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2009.06.05 11:53 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  緩和ケア(医療)  |  癌関連  |  よっしぃ  | 推薦数 : 1

PEACEでの出来事

先日、PEACEプログラムに参加したエントリーを挙げました。

そのときある参加者がで非常に面白かったと言うか、核心に迫った質問をしました。

その参加者は、開業医のN先生です。

N先生
『緩和医療、緩和ケアの必要性が最近特に言われており、このような研修会も多く開かれていますが、多くの研修会の対象疾患は、がんなどの悪性腫瘍であることがほとんどです。

緩和医療、緩和ケアとは、がん患者さんのみを対象にしているのですか?』

主催者側も少し困ったようです。

前回のエントリーを読んでいただければわかるのですがPEACEプログラムの趣旨は

がん対策基本法に基づくがん対策推進基本計画(平成19年6月15日閣議決定)において、「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得する」ことを目標としているのです。

もちろん本来の緩和医療、緩和ケアとは、症状を和らげるために行う医療やケアを指しますので、がん以外の疾患にも適応されるわけです。

さらにN先生は続けます。

『慢性疾患、神経筋疾患(筋ジストロフィーなど)や慢性呼吸不全その他の疾患はほとんど想定していないのではないでしょうか?』

主催者側も切り返します。
『みなさんは、緩和ケアの定義をどのように考えますか?』

と質問を返してきました。

その後に、

『がんにかかる患者さんの割合が高く緩和ケアが必要な患者さんの中でも多くを占めるがん患者さんについての知識を広めるのがPEACEプロジェクトの意味なのでどうしてもがん患者さんしか対象としていないように感じるのでしょう。』

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個人的な意見ですが、広義の緩和医療、緩和ケアとは

『症状を和らげるための医療、ケアすべてを指す』

と考えています。

病気の根本を治すための治療と症状をとるための治療とに分けられ、症状をとるための治療はこの概念に含まれるのではないと思っています。

極端な話、熱が出たときに使う解熱鎮痛薬などもそうなんじゃないかなぁ。

少なくとも、終末期だけのものではありません。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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