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2009.12.10 12:44 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

血圧測定

最近、血圧を自分で測ることはほとんどなくなりました。

呼吸器を主に診ていますので血圧の重要度は低いのです。

必要であっても看護師が測定した値を見たり、外来においてある自動血圧計の値を持ってきてもらったりしています。

そんなの医者が測るべきと思われる方もいるかも知れませんが、診察室でたまに測る血圧よりも家庭でいつもどれくらいの血圧であったかのほうが大事です。

まあ、前置きはそんなところで。

血圧を測るとき腕をまくりますよね。

でも、中には下着はまくらなかったり場合によってはセーターをまくらずに測ろうと腕を出す方がいらっしゃいます。

それでは正確に測れません。

血圧は音で測っているので素肌より服を着ていた方が聞こえにくいのです。

また、服の厚みで圧力がかかりにくくなったりしてでしょうか。

「ニットの上から血圧測定」は高めに出る

右腕に着けたカフの内側には、以下の厚みの布を巻き込んで測定し、左腕の測定値をコントロール値として、布(衣服)の影響をみた。血圧の左右差は、布を巻き込まずに測定した値で補正した。
 0.2mm厚のシャツ
 1mm厚のトレーナー
 2mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット薄)
 4mm厚のニット+0.2mm厚のシャツ(ニット中)
 7mm厚のニット0.2mm厚のシャツ(ニット厚)

膜型聴診器を皮膚に密着させて測定した場合、左右の測定値の差(mmHg)は上記5パターンの順に、収縮期血圧で0.9±3.2、0.2±2.9、0.8±3.0、3.4±3.8、4.9±2.7で、ニット中とニット厚はコントロール値に対して有意に高い血圧値となった。


やはり、厚手の方が差が出やすいんですね。

みなさんも血圧を測るときは服を巻き込んで測ることのないようにしてくださいね。

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なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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