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2009.10.11 11:10 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

10年の歳月・特別編

10年以上仕事をしていると、やはり、10年前は昔だなぁと思うことがあります。

前回の続きというか関連です。

そう言えば、もっと前、医学部に入学する前、もう20年近くも前の話です。

友達と話をしていました。

細かい話は忘れたのでいきなり本題ですけど。

そのとき、医学部を目指していたと思います。

友達は医学部志望ではありませんでした。

がんの話をしていました。

私が、

『がんの告知をした方がいい。

自分の人生なんだから、自分で決めないといけない。

病名を知らないまま人生を送るのはその人にとってマイナスだ。

病名、病状をきちんと説明するようにした方がいい。

そうでないと悲しい。』

すると、友人は

『そんなん無理や。

耐えられない。

それが原因で死んでしまうかも知らん。』

昔のことなのでどこまで正確に覚えているかわかりませんがニュアンス的にはあっているはずです。

その言葉を聞いてショックでした。

だって、まだまだ若いんですよ。

当たり前ですけど。

考え方も柔らかいだろうから。。。

理解してもらえると思ったのに。。。

ちゃんと、告知するメリットを説明したのに。。。

完全に納得してくれなくても。。。

ある程度は同意してくれると思ったのに。。。。

完全否定されたまま、話は終わったと記憶しています。

そのときは、自分ががん診療のまっただ中にいる将来像は全く描いていませんでした。
でも、最近は病名を伝えることを拒否されることがほとんどなくなりました。

しかも、以前は病名を家族に伝えてから本人に伝えることも多かったのですが、今は、本人と家族と同じ時に説明をすることがほとんどです。

本来はそうあるべきだと思います。

ただ、言われる本人、家族も辛いけど、話をする医者も辛いんですよ。

長々と綴ってきましたが、10年前と全然違うでしょ。

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なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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