少し前に、『医療決断サポーター養成講座』なるものを紹介しました。
今日はその続きです。
さすが、養成講座です。
前回私が考えたよりもっと問題点を深く考えています。
>最も課題となるのは、先に述べたように医療決断サポーターが、患者の代理で医療を誘導してはならないということです。
倫理的な問題でありますが、ここをどうクリアしていくかは、現状では個人の自覚に任せるしかありません。
医者は今まである程度患者さんの気持ちの誘導をすることもありました。
サポーターではなおさら、難しいでしょうね。
しかも、責任も出てくるでしょうし。
>次に現実的な課題として資格や待遇の問題です。
継続的なシステムの確立のために、医療費の中にコーディネーションにかかる費用をいかに捻出するか、現在の保険点数制度では課題が残ります。
誰が経費を負担するのか、医療機関か患者か、あるいは保険者か。負担する者に肩入れするのは仕方が無いので、中立性をどう保つかが問題となります。
ようは、コストの問題ですね。
中立性、大事なことです。
そのためには、どうすればいいのかですね。
このことに関しては、全くわかりません。
>法律的な課題もあります。
医療決断サポーターの法的立場や、個人情報に対する守秘義務をいかに担保するか。
記録の方法やその保管についても、今後の検討が必要となります。
ただし、医師と患者の二者だけでは、問題があることも従来指摘されており、何らかの形で骨髄移植の際の弁護士立会いのように、第三者が介在することが望まれています。
医療現場に全て弁護士が介入するのも現実的ではなく、例えそうであるとしても、むしろお互いの不信感をあおることにもなりかねません。
紛争予防というネガティブな面からではなく、あくまでも良好な相互理解のための医療決断サポーターと考えます。
うーん、なんだか難しくなってきました。
秘守義務、患者のプライバシーこのあたりを考慮すると国が特別の資格を作ったりしないと難しそうですね。
医療決断サポーターの存在意義はまで考えさせられますよね。
最初はごく簡単なものからはじめたらいけるんじゃないかと思います。
例えば、CTやMRI検査を行うときに何もしないで撮影するの(単純撮影)と造影剤を使って撮影する方法があります。
造影剤には、アレルギーを起こす場合があり今はほとんどの病院で造影剤使用の承諾書もしくは同意書をもらうことがほとんどです。
しかも、この検査を拒否する患者さんは今までの経験上1%もいないと思います。
この説明を医療決断サポーターにしてもらって、診察室で質問を受け付けるようにすれば医師の仕事は楽になるのですが。。。
他にも特に同意書などの必要ない検査で、質問があれば医療決断サポーターに聞いてもらう。
どうしてもわからなければ医師に聞いてもらう。
とか、して欲しいなぁと思うのですがいかがでしょうか?
これならば、大きな問題にならないような。
たが、なんだか、本来の趣旨と違ってきたような気もしますが。
このあたりからはじめて、だんだんと病状や治療方針まで踏み込めるようにすれば抵抗なく導入できるような気がします。
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