まず、先日墨東病院でお亡くなりになった妊婦さんに追悼の意を表します。
その脳出血で亡くなられた妊婦さんのだんなさんが会見されました。
内容をみると本当に心を打たれ、涙が出てきます。
おそらく、つらい気持ちの中、今の医療情勢、などをこの方なりに理解して以下のようなコメントを発したのだと考えられます。
「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている。」
「伝わらないはずがないと思うが、誰も責める気はない。」
「傷ついて辞めるようなことになったら意味がない。絶対辞めないでほしい。」
「墨東病院の医師も看護師も本当に良くしてくれた。彼らが傷つかないようにしてほしい。」
「のど元過ぎれば忘れるのではなく、具体的な目標を持って改善に向かってほしい。何かが変われば『これを変えたのはおまえのお母さんだよ』と子供に言ってあげたい。」
この発言をみて、非常に無念な気持ちが伝わってきます。
無念な気持ちを目の前の誰かに責任を求めるのではなく、原因を分析されて、原因は、こわれつつある医療全体にある事を理解されたのだと思います。
病院の医師を責めても問題は解決しない。
強いて言うなら、今の医療情勢をほったらかしにしていたのが悪い。
これは、理解していてもなかなか出来ることではないと思います。
頭の下がる思いです。
この、1ヵ月にも満たない時間すごく考え、すごく悩み、医療の現場の状況を理解したと思います。
このだんなさんのこのような発言を聞くと、現場の人間としてはもう少し頑張れるような気がします。
ただ、悲しいことは、ことり先生のブログ『夫の会見ー『毎日』の悪意』にもあるように伝え方で全然違う印象になると言うこと。
それと、病院同士の、言った、言わないの件がどうでもよくなったというか、その様なことを伝えるために会見までひらいたこと。
また、行政同士で責任のなすりつけあいをしたこと。
これらの行為、全部、かすんで見えます。
だんなさんの発言は、偉大な力を秘めています。
望まれたように、今の医療情勢をかえるだけのパワーを持っているような気がします。
この言葉の前に、お前が悪いんだと責任の所在を求めたり、責任のなすりつけあいをすることがどれほどむなしいものかよく伝わったと思います。
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今回の件をきっかけに少しでも医療がよくなりますように。
『患者と医者をつなぐもの』も読んでね。
と思っていたら今回の件をきっかけに少しでも医療がよくなりますように。
今日発売の週刊文春に、この件に関する記事がありました。
しかも、続くそうです。
もしかして、文春が売り上げを伸ばしたいから先週のあのタイミングでたきつけたのか?
そうだとしたら、文春、ゆるせません。
あかがま先生も『争いの序曲』なんて、先読みしてますし。
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コメント
コメント一覧
(ことり先生のブログ、読ませてもらいました)
コメンテーターの方々も強く、医療崩壊について熱く語っているのは少し見たんですが。
どれだけの犠牲があっても、たくさんの人達が一生懸命訴えても、現実にはなかなか改善されないんですよねぇ
悲しいですよ・・。
今度こそ、今度こそ本当のきっかけになって欲しいですね。
自分が一番辛いときに、相手のことを思いやれるなんて、
なかなかできないです。
私も見習わなければっ☆
>今度こそ、今度こそ本当のきっかけになって欲しいですね。
悲しいけど、ブログだけでは力不足です。
マスコミの力も必要かと思います。
そのためには、世論が必要。
少しでも、世の中の風向きが変わっていくことが大切です。
5年前は医療崩壊なんて誰も知らない言葉でした。
今は、多くの人が一度は目にしていると思います。
もう少しのような気がしているのですがねぇ。
Kei☆さん
>なかなかできないです。
そのとおりです。
本当に、感激します。
何か、変わりますよね。
昨夜、娘にこの件について聞いてみたら良く知っていました。
今は何でも便の良い場所なので、来月末から住む地域ではどうなのかと二人で考えてしまいました...。
一応、歯だけでもこちらに居る間にケアしておこうと歯医者は通っているんですが。
これから結婚して将来赤ちゃんが欲しい夢一杯の時期に、少し不安も同時に抱えてしまうなんてオカシイです。
勿論、必要以上に不安がる事もないでしょうが それだけもう身近な問題です。
私が救急車で運ばれた際、第三次救急医療機関に運ばれたんですが、もし受け入れ拒否をされていたら、絶望して たとえ一分でもとてつもない長い時間に思えていたんでしょうね・・怖い事です。
だから改めて、感謝したいです!!
まだ悲しみや何にぶつけていいかわからない怒りで理性がなくなってもおかしくない時間の中で、本当にすごい方だなと思いました。きっと亡くなったお母さんもそういう方だったのだろうと思いました。それと対照に「言った」「聞いていない」にはがっかりしました。最初から脳に重篤な症状が疑われるときちんと聞いていれば受け入れしたのでしょうか?
ご主人が悲しみも怒りも押し殺して願った、この尊さを本当に多方面の方々に努力して現実に近づけていただきたいと心より願います。そして一般人の私も素人なりに単一でなく色々なメディアから本質を探り出すようにしていかなくては・・と改めて思わされました。
そんな、娘さんなら何の心配もいらないですね。
うらやましい限りです。
hnimawariさん
救急でみなテンパっているときは送る方が脳出血の疑いがあるなら頭が痛いでなく脳出血の疑いだと言うべきだと思います。
まあ、水掛け論ですけど。
しかも、その後受け入れたのですからその対応について避難するのはあまり良くないと思います。
でも、だんなさんには頭が下がります。
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