セカンドオピニオンという言葉もずいぶん広く知れ渡ってきました。
簡単に言うと担当医以外の専門医の意見を聞くことです。
もちろん、これは患者さんの権利であり義務ではありません。
そのためには、担当医に診療情報を提供してもらわなければなりません。
病気の進行具合、場所や他の病気(糖尿病など)の兼ね合いによりなどによってよりよい治療はかわってくるからです。
いくら、自分自身の体であり、自分の病気のことを理解していても素人の説明ではポイントがずれていることが多いのです。
ですので、何も持たずにいっても、全くの無駄足です。
最近、セカンドオピニオン外来を開設している病院も増えてきました。
普通の外来にセカンドオピニオン目的の患者さんが来たらかなり困ります。
なぜなら、時間がかかるからです。
普通の外来で1人に30分とかかけることは困難なのです。
セカンドオピニオンについて、患者さんや家族向けに説明しているHPはいろいろ見たのですが、患者さんにも送り出す担当医にも、また、セカンドオピニオンをうける医師向けのページがあったので紹介します。
登録しないと読めないので要約します。
・患者さんへ
>担当医から病状および治療法に関する説明を受け,理解しておくこと
これができていないとセカンドオピニオンの意味がないですね。
>大切なことは,セカンドオピニオンを受ける目的を明確にしておくこと
具体的には、訊きたいことをメモして持参したりすればよいと書いてます。
その通りだと思います。
>注意点は,担当医の悪口を言わないことです。担当医や現在診療を受けている病院に対する苦情や要望は,その病院のソーシャル・ワーカーや院長/副院長などの病院管理者へ伝えるべきです。セカンドオピニオンでは,自分自身の今後をどうするかに意識を集中すべきでしょう。
中には、セカンドオピニオンでなく担当医とあわないからと転院を希望されるか他もいらっしゃいっますがセカンドオピニオンの意味から外れていますので。
・担当医向け
>快く受け入れることが必要
>患者にセカンドオピニオンの目的を尋ねる
それに応じた資料を準備します。
紹介状には経過,病名,病状,患者への説明内容,推奨する治療の詳細を記載します。外科的切除であれば推奨する術式,化学療法であれば薬剤名,予定投与量,スケジュールの記載が必要です。多忙な外来でただちに準備することは困難ですから,準備できる日時を患者/家族へ伝えておくとよいでしょう。
全くその通りだと思います。
>また,患者がセカンドオピニオンを求める行為と担当医への信頼とは次元が異なるものであることをよく理解しておかねばなりません。
>セカンドオピニオンは医師にとっても貴重な学習の機会であることを忘れないようにしましょう。
まあ、その通りなんですけど若干上から目線でものを言っているような気がしますね。
久保田先生ごめんなさい。
・セカンドオピニオンをする医師向け
>患者の病状認識を把握した後,予後情報も含めた補足説明がしばしば必要となります。
>セカンドオピニオンで注意すべき点は,担当医への配慮,礼儀です。
患者さんがどこまで病状を理解しているかを確認することが非常に大切だと思います。
>「標準治療」の限界について述べ,ガイドラインを盲目的に信用してしまうことへの警鐘
>標準治療以外は意味がないと考えてしまうことは,”Evidence based medicineの落とし穴”とも云えるでしょう。
>すべてのがん種でガイドラインが整備されたとしても,セカンドオピニオンが不要になることはなく,ますますその必要性が高まる
標準治療から外れざる終えない場合もありますからね。
>終末期などで積極的ながん治療の適応がないと考えられる場合は,患者/家族の願いは特に切実です。患者に向き合い,積極的がん治療ができない理由,緩和を今後の治療の目標とすることを説明するとともに,患者/家族の懸念,真の希望を明らかにし,支援することも必要になります。
これも大切だと思いますが、初めてあった方の心の中にどこまで踏み込めるかでしょうね。
ここまではなかなか難しいと思いますけど。
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ようやく根付いてきたセカンドオピニオンですが、時間がかかるのが欠点ですね。
担当医もうける方の医者も。
以前、セカンドオピニオンで○○がんセンターから帰ってきた患者さんと話しをしていたら、今度は○○病院へセカンドオピニオンに行きたいと言われました。
どうも、私が提示した治療と○○がんセンターの提示した治療が同じなのがイヤだったみたいで。
さすがに、セカンドオピニオンでなくサードオピニオンですよ。
あなたが希望する治療をしてる病院は怪しげなところしかないと思いますよ。
とまで言ってしまいました。
やっぱり、セカンドオピニオンはありでもサードオピニオンはなしでしょう。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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