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2008.12.30 10:00 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  よっしぃ  | 推薦数 : 0

自治体病院崩壊

今日は暗い話しです。

暗い話しなので、今年中にあげておきたくてアップします。

最近銚子市立総合病院、市立松原病院など自治体病院の閉鎖のニュースをいくどとなく耳にします。

何故かというと、赤字が大きくなっていることが原因です。

少し前ですがyahooのニュースに『公立病院、4年で2倍超の赤字』がありました。

2003-07年度の4年間で自治体病院の赤字が2倍超に増えていることが明らかになった。全国に約1000ある自治体病院の経営が、この数年間で急速に悪化した要因について、総務省の「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」の報告書では、医師不足の深刻化や診療報酬のマイナス改定、地方財政の悪化を挙げており、国の早急な対策が求められている。

ただ、一般の方に箱の事実があまり伝わっていないようです。

銚子市立総合病院は市長のリコール問題となっています。

公約に反して市立総合病院を休止した岡野俊昭・銚子市長の解職請求(リコール)に取り組んでいる「何とかしよう銚子市政・市民の会」の活動を挙げ、「『市民の会』は、本請求に必要な有権者の3分の1を大きく上回る署名を集めている。市民は、公立病院の役割を投げ出した市長にノーを突き付けた。病院問題が市政の在り方を問う課題になっており、市民の取り組みは画期的だ」と指摘した。

市長も赤字があるから泣く泣く病院を休止することにしたのではないでしょうか?

できれば病院の休止など悪い印象を持たれることは誰でもしたくはないですよね。

市長のリコールは簡単に出来ますが、病院の赤字をなくすのは簡単にはできません。

基本は、国の医療費抑制政策が赤字の一番の原因なんですけどね。

松原市は大阪市に接している市であり大阪の南部の医療崩壊もすごいなと感じたニュースでした。

市立松原病院が閉鎖する理由は

・施設が老朽化しているが立て替えるお金がない。

・赤字の拡大と市の財政事情

・医師不足

などをあげています。

詳細はこちらへhttp://www.city.matsubara.osaka.jp/si-joho/08rinji.pdf

この問題は多くの公立病院が抱えている問題です。

医療関係者は知っているのですが、一般の方はあまり知らないようです。

行政も何とかしないとと考えているようですが、いかんせん先立つお金がないためにこんな状況になっているのではないでしょうか?

もちろん、原因はそれだけではなくいろいろな要因が複合的に組み合わさっていますけどね。

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医療崩壊もだんだんと先が見えてきましたね。

くるところまで来てそろそろ崩壊の終焉が見えているのか?

もう少し崩壊しないと終わりがないのか?

医療関係人でが足りないんだから、福祉医療関係の報酬をあげて雇用問題も解決させるように出来ないものですかね。


なかのひと

『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。



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累積欠損金2兆円の構造不況業種:公立病院のリストラが始まる
 年末は忙しく飲み会が終わって、年賀状が終わらず・・・真っ白のまま、なぜか国外逃亡中です。 たぶん、こんな調子だと「更新」はしばらくできないような気がしますが、また来年もよろしくお願いします。  今年... [続きを読む]
posted from 東京日和@元勤務医の日々 2008.12.31 02:40

コメント

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公立病院の崩壊は、行政と少なからず関連があると言えそうですね。

暗い話は、・・・そうですね、出来れば年内にあげるのがいいですよね。
written by azuki / 2008.12.30 17:23
大阪の南部の崩壊は去年くらいから耳にしてましたが、
どんどん進むんですね。
やはり自治体の財政が相当苦しいのでしょうか。

まぁ、大阪府全体が財政難ですけど。

もう今年もあと1日ですね~。
よっしぃ先生、病院の机、片づけてきましたか~(笑)
written by Kei☆ / 2008.12.30 22:14
azukiさん
>公立病院の崩壊は、行政と少なからず関連があると言えそうですね。

そうですね。

公立病院でなくても行政と関連ありますよ。
病院経営には。

Kei☆さん
>やはり自治体の財政が相当苦しいのでしょうか。
そうでしょうね。
どこも、かしこも。

>よっしぃ先生、病院の机、片づけてきましたか~(笑)
今年は、机、そんなに汚れていなかったので。。。。
written by よっしぃ / 2008.12.31 09:18
経営指標と病室をみれば破綻する病院は判ります。
売上が少なくて、経費が高いだけでは潰れませんが、病院に活気がないと必ず潰れます。
医療は全て人手ですから人数が少なければ売上が減ります。
総定員法で病床当りの職員数を制限するので、病床当り売上が低くなっています。
経費を見ると民間病院と比べて馬鹿高くなっています。
公務員ベースですから働きと関係なく勤続年数で高い給与が出ていて、単年度予算制に縛られて材料費が高くなっています。
働かない人ほど給与が高く、熱心な職員へのいじめがある病院は暗いですし、病室が寝たきりばかりも暗い、医師が居なくて医療がおこなわれていないと更に暗くなります。
改善すれば良いのです。
小泉三位一体政策で、交付金が減り、赤字補填ができなくなっても、黒字にすれば潰れるはずがありません。
救急や産科は民間病院だったら稼ぎ頭です。
僻地医療はコストが低く交付金が大きいのです。
税金も払う必要がありません。
赤字になるのが不思議なのです。
written by 近森正昭 / 2008.12.31 14:57
>経営指標と病室をみれば破綻する病院は判ります。

>公務員ベースですから働きと関係なく勤続年数で高い給与が出ていて、単年度予算制に縛られて材料費が高くなっています。

>赤字になるのが不思議なのです。

そうなのですか?
経営に関してはあまり知識がないので。。。

では、きちんと病院経営知識にある方が病院にいて手腕を発揮すれば、赤字病院はなくなるんですね。ほう。
written by よっしぃ / 2008.12.31 17:05
確かに、公務員ベースのため、勤続年数で給料は上がり、働きに関係ありません。そのため、それに反映されて動いている職種の高齢者の多くは、魅力を感じません(もちろん数少ない例外もあります)。その人たちが力を持つのでよい若い人材はいじめられ辞めていきました。その結果が、閉院ではないでしょうか。本当に潰したくなければ、最低でも、とある国立病院のように、公務員タイプでない独法化が必要であったのではないかと思います。しかし、その形態で経営されている病院は未だ多数存在していることも事実です。
 もちろん、これだけではないと思いますが・・・
 しかし、奈良の公立病院の勤務医はなんて安月給で働いているのでしょうか・・・
written by 松 / 2009.01.05 16:54
その通りですね。

赤字の解消を医師の努力に押し付ける行政
肝腎なときに必要な決断ができない行政

解決策はあるのでしょうかねぇ。

みんな、自分の給与を守ることだけで。。
written by よっしぃ / 2009.01.05 22:11

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