抗がん剤について、今までも何度かエントリーをあげてきました。
でも、いわゆる殺細胞性抗がん剤の分類の話はしていませんでした。
なぜかというとややこしいからです。
なんかとっつきにくかったのです。
でも、ずいぶん理解できるようになりました。
なぜかというと抗がん剤の分類には
・作用による分類
・化学構造による分類
・原材料による分類
など分類方法が何種類かあります。
その何種類かの分類方法をごちゃ混ぜにして分類していたからややこしかったのです。
その中では、抗がん剤以下のように分類されています。
・アルキル化剤
構造の中にアルキル基を持ち、DNA塩基にアルキル基を結合させることによりDNA複製を阻害(つまり細胞分裂出来なくなり)細胞死を起こす薬剤。
・白金製剤
その名の通り白金(プラチナ)を含む薬剤。
DNA鎖同士を架橋形成して(くっつけて)DNA合成を阻害する薬剤。
・代謝拮抗剤
必要な代謝物と間違えて細胞内に取り込み細胞死に導く薬剤。
正常な代謝物と似た物質。
・トポイソメラーゼ阻害剤
DNAが複製、転写などをズムーズに行うために必要な酵素(トポイソメラーゼ)を阻害することで細胞死をもたらす薬剤。
・抗がん抗生物質
微生物が産生する物質でがんの増殖を抑える物質の総称。
トポイソメラーゼ阻害剤など他に重複して分類される薬剤もある。
・微小管阻害剤
微小管は、細胞分裂をするのに不可欠な働きをするがその働きを阻害する薬剤。
タキサン系とビンカアルカロイド系のみである。
など書いてありますが、他の分類をみると上記以外にも
・植物アルカロイド
植物由来の抗がん剤。
タキサン系、ビンカアルカロイド系、イリノテカンなど
ですので、植物アルカロイドの中に微小管阻害剤は含まれることになりますよね。
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今まで同じ薬剤が教科書によって分類される場所が違うことがあったので???だったんですよね。
このことに気がついてようやくすっきりしました。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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