医者と患者さんとの関係は良好だとは限りません。
患者さんは当然人間であり、しかも何かしら健康に不安を抱えた弱い人間です。
ただ、医者ももちろん人間です。
人間である以上、ある程度の感情の起伏があるのは仕方のないことだと思います。
限度を超えたものはいただけませんが。
ときどき、患者さんから師長さんに
『先生とはあわないんです。』とか
『主治医の先生をかえて欲しいです。』
などと患者さんがうったえる場合があります。
多くの場合はほんの些細なことが原因です。
人間的に何となくイヤがだんだんと大きな溝になってしまったりとか、とある一言が原因で医師の事が信じられなくなったりするようです。
私も患者さんが私のことを信じていないと確信したことがあります。
患者さんの家族との誤解が原因です。
がんの患者さんだったのですが、まだ、おすすめできる治療があるのに○○ワクチンを強く希望されました。
私としては、とうてい受け入れることは出来ませんでしたが患者さんの家族の強い希望で使用しました。
私は、○○ワクチンがまだ製造されていること、長い間治験を行っているのに、今まで効果が出ていないのに。
それを信じてしまう患者さんがいる。
そのことを腹立たしく思い、私は、○○ワクチンに対しての文句を言いました。
ワクチンがまだ製造していて効果のないものを患者さんが使える状況にあることが信じられない。
みたいな内容を患者さんの家族に言いました。
ただ、患者さんの家族は、私が家族に対して文句を言ったと勘違いしたようです。
おそらく、そんなワクチンを使うなんて信じられない。と言うように伝わったのだろうと思います。
結局○○ワクチンの治療をしたのですが、そのあたりからその患者さんと私の間に深い溝が出来たような気がします。
その誤解は最後までとけることはありませんでした。
多分、そんな些細なことでもなかなか誤解をとく機会はないような気がします。
もちろん、他にも私が気づかないだけで似たようなことがあるのかも知れませんが。
実際に担当医が変わることもあります。
やはり、医師にとっても患者さんから明らかに信頼されていないのは仕事がしにくいのです。
それならば担当医が変わる方がいいと思います。
やはり、お互いに人間ですので。。。
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ただ、患者さんは担当医の変更は比較的簡単にお願いすることが出来ますが、医者は患者さんがイヤだからといって担当医を代えてもらうようにお願いできないんですよね。
だって、患者さんに『あなた、診たくないから他の先生にかわってもらいます。』なんて言えませんよね。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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