患者の最後の選択——終末期医療の選択肢決断に、「宗教的対処(religious coping)」が影響していることが、米国ダナファーバー癌研究所のAndrea C. Phelps氏らによる調査で明らかにされた。これまで、がん患者が病気と向き合うために信心に拠り所を求めることや、一般市民対象の調査で、68.3% が「治療決定に信心が関係すると思う」と回答し、57.4%が「たとえ医師がこれ以上の治療は無駄と言っても神が治してくださると信じる」と回答したなどの報告を踏まえ、Phelps氏らは、信心と延命措置に対する希望との関連を明らかにすることを目的に調査を行った。JAMA誌2009年3月18日号より。
この調査は、あらかじめ進行がんの患者さん345人に対してインタビュー(定期的に行っていたようです)を行います。
心理・社会的側面、宗教・霊的側面、事前ケアおよび終末期医療について評価をします。
インタビューは死亡時まで続けられてようです。
そして、どんなタイプの方が積極的な延命行為(人工呼吸器や蘇生術)を行ったかを調べています。
結論として「積極的な宗教的対処」のレベルの強い患者の方が、終末期でも延命措置を選択する割合が高いことがわかったのです。
簡単に言うと信心深い方は、医者が「もうこれ以上は難しいでしょう」と説明しても「回復する」というような内容の牧師、僧侶など宗教家の言葉を信じて延命措置を選択する割合が高いということでしょう。
もちろん、宗教は希望を与える必要もあるのでそのような励ましがいる場合もあるでしょう。
ただ、どうしようもない場合もあるのです。
そんなときに、積極的に戦いすぎてもしんどい思いだけして、、、、
みたいな結果になることも。
そんな場合にこそ、宗教で心をいやすことが必要でないかな。と思います。
以前もすこしだけグリーフケア、グリーフワークについて触れましたが。
なんか、グリーフケアワーカーなる資格もあるみたいですね。
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でも、公立病院だと宗教家におおっぴらにお願いするの抵抗ありますよね。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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