MUSって何でしょうか?
聞いたことないですよね。
MUSとは、Medically Unexplained Symtomsの略で日本語で言うと『医学的に説明がつかない症状』と訳されます。
医者は患者さんの訴えに対して診断(的確な理由)をつけられないときに
『異常ありません。』
『病気はありません。』
『精神的なものでしょう。』
『不定愁訴』、『更年期障害』
などと説明することがあります。
プライマリケア(最初に医療をうける場合)においてMUSは15%から39%にもなると言われています。
このように言ってしまう原因の一つは
生物医学モデルの中で判断しているからです。
生物医学モデルとは身体の病気のあるなしでの判断です。
つまり、死ぬ可能性があるかどうかの判断でした。
昔はそれでよかったのですが、今の社会は生物医学モデルで判断できない問題が出てきました。
身体心理社会モデルでアプローチする
MUSが起こる原因を考えてみると
・未知の疾患による身体症状
これを見つけ出すのは至難の業でしょう、頻度も低いでしょうし。
・能力不足のために未診断で放置されている症状
例えばうつ病で食欲が低下、パニック障害で動機や息苦しさなど
逆に心因性と決めつけられたが実はちゃんとした病気があった
・身体症状化(Somatization)や身体感覚増幅現象
身体症状化とは、『深層心理に存在する精神症的な原因によって生じる身体面での障害のこと』です。
なんだか、精神科領域の話のようで私には少し難しいようです。
ただ、昔なら、
『異常ありません。』とか『どこも悪くないです。』
『精神的なものではないでしょうか?』
みたいに考えられていた症状もしっかりと原因と対策を考えられる時代になってきたんだなって思います。
やはり、調べてみても何も悪いデータがなくてしかも生命の危機を感じなくて、日常生活にも困っていないなら様子を見て欲しいですもんね。
もちろん、それが原因で日常生活が困っていれば何とかならないかと考えますけどね。
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