ここ数年、毎年のように研修医の指導係をさせてもらってます。(やらされてる!?)
いつも、どんな風に指導したらいいのか悩みます。
特に、一番最初(4月から)の指導は医者になって初めての仕事であり研修医にとってもっとも影響を受ける可能性の高い指導医なのです。
そう考えると、どのように接したらいいか?
・細かいところまで手取り足取り教えるのがいいのか。
・放置してみて困ることがあれば聞くようにと伝えるのがいいのか。
この二つは極論ですのでこの二つを研修医の性格、能力、知識などを見極めながら使い分けていかないといけません。
できるだけ、彼らの持っている能力を高めるために。
だって、やはり最初は肝心ですからね。
あとは、
医者として知らなければならないことの講義(医学的な知識、医者としての常識や作法なども含めて)なども組み入れないといけないなとか。
例えば、
・患者さんに対して全責任を持つことを自覚して診療にあたる。
基本的には患者さんに対する責任は医者が持つ。
・自分の出来ることと出来ないことの区別をつける
己の限界を知るということですね。
・初めてすることを今まで何回もやったことがあるように振る舞う。
一つ上と矛盾するかもしれませんが、同じ手技(例えば中心静脈確保)でも使ったことのないキットしかない場合がありますよね。
そんなときでも、おどおどしているところを患者さんに見せて不安にさせないようにするのも大切だと思います。
・一人しかいないとき自分で何とかしなければならないときがある。
当たり前のことかもしれませんが、何ともならないときでも、応援医師が到着するまで最大限のことを行うとかですね。
最後にいつも研修医にいう言葉があるのですが
・どんな医師でもそれぞれの立場があり、その医師にしかできないことがあるはず。
私が研修医の時に、ほかの医者(指導医など)と比べてできることは何か?と考えたときに、患者さんのベッドサイドにいる時間をできるだけ増やすことがほかに医者にはできないことだな。と考え実践していました。
医者以外にも当てはめることができるかもしれませんね。
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あとは、患者さんも人間、医者も人間だからお互い相手の気持ちを考えながら仕事をするようにすれば大きな問題には発展しそうもないですけどね。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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