こないだ、当直でした。
当直中によく勧誘と思われる電話がかかってきます。
ほとんどが、マンション購入、株、先物取引などの勧誘です。
普通は、忙しいから綱がないようにと事務の方にお願いする事が多いのですが。
今日のは、『○○先生から当直の先生にかわってください』と電話入ってます。と事務の人に言われました。
『○○先生や、どうしたんかな?』
もちろん、かわります。
そしたら、勧誘電話でした。もちろん、即切りです。
腹立ちました。
実在の先生の名前を使うのは、反則ですよね。
以前にも、バイト先に『○○大学の○○先生から電話です。』と連絡がありました。
知らん先生やし、もしホントに用事があるなら携帯に連絡するはず。と出ませんでした。
そんな、嘘までついてつないでもらった電話なんて誰が信用すると思うのでしょうね。
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『患者と医者をつなぐもの〜よっしぃの独り言』も読んでね。
知り合いのある先生は、丁寧にむこうがあきらめるまで話しにつきあうそうです。むこうの言う事の矛盾をついてむこうから電話を切らせる事に喜びを感じているとのことです。
医者ならみんな経験ありますよね。
小ネタでした。
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専門医になるには自分が専門とする分野での経験、知識が必要である事は当然必要です。
学会での発表や論文なども必要となります。(それぞれの専門医により異なるのですが。)
あと、お金も必要なんです。
例えば、肺癌学会だと肺癌学会総会参加費が15000円です。
年会費が10000円必要です。
他の学会も似たようなものです。(年会費が10000円から20000円程度)
呼吸器学会専門医の受験料が20000円かかります。
合格すれば登録料20000円程かかったような気がします。
また、専門医の上に指導医という資格もあり同じく受験料と登録料が発生します。
また、各学会の総会だけでなくセミナーなどを開いている場合もあり資格更新のために、総会やセミナーへの出席が必須となっております。
もちろん、無料ではありません。
ですので、各学会とも年間10000円以上は必要です。総会、セミナーに参加すれば50000円くらいかかる事もあります。
遠隔地であれば交通費や宿泊費も発生します。
ちなみに、私の所属する学会は内科学会、呼吸器学会、肺癌学会、臨床腫瘍学会、呼吸器内視鏡学会、緩和医療学会に入っていますので
年会費だけで50000円は軽く超えます。
ほかにも、学会ではない臨床研究グループにも属しており、年会費などのお金がかかります。
もちろん、これらのお金は基本的には医師個人の負担です。
(交通費宿泊費は出張費で出る事が多いですが)
おそらく、専門医制度や自身の勉強のために1年で少なく見ても10万円以上の自己負担はしていると思います。
専門医がいると病院としては、患者さんを集める力になると思われます。
それが、医師にどのように還元されるかは、病院により異なりますが多くの場合、専門医手当などと称して月に数千円程度の手当を出している病院が多いと思います。
正直、それだけですかって感じです。
まあ、そういった手当は当然として、学会関連の出費を病院負担もしくは必要経費に認めて欲しいと思います。
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もう、ずいぶん前のことです。
ベット数50床ほどのW病院がありました。
昔は、バリバリと手術も行っていたようですが、今は手術などは行われず、外来診療を中心に行っています。
いわゆる老人病院です。
大学院生であるX医師は、毎週1回W病院での当直と外来診察をしておりました。
外来診察といってもほとんど、慢性疾患の患者さんで人数も多くなく当直も起こされる事はほとんどありませんでした。
ある時、いつもニコニコしている院長がX医師の前にこわばった表情であらわれました。
『あのー、先生、すいません。今月の給料2週間ほど待ってください。必ず振り込みますから。』
『えっ、どういう事。そんなに、経営苦しいの?』
すぐに払えとはなかなか言えないよな。ほんとに払ってくれるのかなとX医師が考えていると、院長は続けてしゃべります。
『盗難にあいましてね。』
『え、そうなんですか?』
『先生だからお話ししますけど、実は事務長がお金を持ち逃げしたんです。くれぐれも内密にお願いします。』
それから、1週間してW病院に行ってみるとW病院はありました。つぶれてませんでした。
とりあえず、ほっとして院長に尋ねました。
『どうなりましたか?』
『捕まりました。』
『どこにいたんですか?』
『実は、手術室に隅に隠れてたんですよ。毛布にくるまって。どうも、ギャンブルで借金をしたみたいで、お金は返済に使ったみたいで返ってこないですわ。
怖くなって、どこにも行く事ができなくなってガタガタ振るえてました。
ひげも生えっぱなしで、ご飯も食べてなかったようです。
あと、2、3日発見が遅れてたら餓死してたかも知れません。
もし、餓死してたら最悪ですわ。』
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2週間遅れの給料は無事振り込まれたようです。
最近、堅い話が続いていたので、気楽に読める話題でした。
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もうずいぶん前のことです。V先生と一緒に働いていたのは。
V先生は、内科医でしたが、普通ではありませんでした。
何が、普通ではないのか?一言で言うと『セコイ』のです。
例えば、医局(医者の机がある部屋)に共同の冷蔵庫があるのですが、名前のないものは気にせず食べたり飲んだりするのです。
V先生は『あ、名前ないやんこれ』とか言ってもう口の中へ。。。。
どきどき、名前の書いてあるものも。。。。。
その部屋は私とV先生を含め10名ほどの部屋で年代も同じくらいでしたので上の先生に文句を言われる事もなく、V先生の信じられない態度は、猛威をふるっていました。
また、上の先生を見つけると
『先生、ご飯食べに行きましょうよ。』とか『飲みに連れて行ってくださいよ。』とかたかります。自腹とわかると、行かないようです。
しかし、こんなV先生も患者さんにはやさしくていい先生でした。
ある朝、病棟のそばでV先生を見かけたのです。
V先生は、朝食が引き上げられた誰もいない配膳車に近づいていきます。
何をするんだ。と思いながら私は、見ていました。V先生は私の存在に気づきません。
V先生は、きょろきょろと辺りを見回し、配膳車から何かを取り、白衣のポケットに押し込みました。そして、立ち去っていきました。
『何や?』気になった私は、配膳車に近づいて配膳車をのぞき込みました。朝食の残飯しかないけどな。
『……!』
ガザガザとビニールの袋がすれるような音がしたよな。
きっと、未開封のパンをポケットに、、、、
医局に戻ってみると、V先生はパンをほおばっているところでした。
『先生、それどうしたん?』
V先生は、少し動揺したように見えました。そして、
『患者さんにもらってん。』
う゛~、言葉がありませんでした。
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そんな、V先生も結婚したようです。おめでとう。
でも、厳密にいったら窃盗ですよね。
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