< 百六十万 | メイン | 態度 >
2009.11.19 12:34 |  診療  |  研究  |  仕事 / 職場  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

肺がん学会ー50th

先週末は、肺がん学会は50回目の記念大会でした。

今年は、アリムタ(ペメトレキセド)という抗がん剤が肺がんでも使えるようになりました。

また、今月11月からアバスチン(ベバシズマブ)も肺がんで使えるようになりました。

また、アプレピタント(エメンド)という今まで日本で使えなかったタイプの吐き気止めも今年度中には使えるようになりそうです。

肺がんの治療も進化してきています。

また、来年から肺がんの癌取扱い規約も変更になります。

肺癌取扱い規約とは、簡単にいうと肺がんをどのように診断して、広がりやある場所でどのような治療を行えって行けばよいのかを示したものです。

腫瘍の大きさの分類などが細かくなること、それと胸水があれば遠隔転移とみなすなど今までの分類とはずいぶんかわった印象を持ちます。

まあ、そんなこんなで肺がんの治療は今年から来年にかけてずいぶんとかわると思います。

そんな中、学会に参加してきました。

新宿の京王プラザホテルでありました。

会場は43階にもありましたのでそこからの景色はすばらしいものがありました。

丁度、晴れの日と雨が降っていて煙っている日との東京の景色が見れました。

目の前に東京都庁があり、雨で煙った中に浮き上がる都庁はきれいでした。

その学会の中で出会いが二つほどありました。

ひとつは、43階から降りるエレベーターの中です。

エレベーターに乗り込むと異様に背の高いジャージを着た女性たちがいました。

日本人でないことはすぐにわかりました。

ジャージの胸にDOMと書いてありました。

明らかにスポーツ選手だとわかりましたが、何のスポーツか、どこの国かがわかりません。

彼女たちが降りるときに背中が見えました。

背番号の上にDOMINICAと書いてあったので国はわかりました。

よくよく、考えてみると女子バレーの大会をやっていたことを思い出してようやくスッキリしました。

あとひとつは、このブログでも時々紹介させていただいている『緩和ケア医の日々所感』の管理人であるaruga先生と少しの時間ですがお話しさせていただきました。

blogなどでは、コメントをいただいたりしていたのですが、初めてリアルにお話させていただき非常に嬉しく思いました。

(実は、2年ほど前講演をリアルに聴いたことがあったのですが、緩和医療学会でありその学会では非常に有名な先生であり直接お声をかけることが出来なかったのでした。)

そんなこんなで、肺がん治療に関しても非常に変化していく年の50回という節目の学会でした。

また、個人的にも思い出深い学会となりました。

人気blogランキングへクリック宜しくお願い致します。

そう言えば最近、肺がんの話題も少ないですね。

インフルネタが多すぎるんですね。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



レンタル


固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/yosshi/20091119/_50th/trackback

コメント

コメント一覧

学会、お疲れ様ですた。

aruga先生の講演会、私も聴講したことがあります。ブログの文面のやさしい雰囲気とはちょっと違い、生aruga先生はエネルギッシュでたくましい。傍にいるだけで、こっちも元気になっちゃいそうな感じの方でした(笑)。終末期医療に携わる医師は、物静かで空気みたいなひっそりとした雰囲気をイメージしていたんですが。。。

よくよく考えてみれば、医師はホンワカ優しいだけじゃ仕事は務まらない。特に、死にゆく人を診るには、タフな精神力が必要だよなと、思い直したものです。

というわけで、ほのぼの感あふれるよっしぃ先生のブログですが、案外、生よっしぃ先生は朝青龍みたいだったりして…なんて妄想飛ばしちゃいます(笑)。

わー、このコメントに座布団が飛んできそーだっ!(逃)
written by christmas / 2009.11.19 13:43
aruga先生、元気いっぱいですよね。

>よくよく考えてみれば、医師はホンワカ優しいだけじゃ仕事は務まらない。特に、死にゆく人を診るには、タフな精神力が必要だよなと、思い直したものです。

そうですね。
外観はともかく、精神的にタフであるか、すぐに忘れてしまうかでないと厳しいでしょうね。

>生よっしぃ
見たもの勝ちですwww
written by よっしぃ / 2009.11.20 11:51
スポーツ選手とといえば、
元ドジャース監督 トミー・ラソーダ氏を
大阪のホテルで見かけました。
written by 風はば / 2009.11.20 20:22
ホテルとか、空港とか新大阪とかで有名人見かけることありますよね。

結婚式で有名人がいたことがありましたけど。。。
written by よっしぃ / 2009.11.21 00:18
よっしぃ先生、学会お疲れ様でした。

私も新しい肺癌の病期分類を見ましたが,ずいぶん変わりましたね。

具体例としては・・・
①癌性胸水のある症例は 旧・StageⅢB → 新・StageⅣ
②同一肺葉内転移でもリンパ節・遠隔転移がなければ 旧・StageⅢB → 新・StageⅡB
③同側肺内転移でもリンパ節・遠隔転移がなければ 旧・StageⅣ → 新・StageⅢA

実は私,旧規約は必ずしも満足していなかった一人でして,新しい規約のほうがより実際の病態・予後を反映している気がします。その意味では歓迎しています。

ただ,これから膨大な数の肺癌患者さんのカルテも見直し・書き直ししなければ。それが悩みです。。。
written by しがない内科医 / 2009.11.21 04:33
新しい分類の方が現実に即していますよね。

以前の患者さんの分まで書き直すのですか?
うちの病院では、来年1月から適応しようと考えています。

現在治療中の患者さんは、個々に対応しようかと。
written by よっしぃ / 2009.11.23 10:26
はじめてコメントします。
関西で呼吸器内科医している、ゆうと申します。まだまだひよっこですが。
いつもブログ楽しく拝見してます。特に患者さんとのエピソードが、興味深いです。

肺癌学会、先生もいらっしゃってたんですね。
私もわがまま言って、発表もないのに2日間仕事を休ませてもらって行ってきました。
生よっしぃ先生見たかったですね。
もしかして、関西で呼吸器内科医のよっしぃ先生ですから、これまでもどこかの会場でお見かけしたことがあるのかもしれない・・・と思っております。目印があればこっそりわかるのですが(笑)。
written by ゆう / 2009.11.25 19:24
はじめまして。
同業者さんですか。

狭い会場ですから、どこかであったかも知れませんね。

ちなみに、オーラルで発表しましたよ。
これ以上の情報はご勘弁を。
written by よっしぃ / 2009.11.25 20:14

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。
よっしぃ
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック