ときどき、外来診察や救急診察(当直のとき)などをしていてムカッとくることがあります。
このムカッとくる原因ですが多くは医者と患者の医療に関する常識の差から出てきているものだと思います。
例えば、救急外来で
『昨日の夜(もしくはもっと前)から高熱が続いている。』とか
『昼間は様子を見ていた。』
とか言われたら正直ムカッときたり、ガクッときたりします。
医者の考えとしたら、『じゃあ何で、昼間の一般の外来をやってるときに来ないの?』とか夜中だったりしたら『それなら、もう少し早い時間に来れるでしょう。』思うのです。
やっぱり、時間外の診察はエクストラで行っており救急でない事があきらかな患者さんがきたらどうしてもムカッとしてしまうのです。
もちろん、調子悪くなってすぐに連絡をいただいてから受診に来られたら全然ムカッとは来ませんからね。
あと、『昼間は用事があって受診できない』なんて言われたら論外です。
顔は笑っているかも知れませんが、心の中ではムカムカしまくっています。
おそらく、この感覚はほとんどの医者がそうであろうと思います。
一般の外来診察では、自分の外来の時間以外に来られる患者さんが困ったなと思うことが多いです。
もちろん、急に調子が悪くなって来られる場合はいいのですが、平日だし、外来あいてるし『来ました。』みたいな患者さんが困ります。
多くの病院は主治医制であり、初診で診た担当医がその患者さんの主治医となることがほとんどです。
(そうでない病院もありますけど。)
ですので、受診されたときに外来から連絡があります。
外来でない日は、ヒマしているわけではなくて検査や、その他の仕事をしていることがほとんどです。もちろん、ヒマな場合もありますけど。
どうしても、診察に行けない場合がありその時は、外来に出ている先生に代診をお願いします。
代診ですので、また、主治医と相談してください。とかとなる事があります。
代診医ですので、どうしても細かいところがわからなかったりします。
そうした場合に、患者さんにも医者が不機嫌なことが伝わって、患者さんも不機嫌になることが多いんですね。
お互いに不幸なことですよね。
ただし、本当に調子が悪くなったりした患者さんにはそんな風には思いませんから安心してください。
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あと、医者から冷たくあしらわれたと感じたときは、治療の必要性や緊急性の低い場合がほとんどですからね。
なかには、医者の問題もあるかと思いますが。
もちろん、医者の気持ちを知って欲しいだけでお互いにお互いの気持ちが理解できればすきまが、埋まっていい関係が築けるのになぁ。と思っています。
患者さんに絶対そうしろというつもりはありません。
患者さんには患者さんの事情があるのですから。
ただ、医者にも医者の事情があるのです。
こんなことを少し理解するだけでよりよい関係へ行けると思うのです。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
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