最近、血圧を自分で測ることはほとんどなくなりました。
呼吸器を主に診ていますので血圧の重要度は低いのです。
必要であっても看護師が測定した値を見たり、外来においてある自動血圧計の値を持ってきてもらったりしています。
そんなの医者が測るべきと思われる方もいるかも知れませんが、診察室でたまに測る血圧よりも家庭でいつもどれくらいの血圧であったかのほうが大事です。
まあ、前置きはそんなところで。
血圧を測るとき腕をまくりますよね。
でも、中には下着はまくらなかったり場合によってはセーターをまくらずに測ろうと腕を出す方がいらっしゃいます。
それでは正確に測れません。
血圧は音で測っているので素肌より服を着ていた方が聞こえにくいのです。
また、服の厚みで圧力がかかりにくくなったりしてでしょうか。
右腕に着けたカフの内側には、以下の厚みの布を巻き込んで測定し、左腕の測定値をコントロール値として、布(衣服)の影響をみた。血圧の左右差は、布を巻き込まずに測定した値で補正した。
0.2mm厚のシャツ
1mm厚のトレーナー
2mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット薄)
4mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット中)
7mm厚のニット0.2mm厚のシャツ(ニット厚)
膜型聴診器を皮膚に密着させて測定した場合、左右の測定値の差(mmHg)は上記5パターンの順に、収縮期血圧で0.9±3.2、0.2±2.9、0.8±3.0、3.4±3.8、4.9±2.7で、ニット中とニット厚はコントロール値に対して有意に高い血圧値となった。
やはり、厚手の方が差が出やすいんですね。
みなさんも血圧を測るときは服を巻き込んで測ることのないようにしてくださいね。
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先週末は、肺がん学会は50回目の記念大会でした。
今年は、アリムタ(ペメトレキセド)という抗がん剤が肺がんでも使えるようになりました。
また、今月11月からアバスチン(ベバシズマブ)も肺がんで使えるようになりました。
また、アプレピタント(エメンド)という今まで日本で使えなかったタイプの吐き気止めも今年度中には使えるようになりそうです。
肺がんの治療も進化してきています。
また、来年から肺がんの癌取扱い規約も変更になります。
肺癌取扱い規約とは、簡単にいうと肺がんをどのように診断して、広がりやある場所でどのような治療を行えって行けばよいのかを示したものです。
腫瘍の大きさの分類などが細かくなること、それと胸水があれば遠隔転移とみなすなど今までの分類とはずいぶんかわった印象を持ちます。
まあ、そんなこんなで肺がんの治療は今年から来年にかけてずいぶんとかわると思います。
そんな中、学会に参加してきました。
新宿の京王プラザホテルでありました。
会場は43階にもありましたのでそこからの景色はすばらしいものがありました。
丁度、晴れの日と雨が降っていて煙っている日との東京の景色が見れました。
目の前に東京都庁があり、雨で煙った中に浮き上がる都庁はきれいでした。
その学会の中で出会いが二つほどありました。
ひとつは、43階から降りるエレベーターの中です。
エレベーターに乗り込むと異様に背の高いジャージを着た女性たちがいました。
日本人でないことはすぐにわかりました。
ジャージの胸にDOMと書いてありました。
明らかにスポーツ選手だとわかりましたが、何のスポーツか、どこの国かがわかりません。
彼女たちが降りるときに背中が見えました。
背番号の上にDOMINICAと書いてあったので国はわかりました。
よくよく、考えてみると女子バレーの大会をやっていたことを思い出してようやくスッキリしました。
あとひとつは、このブログでも時々紹介させていただいている『緩和ケア医の日々所感』の管理人であるaruga先生と少しの時間ですがお話しさせていただきました。
blogなどでは、コメントをいただいたりしていたのですが、初めてリアルにお話させていただき非常に嬉しく思いました。
(実は、2年ほど前講演をリアルに聴いたことがあったのですが、緩和医療学会でありその学会では非常に有名な先生であり直接お声をかけることが出来なかったのでした。)
そんなこんなで、肺がん治療に関しても非常に変化していく年の50回という節目の学会でした。
また、個人的にも思い出深い学会となりました。
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そう言えば最近、肺がんの話題も少ないですね。
インフルネタが多すぎるんですね。
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先日、『若者よ、インフルエンザに大いにかかれ〜21世紀型医療は「自分で治す」〜手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう』
の記事を紹介させていただきました。
新潟大学の安保先生はこの記事を読んでもまだ、自分の説を声高に主張するのでしょうか。
『カナダとメキシコでICUに入院した新型患者の多くは若年成人
急速に呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行』
いずれの論文も、2009 H1N1感染によりICUに収容される人々の多くが、ワクチン接種方針において優先順位が最も低い60歳までの比較的健康な成人であることに触れ、「呼吸不全が急速に悪化し、通常の機械的人工換気では低酸素血症がなかなか改善せず、人工換気を12日程度必要としたことに注意しなければならない」と述べている。さらに、極めて重症な患者が死を回避できるかどうかは、担当医の、呼吸管理と補助的な治療の能力に依存する可能性がある、という。
まずは、カナダの報告から
研究期間に極めて重症になった患者は、2009 H1N1確定例162人と可能性例6人の計168人(平均年齢は32.3歳、67.3%が女性)。うち50人(29.8%)が小児患者で、60歳超はわずかだった。成人患者のAPACHE IIスコアの平均は19.7、小児ではPRISM IIIスコアの平均は9.1だった。
受診時に98.2%(165人)の患者が何らかの併存疾患を持っていたが、主要な併存疾患を有していたのは51人(30.4%)。最も多く見られた併存疾患は慢性肺疾患(41.1%)、肥満(BMI 30超、33.3%)、高血圧(24.4%)、喫煙歴(22.6%)、糖尿病(20.8%)、免疫抑制状態にある(19.6%)、神経疾患(15.5%)、心疾患(14.9%)、妊婦(7.7%)など。
受診時に多く見られた症状は、発熱(90.5%)、呼吸器症状(94.6%)、虚弱感(55.9%)、筋痛(40.1%)など。
さらに、受診時に両側の肺炎の疑いがあった患者が54人(32.1%)、昇圧薬が必要な低血圧だった患者が23人(13.7%)、喘息または慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪を示していた患者が23人(13.7%)、意識レベルの変化が認められた患者が17人(10.1%)いた。また、急性腎障害が12 人(7.1%)、虚血性胸痛は5人(3.0%)に見られた。
これらの患者は発症から中央値4日で受診していた。しかし病状はその後速やかに悪化し、中央値1日後(0〜2日)にはICUでの治療が必要になった。
極めて重症になった時点で、70.8%の患者の両側肺野に浸潤影が見られ、72.6%は急性肺損傷と診断された。
136人(81.0%)が機械的換気を必要とした。ICU収容当日に機械的換気が必要となった患者が136人(81.0%)で、うち81人に当初から侵襲的な換気が用いられた。当初は非侵襲的な換気を適用された患者が55人いたが、うち47人はその後侵襲的換気を必要とした。
薬物療法はほとんどの患者に行われており、ノイラミニダーゼ阻害薬は90.5%、抗菌薬は98.8%、ステロイドは50.6%の患者に投与されていた。
ICU入院後に2次性の細菌性肺炎を起こした患者は41人(24.4%)いた。
28日死亡率は14.3%(24人)だった。最初の14日間に10.7%(18人)が死亡していた。90日死亡率は17.3%(29人)。死亡者の 72.4%(21人)が女性で、男性は8人(27.6%)のみ。極めて重症となった50人の小児のうち死亡は4人(8.0%)に留まった。
ICU入院期間の平均は12日(5〜20日)。生存者のICU入院期間は平均12日、死者では10日だった。
機械的人工換気を必要とした期間の平均も12日(6〜20日)で、生存退院者と死者の間に差は無かった。
死亡者29人(平均年齢42歳)と生存者(139人、30歳)のベースラインの特性を比較したところ、有意な差が見られたのは、年齢(p=0.007)、 APACHE IIスコア(26と18、p<0.001)、1日目のSOFAスコア(8.4と6.4、p=0.01)などだった。性別、BMI、発症から入院までの期間などは、死亡/生存というアウトカムに有意な影響を与えていなかった。
ほぼすべての患者に対して抗ウイルス薬の投与が早期に開始されていたため、抗ウイルス薬使用の有無や投与開始時期とアウトカムの関係を評価することはできなかった。
次にメキシコから58人(6.5%)の報告
58人のうち確定例が29人、可能性例が14人、疑い例は15人。年齢の中央値は44.0歳(10歳から83歳、53.4%が女性)。成人患者の APACHE IIスコアの平均は20.1だった。小児患者は2人のみ(10歳と14歳)で、PRISM IIIスコアの平均は6.5だった。
何らかの併存疾患を1つ以上持っていた患者は49人(84.5%)。最も多く見られたのは肥満で、BMI 30超が21人(36.2%)いた。続いて喫煙歴ありが20人(34.5%)、高血圧が15人(25.9%)、糖尿病が10人(17.2%)など。呼吸器系の併存疾患を有していた患者はわずかで、COPDが2人、喘息も2人だった。
58人全員が発熱を示し、57人(98%)に呼吸器症状(咳、呼吸困難、喘鳴)があった。全身虚弱感が41人(71%)、筋痛が35人(60%)、頭痛が33人(57%)、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)が18人(30%)に見られた。
症状発現から入院までの日数の中央値は6日、入院からICU収容までの日数の中央値は1日だった。
54人が、重症の呼吸窮迫症候群と難治性の低酸素血症により機械的人工換気を必要とした。32人が侵襲的換気、6人が非侵襲的換気、16人がこれら両方の適用を受けた。
95%の患者が抗菌薬、78%がノイラミニダーゼ阻害薬、69%がステロイド投与を受けていた。
60日間の死亡率は41.4%(24人)。小児2人はいずれも生存した。多くは極めて重症になってから2週間以内に死亡していた。4人が救急部門での死亡で、うち3人は到着から8時間以内、1人が24時間以内の死亡だった。
28日間では23人が死亡。主な死因は呼吸不全だった。それ以降60日までの死亡は1人だけで、死因は多臓器不全だった。
生存者のICU入院期間は13.5日、死亡者のICU入院は7.0日だった。機械的人工換気の適用期間は生存者が15日(8〜26日)、死亡者が7.5日(3〜13.5日)だった。
死亡者(中央値39歳)と生存者(45歳)を比較すると、死亡者は、受診時により重症(APACHE IIとSOFAスコアが高い)で、動脈圧が低く、腎不全と肝不全が認められ、低酸素血症が進んでおり、クレアチニンキナーゼレベルとクレアチンレベルが高く、臓器不全が進行中だった。
メキシコでは、ノイラミニダーゼ阻害薬は生存の可能性を有意に高めていた(オッズ比7.4、1.8-31.0、p=0.006)。
カナダとメキシコでは、極めて重症と判定された患者の多くが、比較的健康な若い成人だった。ほぼすべての患者が発熱と呼吸器症状を示して入院し、その後急速に極めて重症な状態まで呼吸器症状が悪化、多臓器不全も進行した。多くの患者に10日以上にわたって機械的人工換気を適用されたが、低酸素血症は難治性を示した。
だんだんと新しいことがわかってきた状態です。
ほとんどの方(90%ほど)が併存疾患を持っていたのですが、併存疾患の中には肥満、喫煙歴、高血圧なども含まれています。
カナダの報告で主要な併存疾患は30%とあります。
ということは、新型インフルエンザで非常に悪くなった人の7割はごく普通に日常生活を送っていたであろう人です。
しかも、90%タミフルが使用されています。
それでも悪くなるときは悪くなるのです。
もう一度考えてみてください。
>安保教授は言う。「これだけ流行し始めた新型インフルエンザで毎日、何人が亡くなっているか。その数字を見ただけでも、毒性が弱いことははっきりしています。ここは効果がほとんど期待できないワクチンに頼るのではなく、自分の力で解決すべきです」。
安保先生の主張を信じますか?
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良心のある新潟大学の先生方、本当にこのままでいいんですか?
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『若者よ、新型インフルエンザに大いにかかれ』
21世紀型医療は「自分で治す」〜手を洗うな、マスクはするな、キスをしよう
http://s02.megalodon.jp/2009-1104-2145-35/jbpress.ismedia.jp/articles/-/1989
耳を疑う主張ですね。
しかも、ワクチンが無駄だとのこと。
でも、医療関係者でなければ信じてしまう可能性は十分にありますよね。
しかも、新潟大学の教授なんですから。
実は、がんの世界でも有名な先生です。
それで、私も知っているんですけど。
http://s02.megalodon.jp/2009-1026-1755-03/toenn.hp.infoseek.co.jp/medical_tr/doctor_9.html
安保
次に、放射線治療法ですが、これもう受けないほうがいいでしょう。
最近では、ピンポイントに狙い撃ちができるようになってより安全になった、という医者もいます。しかし、つい最近も放射線の過線量照射事故が問題になったように、医者側のミスも見逃せません。
放射線療法を行うと、乳ガンのような皮膚表面への照射の場合、赤く軽い火傷のような症状になります。同じように、肺ガンや胃ガンなど、内臓への照射でも体内で火傷が起きているわけです。その火傷がひどい場合、癒着や出血をともなう場合もあります。
また、そのとき体内ではクラッシュシンドロ−ム(破壊症候群)が発生しています。これは、例えば事故で大怪我をしたり大火傷をして、ある部分の組織がダメ−ジを受けたとします。すると、交感神経が刺激されて体内に顆粒球が急増し活性酸素が大量に湧き、人はショウック状態に陥ります。放射線治療法でも同じことが引起されます。免疫力も低下し、何のための治療だか分からなくなります。
最後に化学療法と言われる抗がん剤は毒ガスの研究から生まれました。これまで、ガンそのもので亡くなったのか、抗がん剤の副作用で亡くなったのか、実際には分からない人がどれだけ大勢いることでしょう。それほど、抗がん剤の副作用は激しいのです。最近では、ガン細胞だけ消滅させる分子標的薬などが開発されたと話題を集まっていますが、すでに肺がん用の薬で亡くなる人が続出しました。抗がん剤は、最も刺激の強い薬品であり、その成分そのものが人体にとってのストレスとなるのです。
冒頭の私の経験は何十年も前のことですが、今でも同じことが繰り返されているのです。抗がん剤の副作用で死にたくなければ、抗がん剤を使う治療を拒否する以外に道はありません。
上野
抗ガン剤を使った患者さんすべてが亡くなったという安保先生のご経験は、本当に衝撃的でしたね。
あの、私受け持った患者さんだけでも抗がん剤治療をして5年以上再発がなく治ったと考えられる患者さんは何人もいてるんですけどね。
つっこみどころ満載でNATROM先生のブログで詳しく解説されていますのでご覧下さい。
ここまで読んでいただくと、信じられないんじゃないんでしょうか。
パーキンソン病も薬を飲まなくても治るという本も書いているようです。
しかもその本を読んで悩んでいる患者さんもたくさんいるようです。
本当に、ただでさえ病気で悩んでいる患者さんたちを悩まさないで欲しいものです。
それにしても、新潟大学の教授会はどうしたんでしょうか?
こんな方を教授という地位においたままでなんとも思わないのでしょうか?
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がんに対する標準的な治療もすべて否定されてますしね。
自身ががんになったときにどうするかが非常に気になりますね。
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JAMAいうアメリカの有名な医学雑誌にN95のマスクと普通のサージカルマスクでインフルエンザの予防に関して差がないとの論文が載っていました。
個人的な感想は、やっぱりなという感想ですけど。 これで、普通の方がN95マスクを買い求めたりする必要性がないことがはっきりしましたね。
原文は
↓
『Surgical Mask vs N95 Respirator for Preventing Influenza Among Health Care Workers』
探してみると日本語もありました。
ログインしないと読めませんが、
2008年9月23日~12月8日にカナダ・オンタリオ州の8カ所の第三次医療機関(大学病院6施設:310~400床、市中病院2施設:256~400 床)の救急部門、内科部門、小児科部門にフルタイム(就労時間は週に37時間超)で勤務する看護師446人を登録。平均年齢は36.2歳、94%が女性だった。
登録した看護師を、無作為に、個々人の顔にフィットすることが十分に確認されたN95マスク(221人)またはサージカルマスク(225人)に割り付けた。サージカルマスクは、各病院が用意している製品をそれぞれの製造会社の指示通りに使用する、とした。
季節性インフルエンザワクチンの接種率は、サージカルマスク群30.2%、N95マスク群28.1%で差はなかった。 この間のインフルエンザ感染は、サージカルマスク群50人(23.6%)、N95マスク群48人(22.9%)で、絶対リスク差は-0.73%。95%信頼区間は-8.8%から7.3%(p=0.86)となり、サージカルマスクの非劣性が示された。
PCRで感染が確認された看護師は、サージカルマスク群6人(2.8%)、N95マスク群4人(1.8%)。絶対差は-0.93%(-3.82%から1.97%、p =0.75)で、やはり有意差は見られなかった。 インフルエンザ以外のウイルスの感染率についても、サージカルマスク群とN95マスク群の間に差はなかった。
また、インフルエンザ以外のウイルスに感染した患者の中にインフルエンザ様疾患とみなされる症状を示した看護師はいなかった。 呼吸器疾患により受診した看護師は、サージカルマスク群6.1%、N95マスク群6.2%(p =0.98)で差はなかった。
このように、オンタリオ州の第三次医療機関の看護師のインフルエンザ感染予防において、サージカルマスクはN95マスクに劣らない効果を持つことが明らかになった。この結果は、インフルエンザの感染に関わる飛沫のサイズがサージカルマスクでほぼ防げるレベルであることを示唆する。また、サージカルマスクの問題の一つは顔にフィットしないことだと考えられてきたが、それもまた、感染率に有意な影響を与えない可能性が示された。
一部のみ抜粋です。
また、こんな記事も
『H1N1による入院・死亡患者の34%は迅速診断で陰性 米カリフォルニア州での分析、入院リスクが最も高いのは乳児』
新型インフルエンザ(2009 H1N1)に感染し、重症化した患者に関する情報が蓄積されつつある。米カリフォルニア州公衆衛生局のJanice K. Louie氏らは、同州内での2009 H1N1流行開始から16週間の入院または死亡例について分析し、季節性インフルエンザ感染の場合と比較した。この結果、2009 H1N1による入院リスクは生後2カ月までが最も高く、死亡リスクは50歳以上が最も高いこと、迅速診断で偽陰性となった患者が3人に1人の割合で存在することなどが明らかになった。詳細は、JAMA誌2009年11月4日号に報告された。
50歳以上の集団は、入院率こそ低いものの死亡率が高かった。高齢者の一部が免疫を有する可能性が示されているが、50歳以上の感染者については慎重な観察を怠ってはならないと著者らは言う。 そして、迅速診断では偽陰性が多いことに注意すべきだ。ハイリスク患者の場合には判定が陰性でも監視を怠らず、可能な限り早く抗ウイルス薬を投与する必要がある、と著者らは述べている。
陰性だからといってインフルエンザでないとは言えないですからね。
あくまでも迅速検査キットは補助診断でしかありません。
また、インフルネタになってしまいました。人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。
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今日は小ネタです。
読めない人が多いと思うので。。。
手洗いの研究: 男性は不潔感、女性は知識に反応する
Miranda Hitti
【10月22日】男性に手を洗ってもらうには、あからさまに気持ち悪いメッセージを出すといい。
このフレーズはどうだろう---「せっけんで洗わないと口に入ります」。『American Journal of Public Health』に最近発表された研究で、これは男性に手を洗わせるのに最も有効なメッセージのひとつだった。
同研究は、様々な年齢層の旅行者で道路が込む夏休み中、イギリスの高速道路サービスエリア内にあるトイレで行われた。
研究者らは男性と女性のトイレに大文字が点滅する電光掲示板を設置した。メッセージはすべてせっけんで手を洗うことの重要性を伝えるものだった。しかしメッセージの口調は異なっていた。
「水では殺菌できません。せっけんならできます」というように、いくつかのメッセージは手を洗わないことのリスクをうたった。
別のメッセージは「隣の人はせっけんで手を洗っていますか?」と社会的規範を利用したものだった。さらに「トイレを口に入れないで---せっけんで手を洗おう」というような、研究者らが「不潔ファクター」と呼ぶメッセージもあった。
比較のため、掲示板は時々消しておいた。トイレのソープディスペンサーに付けたセンサーで何人がせっけんを使ったか記録した。
様々なタイプのメッセージがせっけん使用の動機になっていた。
「男性は嫌悪感にかなり反応したが、女性は有意な反応を示さなかった」とロンドン大学衛生熱帯医学大学院のGaby Judah, BAらは書く。
女性は手を洗わないことのリスクを知らせるメッセージに反応した。
「男女両方の反応が良かったメッセージは“隣の人はせっけんで手を洗っていますか”と規範に訴えるメッセージだけだった」という。
Judah氏らがトイレから出てきた人をインタビューした結果、ほとんどの人が手洗いメッセージを全く覚えていなかった。また、手洗いに十分時間をかけたかどうかも同研究では分からない。
しかし、人に手を洗わせるには様々なメッセージが有効なようだ、とJudah氏らは記している。
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男性と女性でこんなに違うものなのですね。
やっぱり、男女だけでなく個人個人によって手を洗いたくなるメッセージは違うような気がしますね。
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aruga先生のブログで知ったのですが、『座右の銘メーカー』なんてのがあります。

こんなん出ましたけど。
いいですね。
うれしくなったので。
つい。
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名前でやると
『なんだかんだ言って、自分が一番かわいい』
でした。m(_ _)m
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ロボットスーツHALをご存じですか?
自立支援ロボットだそうです。
>にロボットスーツHALは、脚に障がいを持つ方々や脚力が弱くなった高齢の方々の脚力・歩行機能をサポートし、歩くことの素晴らしさを取り戻していただくことを願って誕生した、革新的な自立支援ロボットです。
>ロボットスーツHALは、筋肉を動かそうとする脳からの電気信号を皮膚表面で検出し、コンピュータ制御により各部モータを動作させて人の動きをアシストする、画期的なスーツ型ロボットです。
>人が身体を動かそうとする際、脳は筋肉に神経信号を伝え筋骨格系を動かしますが、その瞬間、皮膚表面には微弱な生体電位信号が流れます。
ロボットスーツHALに搭載された生体電位センサはその電位信号を検出・増幅し、コントロールユニットに内蔵されたコンピュータに送信します。
コンピュータは解析データに応じて各パワーユニットを制御し、装着されている方の動作をアシストします。一連の処理は筋肉が動きだすより速く行われるため、装着されている方は時間差による違和感を感じることはなく、意思のままに下肢を動かすことが可能なのです。
すげー!
こんな感想しか出てきません。
仕組みの解説ページはここです。
サイズもS,M,Lと3種類あります。
ただし、値段は
>リース料金は単脚タイプが月額15万円、両脚タイプが月額22万円(いずれも5年リースの場合)。
とかなりいい値段がします。
是非動画も見てください。
どうみても介護の道具には見えませんね。
世の中、どんどん進化していくんですね。
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実際、さわったり使ったりした人の話を聞いてみたいものです。
素朴な疑問
>HALを装着して重くないのですか?
>HALは、HAL自体が重量を支えているので装着者が重たく感じる事はございません。
これまた、すげー。
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MUSって何でしょうか?
聞いたことないですよね。
MUSとは、Medically Unexplained Symtomsの略で日本語で言うと『医学的に説明がつかない症状』と訳されます。
医者は患者さんの訴えに対して診断(的確な理由)をつけられないときに
『異常ありません。』
『病気はありません。』
『精神的なものでしょう。』
『不定愁訴』、『更年期障害』
などと説明することがあります。
プライマリケア(最初に医療をうける場合)においてMUSは15%から39%にもなると言われています。
このように言ってしまう原因の一つは
生物医学モデルの中で判断しているからです。
生物医学モデルとは身体の病気のあるなしでの判断です。
つまり、死ぬ可能性があるかどうかの判断でした。
昔はそれでよかったのですが、今の社会は生物医学モデルで判断できない問題が出てきました。
身体心理社会モデルでアプローチする
MUSが起こる原因を考えてみると
・未知の疾患による身体症状
これを見つけ出すのは至難の業でしょう、頻度も低いでしょうし。
・能力不足のために未診断で放置されている症状
例えばうつ病で食欲が低下、パニック障害で動機や息苦しさなど
逆に心因性と決めつけられたが実はちゃんとした病気があった
・身体症状化(Somatization)や身体感覚増幅現象
身体症状化とは、『深層心理に存在する精神症的な原因によって生じる身体面での障害のこと』です。
なんだか、精神科領域の話のようで私には少し難しいようです。
ただ、昔なら、
『異常ありません。』とか『どこも悪くないです。』
『精神的なものではないでしょうか?』
みたいに考えられていた症状もしっかりと原因と対策を考えられる時代になってきたんだなって思います。
やはり、調べてみても何も悪いデータがなくてしかも生命の危機を感じなくて、日常生活にも困っていないなら様子を見て欲しいですもんね。
もちろん、それが原因で日常生活が困っていれば何とかならないかと考えますけどね。
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10年の歳月はお休みです。
もう、ご存じの方も多いと思いますがこんな記事がありました。
『<調査>自国への誇り、最も高い国は豪、中国は7位、日本は最下位—英誌』
>英誌エコノミスト(The Economist)が発表した調査結果によると、世界33か国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリア、最も低い国は日本であることが分かった。
>オーストラリアが自国に付けた点数は100点中90点前後と最も高かった。最低点を付けたのは日本で、およそ56点だった。「オーストラリア国民の自国への情熱は、まるでスポーツのようだ」と同紙は総括している。
>同ランキングの2〜10位は、順にカナダ、フィンランド、オーストリア、シンガポール、インド、中国、フランス、スペイン、チリ。自国に対する誇りにおいて世界基準とされている米国は11位で、自国に付けた点数はおよそ70点だった。
なんだかなぁ。
日本は、いいところたくさんありますよ。
世界的に見ても誇れるところたくさんあります。
確かに、誇れないところもたくさんありますけど。
でも、33カ国中最下位って誇りなさ過ぎですよね。
どう、悪く考えても真ん中辺じゃないでしょうか?
こんな記事を見ると将来が暗くなってきますね。
この記事に対する緩和ケアの先生であるhirakata先生の意見が的を射ていると思うのですが皆さんいかがでしょうか?
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少し、引用させてもらいます。
http://air.ap.teacup.com/awatenai/1064.html
>これはひとえに、教育の結果だろう。
>よその国は「私たちの国はすごい」「私たちの国はこんなところが優れている」「私たちの国は世界一」と、自分の国に誇りを持てるような教育を続けているのに対して、日本は戦後一貫して、謙虚であり続けるような教育を施してきた。
>謙虚といえば聞こえはいいが、「卑下することが日本の取るべき態度」というような教育が、戦後しばらくの間は米国によって、その後は日本以外の国々の内政干渉によって、行われ続けてきた。
>よその国では、あることないこと好き勝手に書いて「日本はひどい国だ」と教育していても、それに直接抗議することは行われていない。しかし日本の教科書が、外国で言われていることと違うことを書くと、たとえ日本の教科書の方が客観的であっても「修正しろ」と圧力を掛けてくる。
>教育の現場で責任を持つ人が、国旗を掲揚するなとか、国歌を歌うなとかいう国が、日本以外に世界のどこにあるだろう。そのような教育をすべきだと考えている教師たちは、日本をどのような国だと思っているのだろう。
>日本を恥ずかしい国だと思う人たちに、これからの日本を担う子供たちを教育してほしくない。
>私は、日本は世界の中でたくさん誇れるものを持っている国だと思う。
>誇れる歴史もあるし、誇れる技術もあるし、誇れる頑張りも持っていると思う。
>そのような実力を、実際の実力よりちょっとだけ謙虚に評価して教育するぐらいが、丁度いいのではないかと思う。
>日本人は、もうちょっとこの日本という国に、誇りを持ってもいいんじゃないかと思う。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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