正月早々縁起が悪いと思われるかも知れませんが、人間いつか必ず死にます。
死なない人間はいません。
だからこそ、元気なうちから死について一生懸命考えていって欲しいと思います。
いままで、最期の迎え方や
最期はどこで?や最期を迎えるにあたってで人生の最期についてみなさん考えてみてくださいね。と言ってきました。
人それぞれの最期があり、最期の迎え方もいろいろなのですけど。
じゃあ、具体的に何を考えたらいいかわかんない人も多いのかも知れません。
最期を迎えるにあたってまず考える事は、在宅死まで考慮するかどうかだと思います。
やはり、家で最期を迎えるとなると病院と違い出来る事は限られてきます。
家で難しい事は高用量の酸素投与、24時間の持続的な静脈への点滴は難しいでしょうね。
その他の事は、家族と本人の頑張りで結構カバーできると思います。
また、食べれなくなってきたときの栄養をどこから摂取するかと言うのも大事ですね。
一時的に食べれなくなったら点滴が一般的です。
長期間食べれないなら、鼻や口からチューブを入れて流動食を流し込む方法もあれば、胃とお腹の皮膚と穴を開けてお腹の穴から胃へ直接流動食を流し込む方法もあります。
そんな事するくらいなら死んだ方がましだと思う人もいるでしょう。
ただ、実際そのような行為が必要になったときには自身の判断が出来ない場合も多く本人の意志ではなく、家族の意志に沿う事もよくあります。
ですので、健康なうちによく考えて頂いて、もしもの時にどうして欲しいかを決定して、家族の前で意思表示してできれば文書にて保管して頂くと医療関係者としてはありがたいです。
病院で主に聞かれる事は、人工呼吸器の使用するかしないか?心臓マッサージを行うかどうか?についてである事が多いと思います。
その事に関してもいろいろ述べたいのですが長くなりそうなのでまたの機会にしたいと思います。
しつこいようですが、最期について一度は考えましょう人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。
正月ですけど、みんなが集まるときにみんなで話し合った方があとあとよいかと思いましたんで。
気分を害した方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
元旦のブログでなんちゃって救急医先生は日々是よろずER診療 日本人の「死生観」と私の思いをエントリーされています。
こちらも是非読んでみてください。
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最近アクセス数が増えてきました。昔も似たような話題を書いたのですが、新しく読んで頂いている方へ一度、元気なうちに考えてみてください。
人間いつかは、死にます。
昔からそうです。
しかし、最期の迎え方を自分で選択する事は難しいです。
いろいろな最期の迎え方があります。
事故によるもの。
病気によるもの。
病気によるものでも慢性の病気でだんだん悪くなるもの。
急性の病気であっけないもの。
普段、健康な人は死ぬ事を意識して生活を送っていません。
ですので、最期の迎え方なんかほとんど考えたりしません。
もし、したとしても漠然となんとなく考えているだけだと思います。
現実問題として、多くの方が『死』を意識するのなんらかの病気になったときだろうと思います。
急性期の病気でここ数日を乗り切れば回復する見込みの高い病気から、慢性の病気で基本的には徐々に悪化していく病気までいろいろでしょう。
急性期の病気は事故と同じようになかなか心の準備もできないし、身の回りの事もできない事がほとんどです。
人が最期の迎え方を考え始めた時から、予想される最期を迎えるまでの期間と実際に最期を迎えるまでの期間が非常に大事だなと思います。
そのスパンは、病状によりかわってきます。
数週間だったり、数ヶ月だったり、数年だったりします。
その期間がその人の人生にとって大切です。
最期の迎え方を考える時間になります。
どれくらいの期間が一番いいかは人それぞれだと思いますが、1年から2年くらいが適当な期間じゃないかなって思います。
やはり、数ヶ月は短いような気がするし、3年以上あったら長すぎてうまい事コントロールできないかも。
そのような考え方をすると悪性疾患で最期を迎えるのも悪くはないかなって思います。
日本人の3人に1人は、がんに罹患する時代です。
自分ががんになったなら、悲観的になるのは当然の事ですが、こんな事でも考えながら少しでも前向きに考えていきたいと思っております。
自分の最期を少し考えてみようと思う方人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。
医者になってなかったら、こんな事考えもしなかったと思います。
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がん難民って聞いたことありますか?何のことかわかりますか?
がんの患者さんで、初回治療した病院から『どっか他の病院を探してください。』とか言われてどうしていいかわからなくて困ってる患者さんの事です。
なぜ、このような人々ができるのでしょうか?
要因の一つとして、医療制度の問題があります。
たとえば、入院期間がある程度以上になると病院の収入が減るという事実。そのような、患者さんがベットの多数を占めていると経営的に厳しいというわけです。
また、病院自体の問題。がんの拠点病院となるような病院は、研究期間としての側面もあります。(すべてのがん拠点病院がそうではありません、中にはなんでこの病院が拠点病院なの?みたいな病院もあります。ですので、がん拠点病院だから、がん治療のレベルが高いかと言うとそうでないこともあります。(もちろん、レベルの高いところが多いですが。))
簡単に言うと臨床試験に入ることのできる患者さんを優先的に入院させると言うことになります。
臨床試験は、主に初回治療に関して行われることがほとんどです。
ですので、初回治療が終了したりとか、ギアチェンジしたりとかしたら、いろいろな症状が出たりして入院が必要となり、臨床試験に入るべき患者さんのベットが確保できなくなる。
こんな理由(他にもあるでしょうが)で『がん難民』ができあがります。
かれらは、どこに行ったらいいのでしょう?ホスピスでしょうか?
ホスピスは、システム上緩和目的の放射線治療や抗癌剤治療でさえ、行いにくくなっています。(医療報酬のシステム上の問題で抗癌剤、放射線治療を行うと赤字になる場合が多いため。)
仮に、病院を移ったとしても新しい担当医、新しい環境で不安を抱えた患者さんは、どう思うのでしょうか?(本人が希望してかわった場合は別ですが。)
治癒しなかったがんの患者さんの残された時間が非常に大切です。
その時間を有効に使うためにがん難民は、なくさないといけません。
がん拠点病院が、がん難民を出さないでやっていけるような医療制度を整えてください。
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緩和ケアの講習を医療関係者は、全員5年以内に受けなさい。
いいことなんですけど、がん難民を出さない方が先じゃないかと思います。
今の制度をかえないと出さないようにするの難しいですよね。
あと、お産難民なんて言葉も最近出てきてますよね。とくに、奈良県で。これも、行政の問題が一番じゃないですか?
詳細は、他のブログを見て頂ければわかりますが。。。。
部門によっては患者さんを受け入れれば受け入れるほど赤字になるような診療報酬の設定など、医療行政が抱えている問題はたくさんあります。医療資源にも限りがあります。このことは、みんなが理解しなければならない問題だと思います。
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緩和医療学会で、ある先生が『在宅は医師、看護師、介護士の三位一体である。』とおっしゃっていました。
まさにその通りです。みんなが力を合わせないとうまくいきません。
以前、最期はどこで?ででも述べさせていただきました。
現在の問題点は介護士もしくはケアマネの方々が緩和医療に対する知識、意識レベルが低い方が多い、もっと研修が必要であるとのことです。
国は、在宅医療を推進しようとしています。
そのために緩和ケアの講習を5年以内に関係者は受けなさいといっています。
それにしても、緩和研修は、医師、看護師、薬剤師、介護士、ケアマネなどの職種が受けるって事ですよね。
ホントにそうなら、大規模な研修体制が必要です。
この研修を行う体制はあるんでしょうか?
5年でできるわけないんじゃないでしょうか?
そこまで分かってるんでしょうかね。
また、緩和ケアチームの友人の医師は
『ある程度のレベルまではすぐになれる。しかし、ある程度専門的な知識を持った方への研修制度がほとんどないのが残念。』とのこと。
本当にそうだと思います。
在宅医療に非常に興味はあります。前回も述べましたが国の政策で在宅を選ぶのではなく、個人個人で選ぶものだと思います。
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これで、緩和医療学会ネタはおわりだと思われます。
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みなさん、最期はどこで過ごしたいですか?
緩和ケア(医療)を考える上で避けて通ることのできないものです。
たたみの上で死にたいですか?もちろん、病院で最期をむかえたい人が多いのですが。
がんの末期の患者さんでも『病院はいやだ。できるだけ家で過ごしたい。できたら、最期まで家で過ごしたい。』と希望される方がときどきいらっしゃいます。
本気で、希望されるなら元気なうちから手をうっておかないと今の医療制度では難しいと思います。何事も早め、早めです。
今の医療制度において病院で最期を迎える事は簡単なことです。
普通にしとけばほぼ100%そうなります。
では、自宅で最期を迎えるには、どうしたらいいのでしょうか?
まず、信頼できる往診してくれるドクターがいること(見つけること)。しっかりした訪問看護ステーションとコメディカル。そして、家族の理解。
これが、最低限必要なものです。
本人がいくら自宅での死を望んでも最後に家族がどうしていいかわからなくなって結局救急車を呼んで病院に来た。なんて事もよくあることです。
国の政策としては、医療費削減のために在宅死をすすめる方向であるようですが、
この問題は決して国が決めるのではありません。
個人個人が決める問題です。
みなさんも一度考えてみてください。
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こないだ“○○メディカル”って言う雑誌を読んでたら、“再評価される皮下輸液” と言うタイトルに惹かれました。
皮下輸液とは、血管(静脈)の中に入れる点滴ではなく、皮下に入れる点滴のことです。
医療関係者のかたは、十分すぎるくらい分かっておられると思うのですが、終末期医療において血管を確保するのが難しいことがしばしば見受けられます。
自己にて食事、飲水が難しくなった患者さんに脱水を起こさないように輸液(点滴)が必要となるのですが、静脈がなかなかとれない場合、皮下輸液が行えるとどんなに楽か。患者さん、家族も不要な中枢ルート(太い血管に長い管を入れる処置)や何度も針を刺されることがなくなります。
ただし、ホントにこれでいいの?って疑問があります。だって今まで自分でしたことないから。
4から5時間で500mlも皮下から投与できると書いてあります。ペットボトル1本分ですよ。
誰か、実際皮下輸液を実践されてる方どんなものなのか御教授ください。よろしくお願いします。
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