震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。同時に被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
私も学生時代に阪神大震災に遭遇しました。
幸い、自宅も無事でライフラインも保たれていたのですが多くの知人が避難生活をしたいたことを思い出しました。
被災地では多くのけが人がいて医療機関は緊急を要する患者さんに対応せざる終えない状況となります。
そうすると、抗がん剤治療中のがん患者さんたちの優先度は落ちます。
震災に伴うがん難民が発生する可能性が高いのです。
もちろん、今はそれどころでないと思いますが。
食事などの心配がなくなった時点でがん治療についての不安が出てくるだろうと思います。
そんな中、がん薬物療法専門医達がメーリングリストを用いて被災地での治療継続が難しくなった患者さんを受け入れる病院を公表しています。
http://oncology.umin.jp/jisinenjo.html
もうすぐ、臨床腫瘍学会HPでもアップされるそうです。
北は、北海道から九州までの様々な医療機関が名乗りを上げています。
被災者の方は親戚のいるところであったり自分の行きやすいところでいいと思います。
同じ病院に大勢の患者さんが集中しなければ対応は可能だと思います。
透析が必要であったり、酸素吸入が必要であったりすればすぐに対応しなければならないことは誰でもわかります。
しかし、がん患者さんの多くは外見からがん治療中ということが判らない方もたくさんいますし、緊急度からしたらどうしても優先度は低くなりがちです。
ですので情報だけで結構です。
多くの方に、被災地以外でもがん治療が続けられることをひろめてください。
お願いします。
長いですが転載させていただきます。
3月11日の「東北地方太平洋沖地震」におきまして、 被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、 犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
被災地におかれましては、一日も早く普段の生活に戻れますよう皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
日本臨床腫瘍学会専門医会におきましては、抗がん剤治療の継続、あるいは新規治療が必要な患者さんで、被災地をはなれ親戚や知人を頼られる方、自治体等の公営住宅緊急施設に移られた方に適切ながん化学療法(抗がん剤治療)を提供すべく、多くの専門医が受け入れを申し出ています。
被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される患者さんがおられましたら、担当される医師は、受け入れ先の検討に下記リストを参考にしていただければと存じます。
また被災者の方で、転地先で、がん化学療法(抗がん剤治療)を希望される方は、現在の主治医に相談し、希望される受け入れ病院に連絡・連携を手配してもらってください。受け入れに際しては、可能な限り紹介状・レントゲンなどの資料をお持ちいただいたほうが、より適切な治療が可能となります。なお、かかりつけ病院自体が被災し、資料が失われている場合は、この限りではありませんので、受け入れ先にお尋ねください。
ここで申し出ている専門医は、がん専門医としての責任感と医療者としてのプロ意識に基づいて3月14日時点で意思表示した医師を掲載しています。
受け入れ可能状況は、刻々と変化しておりますので、問い合わせいただいた時点で病床満床等の理由により御希望に添えない場合もありますのでご了承ください。
平成23年3月14日
日本臨床腫瘍学会専門医会
●○●○●MLで対応可能の連絡を頂いた病院のリスト●○●○●
国立病院機構東名古屋病院血液・腫瘍内科,神谷悦功 先生,血液疾患と固形癌の薬物療法
聖隷浜松病院・化学療法科, 金容壱 先生,固形がんの外来化学療法
大阪府立成人病センター,井岡達也 先生、外来化学療法および短期入院
新潟県立がんセンター 内科(血液腫瘍担当),張 高明 先生,造血幹細胞移植その他
東海大学医学部付属病院,齋藤 雄紀 (サイトウ ユウキ)先生,乳癌外来化学療法
産業医科大学 化学療法センター・血液科,塚田 順一 先生,外来化学療法
自治医科大学臨床腫瘍科,長瀬通? 先生,消化器癌(その他も対応)
大阪府八尾市立病院 化学療法科,烏野隆博 先生,血液疾患・固形癌
兵庫県立がんセンター腫瘍内科,松本光史 先生,乳癌・婦人科癌・消化器癌その他固形癌
大垣市民病院,亀井桂太郎 先生,外来化学療法
北海道大学病院第三内科,結城敏志 先生,全ての癌腫
順天堂大学 乳腺内分泌外科,三浦弘善 先生,外来・入院での薬物療法
聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学,中島貴子 先生,固形癌
日赤医療センター化学療法科,宮本信吾 先生,固形癌外来および入院
昭和大学,佐藤 温 先生,固形癌の外来化学療法
三重県JA鈴鹿中央総合病院 血液・腫瘍内科,川上恵基 先生,血液疾患および固形癌の化学療法、緩和も
国立がん研究センター中央病院,田村研治 先生,外来化学療法
国立病院機構 南岡山医療センター血液内科,竹内 誠 先生,血液腫瘍、固形腫瘍(肺癌、消化器癌など)の化学療法
金沢大学病院,矢野聖二 先生,外来化学療法や入院
国立病院機構 山口宇部医療センター腫瘍内科,青江 啓介 先生,肺癌
島根大学医学部附属病院腫瘍センター,鈴宮淳司 先生,外来および入院
高知医療センター 腫瘍内科,辻 晃仁 先生,固形腫瘍(消化器癌、肺癌など)血液腫瘍の化学療法
国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター内科,川口 知哉 先生,肺癌の化学療法
横浜市立大学附属病院 臨床腫瘍科・乳腺外科,市川靖史 先生,消化器および乳癌
江戸川病院,大澤 浩 先生,外来化学療法
信州大学附属病院がん総合医療センター 臨床腫瘍部,小泉知展 先生,入院および外来
富山県立中央病院 外来化学療法科 / 内科(消化器),堀田洋介,奥村寛和,固形がん・血液化学療法 入院および外来
金田病院 内科, 海野正俊, 血液(移植を除く)/固形腫瘍全般(小児腫瘍・一部の婦人科腫瘍を除く), 入院および外来
KKR札幌医療センター斗南病院腫瘍内科,辻靖,固形がん全般,入院及び外来化学療法,PCUはありませんが,症状緩和の入院も可です
鳥取県立中央病院内科,陶山久司,固形癌,血液悪性腫瘍も対応可能
国立病院機構刀根山病院呼吸器腫瘍科,灘波良信,肺癌など呼吸器腫瘍
奈良県立医科大学附属病院腫瘍センター,神野正敏,血液・固形腫瘍全般の化学療法,入院および外来
九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司,消化器癌,外来および入院
佐賀県立病院好生館腫瘍内科,嬉野紀夫,成人固形腫瘍,外来入院化学療法可
群馬大学医学部附属病院腫瘍センター,塚本憲史,外来化学療法
名古屋第一赤十字病院化学療法科,河田健司,全がん腫,入院および外来
慈泉会相澤病院 がん集学治療センター,中村将人,固形癌化学療法,入院および外来
浜松医科大学附属病院腫瘍センター,大西一功,竹下明裕,入院および外来化学療法
京都医療センター腫瘍内科,安井久晃,固形腫瘍全般・緩和ケア
千葉大学附属病院臨床腫瘍部,滝口裕一,全がん種,通院(場合によっては入院も検討)
岡山赤十字病院総合内科,藤井総一郎,血液疾患,各種がん患者さんの受け入れ可能
九州大学病院 血液・腫瘍内科, 馬場英司, 竹中克斗,消化器癌, 外来および入院
杏雲堂病院(お茶の水)腫瘍内科, 河野 勤, 固形がん化学療法 緩和ケア入院および外来
富山赤十字病院血液内科, 黒川敏郎, 小児癌を除く全ての癌腫, 外来および入院
旭川医科大学 血液・腫瘍内科,生田 克哉,進藤 基博,鳥本 悦宏,血液腫瘍および消化器癌,入院および外来
北九州市立医療センター 外来化学療法センター,若松 信一,固形腫瘍,入院および外来
静岡がんセンター,釼持広知,外来・入院でのがん治療
静岡県立総合病院 腫瘍内科,多久佳成,入院および外来
久留米大学 呼吸器内科,山田一彦,東公一,成人固形がん、入院および外来
国立国際医療研究センター病院(東京・新宿),平野聡,固形腫瘍全般・血液疾患,入院および外来
岩手県立中央病院 がん化学療法科(固形腫瘍全般),加藤誠之,血液内科(血液腫瘍)和野雅治,外来化学療法も入院も受け入れ可能
恵佑会札幌病院 腫瘍内科,奥田博介,消化器がん,外来・入院とも受け入れ可能
岡山大学病院 血液・腫瘍・呼吸器内科,堀田勝幸・瀧川奈義夫・前田嘉信,固形がん・血液腫瘍の化学療法(外来、入院も検討)
神戸大学 腫瘍・血液内科,藤原豊,固形がん:入院および外来、血液腫瘍:骨髄幹細胞移植、骨髄採取
武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科,中根実,成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)
国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院
慶應義塾大学病院 腫瘍センター,猶木克彦,高石 官均,呼吸器腫瘍および消化器腫瘍 その他応相談,外来化学療法可,入院は応相談
国立病院機構岩国医療センター 呼吸器内科,久山彰一,肺癌の化学療法,外来および入院
国立病院機構九州医療センター 腫瘍内科,内野慶太,固形腫瘍・血液腫瘍,外来化学療法
県立広島病院 臨床腫瘍科,篠崎勝則,固形がん化学療法など 外来・入院
岐阜県総合医療センター 化学療法部,國枝副院長,高橋義人,山田俊樹,血液疾患と固形癌の薬物療法
佐賀大学医学部附属病院 産科婦人科,相原 聡美,固形腫瘍および血液腫瘍,外来および入院
九州大学病院 消化器・総合外科, 掛地吉弘,消化器癌,外来および入院
和歌山県立医科大学附属病院 腫瘍センター化学療法部門,上田弘樹,外来化学療法
愛知医科大学 呼吸器・アレルギー内科,久保昭仁,呼吸器腫瘍の薬物療法
神戸赤十字病院 呼吸器内科,藤井昌学・杉本啓介,肺癌,入院・外来(応相談)
名古屋記念病院, 化学療法内科, 伊奈 研次, 消化器がん(胃癌・大腸癌)および泌尿器系悪性腫瘍, 入院および外来化学療法
昭和大学横浜市北部病院内科,伊東友弘,消化器癌,乳がん,入院および外来化学療法
京都桂病院 呼吸器センター呼吸器内科,市川靖子,呼吸器腫瘍 消化器腫瘍 血液腫瘍 小児癌 泌尿器癌その他相談,外来及び入院
京都府立医科大学 消化器内科,吉田直久,消化器癌,外来および入院化学療法
札幌医科大学付属病院第4内科腫瘍診療センター化学療法管理室(外来化学療法部門),瀧本理修,加藤淳二,外来化学療法,入院加療ともに,消化器癌(固形癌),造血器腫瘍(移植を含む)のがん薬物療法
九州がんセンター 消化管・腫瘍内科,江崎泰斗,消化器癌,肺癌受け入れ可能(入院、外来とも可)
金沢大学附属病院 呼吸器内科,笠原寿郎,呼吸器腫瘍 血液腫瘍も調整いたします,外来化学療法可,入院何とかしたいと思います
淀川キリスト教病院化学療法科, 重岡靖, 固形腫瘍・造血器腫瘍の化学療法と緩和医療(小児がんを除く), 外来・入院とも可
久留米大学 血液・腫瘍内科,長藤宏司,血液疾患、入院および外来可能
大分大学医学部腫瘍内科学講座,平島詳典,消化器がん、呼吸器がん患者に対し、可能な限り受け入れ
岡山労災病院 呼吸器内科,藤本伸一,固形腫瘍 血液腫瘍,外来 入院とも可
国立病院機構九州がんセンター 消化管・腫瘍内科 江崎泰斗, 消化器癌、肺癌、原発不明癌, 入院および外来での化学療法
NTT東日本関東病院 呼吸器科,棚井千春,肺癌・婦人科癌,外来入院とも可
国立病院機構 金沢医療センター呼吸器科,北 俊之,肺癌,外来 入院とも可
長岡赤十字病院 呼吸器内科,佐藤和弘,肺癌などの固形腫瘍を中心に患者様の受け入れが可能
藤沢市民病院 呼吸器科,西川正憲 草野暢子,肺癌,他癌腫も相談いただければ可
大阪市立総合医療センター 臨床腫瘍科,武田晃司, 固形腫瘍の化学療法,外来および入院
愛知県がんセンター中央病院,堀尾芳嗣,血液腫瘍、消化器がん、乳がん、婦人科がん、肺がん、その他も含め可能な限り対応
香川労災病院 滝本秀隆 血液腫瘍 固形腫瘍,外来 入院とも可
市立札幌病院消化器内科,中村路夫,消化器癌その他の癌腫もなんとかします
大阪府立 呼吸器・アレルギー医療センター 肺腫瘍内科,平島智徳
国立病院機構名古屋医療センター 名古屋がんセンター臨床腫瘍科・呼吸器科,坂 英雄,全ての腫瘍の受け入れ可能
群馬県立がんセンター 呼吸器内科,湊 浩一,肺癌を中心に外来・入院ともに対応可能,他の癌腫も可能なかぎり対応
大阪府立病院機構大阪府立成人病センター 臨床腫瘍科 消化管内科,杉本 直俊,成人消化管がん(食道、胃、大腸)の対応は入院、外来とも可能、乳癌、肺癌、血液(要確認)など主要な癌に対しては化学療法の対応可能
神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科,加藤晃史,肺癌の入院・外来に対応
厚生連高岡病院 腫瘍内科,柴田 和彦,固形腫瘍・血液腫瘍とも外来・入院とも対応可
徳島大学病院 消化器内科,岡本耕一 木村哲夫 高山哲治,消化器癌に関して入院外来
市立豊中病院 内科(呼吸器),滝本 宜之 (たきもと たかゆき),肺癌は外来・入院ともに対応可能 他の癌腫も当該科に相談可能
長崎市立市民病院,福田実,がん化学療法
福井大学 血液・腫瘍内科,山内高弘,専門医の常駐している福井大学附属病院、福井県立病院 福井県済生会病院の3病院合同で受け入れ可能
市立泉佐野病院耳鼻科,硲田,固形癌
四国がんセンター, 野上尚之 仁科智裕 原 文堅 吉田 功,呼吸器、血液、乳腺、その他対応可(入院、外来とも)
国立がん研究センター東病院 呼吸器腫瘍科,葉 清隆,呼吸器・消化器・乳癌の外来化学療法(計画停電などのため少数の受け入れが可能)
北海道大学 腫瘍内科,清水 康 竹内 啓,固形癌 外来入院可
福山市民病院 腫瘍内科, 遠藤 久之, 消化器、呼吸器、乳癌、血液(要確認)などの化学療法、外来および入院とも可
倉敷中央病院,吉岡弘鎮 上田恭典,肺癌 血液腫瘍(移殖を含む),外来入院可
武蔵野赤十字病院 血液腫瘍内科、中根実、成人固形がんとリンパ腫、外来、入院(DPC. PCUなし)
岐阜市民病院 呼吸器科・腫瘍内科 澤 祥幸、吉田勉、石黒崇 肺癌化学療法(短期入院も可)
以前から、ちょこちょことお伝えしていた
『2018年 地中海病院』『2018年 菊花病院』の本が完成しました。
ネットでかえるようにもなってます。
http://www.bk1.jp/product/03275775
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102917392/subno/1
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3981498/s/~6b19cf0ce
amazonはまだのようですが、そのうちに買えるようになるでしょう。
しかし、10年後の医療を予想してからはや2年が経過していますね。
8年先の医療はどうなっているんでしょうか?
菊花病院のようになっていなければいいのですけど。。。
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『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
みなさん、お久しぶりです。
最後の更新からはや三ヶ月ですね。
更新していなくても毎日100人程度の方にみていただいてありがとうございます。
昨日は雷すごくてびっくりしました。
私の方は元気でやっています。
来月の学会発表にむけていろいろ仕事はしていますけどね。
ちなみに、壊れかけたPCから新しいPCへかわりました。
iMacを購入しました。
新しいのはいいですね。
非常に快適です。
値段もこなれてますしね。
ところで医師の技術の値段ですが、外科系の手術料があがったようですね。
本当は、簡単な診察や胸水を抜いたりするような手技の値段をもっと評価してほしいですね。
あと、専門性の有無によって値段をかえたりとか。
医療の現場でかわってきたと感じることは、以前と比較すると出来るだけ長く家で過ごすことを希望される方が増えてきたなと実感しています。
そんな意味でも、このブログの役割はだんだんと少なくなってきているのかなとも思ったりして。
この程度の更新で勘弁してくださいませ。
また、気が向けばですね。
あまり更新していないと気に入らない内容の広告が勝手に表示されていましたので。
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『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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いつものように、ネットをだらだらと見ていたときのことキャリアブレインニュースにとあるタイトルが飛び込んできました。
mocという雑誌です。
>「メディアなど世の中には『どう生きるか』というテーマがあふれているのに、『死』はきちんととらえられていないと思った」。
>同人の中心人物、飯島ツトムさん(59)は、こう話す。医療の発達で寿命が伸び、核家族化が進んで身近な人の死に触れる機会は減っている現代。
>「生きることの先に、必ず死ぬことがある。死をきちんと意識すれば、今をもっと豊かに生きられるのではないか」との考えを、雑誌に結実させたという。
これは、まさに私が多くの患者さんやその家族をみてきて、実感したものです。
>創刊号は、これから形作っていくという意味を込めて「0号」とした。月末に都内の主な書店に並ぶ予定で税込み1000円。
>飯島さんは「読者から寄せられる意見などと一緒に、双方向で雑誌を作っていきたい」と話しており、テーマに関連したイベントなども計画している。
ぜひ、読んでみたいものです。
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ついでといっては何ですが、最近下火のインフルネタを。
『新型インフル感染死亡率は予想よりも低い、イングランドの調査』
>推定死亡率は、全体で0.026%、子どもが0.011%、高齢者は0.98%
>全体の推定死亡率は10万人当たり26(11~66)人であり、当初の予想よりも低かった。年齢別の解析では、5~14歳の子どもが最も低く[11(3~36)/10万人]、65歳以上の高齢者が最も高かった[980(300~3,200)/10万人]。子どもは高感染/低死亡率で、高齢者は低感染/高死亡率という傾向が見られた。
>死亡原因が新型インフルエンザ感染と確定されたのは138人で、年齢中央値は39歳であった。その2/3(92人、67%)が、現在であればイギリスのワクチン接種基準を満たしていた。50人(36%)は既存疾患がないか、あってもごく軽度であった。多くの患者(108人、78%)が抗ウイルス薬を処方されていたが、そのうち82例(76%)は発症後48時間以内の投与を受けていなかった。
>これらの知見を踏まえ、著者は「統計学的には、今回の新型インフルエンザのパンデミックは20世紀に起きた爆発的感染拡大に匹敵するものである。今回の方が感染者数は少ないが、これは対策を講じないことを正当化するものではない」としている。
>また、「高リスク例には優先的にワクチン接種を行うべきである。本研究には対照群がないため外挿するには限界があるが、死亡例の多くは抗ウイルス薬の投与が遅れていることから、適切な時期に投与すれば死亡率は低減できることが示唆される」「既存疾患のない健常者が感染した場合は実質的に死亡数が少なかったことから、ワクチン接種プログラムを拡大し、早期の抗ウイルス薬治療を広範に実施すべきと考えられる」と考察している。
もうひとつ
岩田先生ブログから
『インフルエンザ まとめ』
mocを、紹介したかったのでエントリーしました。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
ここ1ヶ月ほどろくに更新もしていないのに多くのアクセスありがとうございます。
m3で1500以上あり、FC2でも100前後のアクセスがあります。
携帯から過去記事を見るのがしんどいとのお声をいただいたので目次の目次を作ります。
新しいものから、順に並べています。
さて、近況報告ですが『がん薬物療法専門医』の資格を取得しました。
また、PCの調子が悪く新しいのを購入しようかと考えております。
これからも、がんの治療、心のケア、そして後輩医師の指導などに力を注いでいきたいと思います。
また、ときどきエントリーを更新することがあるかも知れませんがよろしくお願いします。
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『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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ちょうど、FC2のブログを作って丸2年になりました。
初エントリーが2年前の1月3日だったと思います。
m3のブログからは3年弱になります。
ブログを開設してからいろいろな事がありました。
m3をはじめた当時は、医療崩壊という言葉は医療者以外ほとんど知られていませんでした。
医者自身も、日本の医療レベルが世界と比べて本当に優れているのかを詳しく知っている医者はほんの一握りでした。
私も、ブログをはじめて、他の医者ブロガーとの交流をしたうえで今の医療情勢、政治的な問題、司法の問題などを知っていきました。
その過程で医療関係者と一般の方との医療に関する常識のずれが非常に大きくて、それが医療崩壊の原因のひとつになっていると感じました。
せっかくブログを開設しているのだから、少しでも医療崩壊を避けるべく力になりたいと思い今までのブログの形式となりました。
ブログの内容としては
・医者が一般に考えていること。
・がんに関する情報の提供
・一般医療のニュースに関してのコメント
・今までの患者さんの生き様
などをつづってきました。
多くの医師ブロガーがそうだったのですが、大野事件は大きなインパクトを持っていました。
大野事件の判決が出た後にブログをやめた先生方も多かったのも事実です。
確かに、あの判決の後にブログに対する情熱が少し冷めてきました。
さらに一番印象に残っていた『遠くて遠い』をあげてさらに気力が減りました。
その後も、いろんなネタでブログを続けていたのですが、途中から自分の趣味をかねてブログを書いていたのがだんだんと義務のような感じになって来ました。
そう感じだしたときに、新型インフルエンザなどがあり、また、ブログを書かなければならないというような使命感があり続けてきました。
一番楽しかったのは、やはり『楽しい入院生活』のUさんでしたね。
なんだか、ブログを終わるみたいに感じられたかと思いますが終わるわけではありません。
残しておきます。
ただ、新しいエントリーはもうないと思います。
もう、更新する気力というのがなくなりました。
最後に気力を奪ったのは事業仕分けで来年の診療報酬がマイナスになるとの話が出たときです。
最終的には少しプラスですが、今の状況は大幅プラスにしなければ行けない状況だと思っています。
病院は、まだまだ人手が足りていないので新たな雇用を作り出せる場でもあるのです。
この時代こそ医療や介護にお金をかけるべきだと思います。
3年にも満たない短い間ですが今までおつきあいいただいて本当にありがとうございます。
これからは、目の前の患者さんと学会などの活動で医療に貢献していきたいと思っています。
もしかして、また書かなければという気力がわいてきたら再開するかも知れません。
今のところ、2週間放置していましたけどもそう言う気力は出てきていませんけど。
現実的なのは、他のブログで今までのエントリーを小出しにしていくことはあるかも知れません。
新年早々のお知らせでした。
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ひとつ心残りがあるとすれば尊厳死についてのエントリーをあげようと思っていたのですが、あげることは出来ませんでした。
難しすぎて、うまくまとめることが出来ませんでした。
3年前から、考えていたんですけどね。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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いろんな患者さんと出会います。
それは、医師として出会うわけですが
出会うことによってその患者さんの病気について勉強したりして医師として成長します。
研修医の頃は、すべてが勉強でした。
採血や注射の仕方、点滴の管のつなぎ方や分岐のさせ方、輸血、様々な手技など。
そして、病気そのものであったり症状であったり。
症状が病気に結びつかないものもある事も知りました。
そして、いろんな経験を積んで医者としての自分ができあがっています。
今までの経験のどれ一つかけても今の自分にはなり得なかったでしょう。
そして、今後も勉強の積み重ねです。
論文、学会などから仕入れる新しい知識も大切ですが、自身が患者さんから経験することも非常に大事なことです。
本当に様々な人たちが患者さんとなり、私と接してきました。
ただ、風邪を引いただけの人から心筋梗塞で意識のない状態でやってきて助かった人もいますし、そうでなかった人もいます。
まあ、そんな緊急を要するような仕事をしていたのは、医者としての最初の頃だけなんですけど。
そのときの経験も非常に役に立っています。
また、その患者さんの考え方や生き方などをみて人間として成長します。
当たり前ですが、世の中にはいろんな人がいます。
誰でも病院にかかることがあります。
今まで、病気になったことのない人から、小さいときから持病があり病院にかかっていた人まで。
お金持ちもいれば、貧乏な人もいる。
若い人も病院に来ますし、超高齢者も来ます。
神経質な人も来れば、いい加減な人もいます。
仕事も様々です。
普通の会社員、主婦、経営者、農業、新聞屋さん、派遣社員、、、、、挙げればきりがありません。
中には、誰もが知っているような会社のトップの方などもいました。
家族との関係も様々です。
我々医療スタッフにはヘコヘコしていても家族の前では偉そうだったり。
その逆もあったり。
仕事を始めて、いろいろな人に出会い、非常に勉強になりました。
自分で、『いい勉強になった。』とか感じた場合に『人生いろいろ』にあげています。
医師以外の職種ではここまでいろいろな人たちと出会うことはないでしょうから。
本当にこの仕事をしていて良かったと思います。
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『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
久しぶりにがんの話題です。
多くのがん種にTMN分類が用いられています。
がん診療で大切なことは、診断です。
診断にもいろいろありまして、まずがんかそうでないかを判断しないといけません。
がんと判断できたら確定診断がついたといいます。
肺がんをはじめ多くのがん種では、組織や細胞をとってきて染色をして顕微鏡でみて悪性細胞であればがんと診断されます。
確定診断がついてもすぐに治療にはいるわけではありません。
どこにあるのかや、どこまで広がっているのか、遠隔転移はあるのかなどを考慮しなければ最適な治療方針はたちません。
ある程度経験を積んだ医者なら、同じ状態の患者さんなら同じような治療方針をたてたれる必要があります。
その為にTMN分類があります。
その分類に従うことによって、日本のどこでも同じような治療が可能になるのです。
Tは、腫瘍(原発巣)のひろがり
Nは、リンパ節へのひろがり
Mは、遠隔転移
を表してそれらを組み合わせることによって病期分類がなされます。
1期の肺がんとか3期とか4期とかに分類されるわけです。
肺がんなら2期までが手術、3期は抗がん剤と放射線を組み合わせた治療、4期は抗がん剤治療が標準的な治療です。
もちろん、分類が微妙なケースや施設によって若干の方針が異なる場合もありますが、多くの場合は同じです。
その分類が来年からかわります。
詳しくは『肺癌取り扱い規約』なるものがありそれに詳細が書いてあります。
ちなみに第6版は200頁を超える厚さです。
来年からは第7版ということになります。
どう変わるかというと大きさでの分類が細かくなります。
今までは、T因子(腫瘍本体)の大きさが3cm未満と3cm以上で分類していたのが2cm未満、2cmから3cm未満、3cmから5cm未満、5cmから7cm未満、7cm以上と従来、2ランクに分類されていたのが5ランクに分けられるようになるのです。
この変更によって今まで1期だったものが2期になったり、2期だったものが3期になったりします。
もちろん、多くは今までと同じ分類なのですが。。。
また、今までは悪性細胞を伴う胸水を認めても遠隔転移がなければ3期だったのですが、4期に分類されるようになりました。
それと大きな違いがリンパ節の番号が変わることです。
今までよく3番とか7番リンパ節がといっていたのですが、3番リンパ節がなくなりました。(正確には3pとかで残っているのですが頻度が非常に低くなります。)
今まで3番だったところは4番になって4Rとか4Lとか(RLは右、左という意味です)になってしまいます。
ややこしいんですけど、世界で統一されたのでいいことなのでしょうね。
今までよりもかなり細かく分類されるようになるように感じます。
どうしてこのような変更が行われるのかおわかりですか?
これは、今の病期分類でのデータを解析して同じような予後の見通しがもてるグループに分類しなおしたのです。
もちろん、今までも同じような予後のグループとして病期分類が行われていたのですがそれがさらに的確にするために細かく分類されたと理解するのが正しいでしょうか。
ちなみに、日本を含む19カ国、10万人の患者さんのデータをもとに作られたそうです。
どうです。
良さそうに感じるでしょう。
でも、実際に新しい分類で診断して、治療をしてみてそれで新しい分類が優れているかどうかの評価をしなければなりません。
そうしているうちに新しい事実が判明してもっと優れた分類法がみつかったりすることもあります。
そうすれば、第8版が作られるでしょう。
ただ、あまりに細かくまた、先進的すぎる分類だと困ることがあります。
基本的には、世界共通ですので医療資源が豊富にある地域は分類が簡単に行えるけれども、そうでない地域では正確な病期分類が難しくなる可能性があります。
そうすれば、各国同士の比較が困難になるのです。
もちろん、好ましいことではありません。
それと、もう一点。
このブログでも分子標的薬について何度か説明しています。
分子標的薬は、効果のない患者さんと効果のある患者さんが特定の検査でわかることがあります。
非小細胞肺がんのEGFR遺伝子変異や乳癌のハーセプテストなどのバイオマーカーといいます。
それがわかることにより治療方針が変わることがあるので今後は、そのような情報が病期分類に取り入れられていくでしょう。
さらに進んでいけば、病気のひろがりよりもバイオマーカーが病期分類の中心となってくる可能性さえあります。
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いやー、こんな話題も久しぶりでしたね。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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最近、血圧を自分で測ることはほとんどなくなりました。
呼吸器を主に診ていますので血圧の重要度は低いのです。
必要であっても看護師が測定した値を見たり、外来においてある自動血圧計の値を持ってきてもらったりしています。
そんなの医者が測るべきと思われる方もいるかも知れませんが、診察室でたまに測る血圧よりも家庭でいつもどれくらいの血圧であったかのほうが大事です。
まあ、前置きはそんなところで。
血圧を測るとき腕をまくりますよね。
でも、中には下着はまくらなかったり場合によってはセーターをまくらずに測ろうと腕を出す方がいらっしゃいます。
それでは正確に測れません。
血圧は音で測っているので素肌より服を着ていた方が聞こえにくいのです。
また、服の厚みで圧力がかかりにくくなったりしてでしょうか。
右腕に着けたカフの内側には、以下の厚みの布を巻き込んで測定し、左腕の測定値をコントロール値として、布(衣服)の影響をみた。血圧の左右差は、布を巻き込まずに測定した値で補正した。
0.2mm厚のシャツ
1mm厚のトレーナー
2mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット薄)
4mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット中)
7mm厚のニット0.2mm厚のシャツ(ニット厚)
膜型聴診器を皮膚に密着させて測定した場合、左右の測定値の差(mmHg)は上記5パターンの順に、収縮期血圧で0.9±3.2、0.2±2.9、0.8±3.0、3.4±3.8、4.9±2.7で、ニット中とニット厚はコントロール値に対して有意に高い血圧値となった。
やはり、厚手の方が差が出やすいんですね。
みなさんも血圧を測るときは服を巻き込んで測ることのないようにしてくださいね。
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先日、『日本の医療費』についてのエントリーをあげました。
これと似たような話があります。
『ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者、「事業仕分けに対する緊急声明」』
資源のない我が国が未来を持つためには、「科学技術創造立国」と「知的存在感ある国」こそが目指すべき目標でなければならない。この目標を実現するために、苦しい財政事情の中でも、学術と科学技術に対して、科学研究費補助金を始め、それなりの配慮がなされてきた。このことを私たちは、研究者に対する国民の信頼と負託として受け止め、それに応えるべく日夜研究に打ち込んでいる。
学術と科学技術は、知的創造活動であり、その創造の源泉は人にある。優秀な人材を絶え間なく研究の世界に吸引し、育てながら、着実に「知」を蓄積し続けることが、「科学技術創造立国」にとって不可欠なのである。この積み上げの継続が一旦中断されると、人材が枯渇し、次なる発展を担うべき者がいないという《取り返しのつかない》事態に陥る。
現在進行中の科学技術および学術に関する予算要求点検作業は、当該諸事業の評価において大いに問題があるばかりではなく、若者を我が国の学術・科学技術の世界から遠ざけ、あるいは海外流出を惹き起こすという深刻な結果をもたらすものであり、「科学技術創造立国」とは逆の方向を向いたものである。
学術と科学技術に対する予算の編成にあたっては、このような点検の結論をそのまま反映させるのではなく、学術と科学技術の専門家の意見を取り入れ、大学や研究機関運営の基盤的経費や研究開発費等に関する配慮を行い、将来に禍根を残すことのないよう、強く望むものである。
ただでさえ、日本の教育費は医療費と同じように絞られています。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3950.html
こんな状況で研究費をけずれば医療と同じようにズタボロでしょうね。
しかし、この国は目先のことしか考えてないんですかね。
ため息が出ます。
もっと、将来を見据えてお金の使い方を考えて欲しいものです。
もし、どうしても削りたいなら他にも削るところがあるでしょう。
例えばJAL。
こんな時に、なぜ税金をつぎ込まないといけないのか?
アメリカの会社が支援をと手を挙げているではないのですか?
任せたらいいんじゃないですか?
何か問題でもあるんでしょうか?
地方空港も存続しておくだけでどれほどの赤字を生み出すのでしょうか?
聞いた話ですけど、地方空港の整備会社などが天下り法人でどんな仕事にせよそことの契約が他の水準からしたら高額でそれがJALの赤字の原因となっているとのこと。
おそらく、外資系と提携させずに税金をつぎ込もうとしているのは外資が入ればそのような天下り法人との契約が一番無駄なことにすぐ気がつかれて契約更新しないからだろうとのことです。
JALの現場で働いている人間は、結構削られているらしいですよ。
もし、このまま税金がつぎ込まれたら、天下り法人がぶくぶく太ることになるようです。
JALに税金投入は本当にやめて欲しいものです。
確かに、日本は大きい国ではないので飛行場は今ほどいらないでしょう。
本州なら陸路でいいのではないでしょうか。
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