この件の発端は福島県立医大が、大動脈瘤(りゅう)治療を受けた患者から、公的な医療保険が適用されない材料費を研究費名目の寄付金として受け取っていた問題がありました。
同大の学内調査の結果が25日発表された。
寄付は2004年度-08年度の5年間に、74人から計約2443万円にのぼった。同大は「寄付は任意で、混合診療にあたらない」と、国が原則禁止する混合診療に当たらないとの認識を改めて示したが、来年度からは、患者や家族に対し、医師が直接寄付を依頼してきたこれまでの方法を改める考えを明らかにした。
福島県立医科大の発表です。
保険適用対象外の材料を使用等した診療に関連する
奨学寄附に係る調査結果等について
正直、この様なことは昔からあったのでしょうね。
おそらく、保険で認められていない治療や検査を行ったほうがいい場合があります。
安い検査などであれば、病院の持ち出しで行っています。
ただし、金額が大きければなかなか難しい。
その場合に、患者さんにお金を請求すると混合診療は認められていないので、患者さんの治療全てが自費診療となります。
そんでもって、寄付という形に落ち着いたのでしょう。
この件に関しても、はじめはそのような流れから行われたものでしょう。
ですので、この件を報道するなら、混合診療についても議論するような形で報道するべきだと思います。
もちろん、混合診療解禁した方がいい面もありますし、アメリカ型の医療システムに移行する可能性があるので悪い面もあります。
もうひとつの問題として、大学病院が独立法人化していることもあげられます。
この福島県立医科大学は、公立なので独立行政法人化しているかどうか知りませんけど。
独立採算性だと、どうしても経営を考えなければならないので細かいことでも負担となってきて、本来の大学病院の目的のひとつである研究が不十分となる可能性もあります。
寄付と診療(自費診療と混合診療)。
この問題は非常にデリケートで難しい問題です。
じっくりと議論して決めなければならないと思います。
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コメント
コメント一覧
コンプライアンスを順守せよってことなんでしょうけど、自費診療できる患者さんが少なければ、研究もまた進まないという面もあると思います。
近所に癌治療で陽子線治療を行う病院がありますが、やはり研究寄付名目で300万円の治療代を公にしています。貧乏人は癌になっちゃだめだなあと、ため息です。
そんで、リークしたような。。。。
>癌治療で陽子線治療を行う病院がありますが、やはり研究寄付名目で300万円
世界レベルで診れば安いそうですよ。
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