する標準的な治療もすべて否定されてますしね。

自身ががんになったときにどうするかが非常に気になりますね。


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2009.10.24 11:47 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

まんがでわかる医学

おもしろい漫画をみつけました。

『がん免疫療法はまだ臨床研究の段階です』

すごくわかりやすく書かれています。

漫画ですから当然でしょうか。

内容も現実に即したものになっており、がんの専門家が読んでもおかしいところは見あたりません。

7ページにある

>手術、抗がん剤、放射線に続くがんの第4治療法ですか……!?

>それは、持ち上げすぎですね!

などのくだりは、実際患者さんと話していてよくあることなのでこの漫画すごいと思ってしまいました。

他にもこれも秀逸です。

『研究段階の治療は受けるなら臨床試験で』

3ページの

>もしかして先進医療は「高級」で標準治療は「並」だと思っているでしょう?

>違うんですか?

以下その説明は非常に理解しやすく考えられています。

また、6ページの

>治る可能性の高い患者さんに効くかどうかわからない治療の臨床試験を受けてもらうのは倫理的に問題があります!

まさにその通りなのですが、多くの患者さんはそのあたりがよくわかっていません。

最後のページ

>ワラにしては、高すぎますよね…
>臨床試験なら医学の進歩に貢献できますが…

標準治療でない治療を受ける場合は、ぜひ臨床試験で受けるようにして欲しいと思います。

私が興味をそそられたものとしては

『痛みは上手に伝えよう』

『苦しいときはいつでも緩和ケア』

などがあります。

ただ、『苦しいときはいつでも緩和ケア』の最後のオチは若干やり過ぎなような感じですけどね。

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christmasさんも何か書いてみませんか?


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2009.07.28 12:17 |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  趣味  |  緩和ケア(医療)  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

バルーンギフト

バルーンギフトって知っていますか?

その名の通り、風船を送ります。

そんじょそこらの風船じゃなくてでかいのは1mを超えます。

子供の背丈より大きいものがあったりします。

欧米では、普通に入院中の患者さんに送ったりするようです。

日本ではほとんど見かけませんけどね。

食べ物と違って腐ることもないし、手間はかからないしいいプレゼントになるでしょう。

バルーンギフトに熱い思いを持っている方のHPです。

http://www.rakuten.co.jp/balloon/420855/

一部抜粋します。



『GET WELL SOON!』 は、早く良くなってね!というお見舞いのメッセージ。

『バルーンをお見舞いに贈るの?』

みなさんの率直な感想ではないでしょうか。

1999年、アリゾナ州のフェニックス子供病院で見たある光景を今でも忘れることができません。

『その巨大な病院のたくさんの病室の窓にお見舞いのバルーンが揺れていたのです。それも一つや二つではなく何十という病室の窓に・・・。』

『日本でも早くこういう光景が見たい!』

と心からそう思いました。


この方は、いろんな大会にも出ているようですし、講演などもされているようです。

『私たちの使命』を見ると最初は、バルーンアートに適した風船がなくアメリカから個人輸入で初めて独学で技術を身につけ、人前で披露するようになった経緯が書かれています。

尊敬してしまいます。

また、いろんなメディアに紹介されています。
http://www.rakuten.co.jp/balloon/449480/

ちなみに

わたしのお気に入りはこちら!

ビール
デカイです!とてもデカイ!
このビール風船は、何と[高さ60cm×幅40cm]!
ビッグサプライズ間違いなし!
大きな大きな箱が届きます。
持つと、とっても軽い!
中身が無いんじゃないかというくらい軽いのです。
何だろう?と箱を開けると、高さ約1.8メートルの
バルーンギフトが飛び出してきます。


立てましょう! 作戦を!
秘密のびっくりサプライズ大作戦ですねっ。


やっぱり夏は、これですね。

しかし、大きいですね。

箱からバルーンが浮いて出てくると楽しいですよね。

あと、ミッキーなどのキャラクターもあるし、子供へのプレゼント、結婚式などにも喜ばれそうです。

問題なのは、かさばることだけですけど。

欲しい方はこちらから→『バルーンギフト GOODY』

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もらってうれしいし、楽しくなりますよね。

送っても楽しいですしね。


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2009.07.23 13:24 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

がんの種類を超えた治療

少し前の話題ですが、今年のASCO(アメリカの腫瘍学会)でトピックとなる発表がなされました。

それは、『HER2陽性進行胃癌に対する1st-lineとしての標準化学療法+トラスツズマブ併用の第III相試験:ToGA試験』という演題でありToGA試験と呼ばれています。

簡単にまとめるとHER2と呼ばれるタンパクがたくさんがん細胞の表面にある胃がんの初回治療で標準的な治療とそれにトラスツズマブ(ハーセプチン)を加えて治療したらどうなるかを比べてみた試験です。

結果としてハーセプチンを加えた治療の方が成績がよかったんです。(生存期間を延長させた)

何が凄いかというと胃がんでもハーセプチンが効果があったということです。

ハーセプチンは分子標的薬であり、乳がん治療薬として使われています。

細かく言うと抗体薬です。(大分子化合物ですね。)

『分子標的薬の分類』
でおさらいしてください。

乳がんの中でもHER2が陽性の患者さん以外はほとんど効果がありません。

そんな薬が胃がんでも効果がありました。

やはり、HER2が陽性の胃がん患者さんです。

ハーセプチンの作用を考えると当然とも考えられるのですけどね。

何が凄いかわかりましたね。

わかりませんか?

他にも卵巣がんなどがHER2が陽性のタイプがあるようです。

HER2が陽性の卵巣がんにも効果がありそうですよね。

もしそうだとしたら。。。。

今までは、乳がんは乳がんの治療

胃がんは胃がんの治療

肺がんは肺がんの治療

大腸がんは大腸がんの治療

…………

だったわけですが、胃がんでも乳がんでも肺がんでも腎がんでも

HER2陽性はHER2陽性の治療

○○陽性は○○陽性の治療

☆☆陽性は☆☆陽性の治療

となる時代が来るかも知れません。

その幕開けとなる発表なのかも知れません。

凄いと思った方人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。

本当にそんな時代になったら、本当の臨床腫瘍医が治療を行うべき時代なのでしょうかね。


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2009.07.16 12:21 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  緩和ケア(医療)  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

がんの口腔ケア商品

以前、『口腔ケアの重要性』について少しばかり紹介しました。

そこで、がん患者さん向けの口腔ケア製品があると紹介していましたが、とうとう発売されたようです。

サンスターが、がん患者向けの口腔ケア製品を発売、化学療法時の口内炎や口腔乾燥に配慮

『バトラー口腔ケアシリーズ』です。

口腔保湿スプレー
保湿洗口液
歯磨き剤
歯ブラシ
粘膜ケアスポンジ

以上、5点です。

バトラー口腔ケアシリーズは、口腔乾燥の方や口腔粘膜が荒れた方でも、気持ちよく口腔ケアができるよう次の3点に着目し商品を開発しました。
口の乾燥を和らげるもの
口腔内の粘膜に刺激がないもの
口の中がさっぱりするもの
とあります。

まだ、静岡県内での販売が中心ですが徐々に全国展開するそうです。

早く、普及して欲しいですね。

欲しい方人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。

うちの病院の売店にもおいてもらうように交渉中です。

しかし、いい値段していますね。


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